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短歌集、時々俳句

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2023年1月の記事一覧

そんなんじゃなくて、ああ、言わなきゃよかった
なんでもないよ、なんでもないよ
(マカロニえんぴつ「なんでもないよ」

あいうえお短歌 か〜こ

あいうえお短歌 か〜こ

あ〜おはこちら!

『か』
「かく」という 言葉は君に 便利らしい
音も流れて お絵描きもReady
(音楽流して!も「かく」だった)

『き』
君ならで 誰にか見せん 口の中
食べてるものを 見せてくるから
(あなた以外の誰に見せようか。食事中の口の中。君がしきりに見せてくるから)

『く』
くつはいて 帽子かぶって 外に出る
雪、見て、触り すぐ帰りたがる

『け』
健康に 悪いよお菓子の 食

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あいうえお短歌 あ〜お

あいうえお短歌 あ〜お

『あいうえおうさま』
という絵本を知っているでしょうか?
ちょっと性格の悪い、でも憎めない王様の感じがいいんですよね〜

それを参考にして『あいうえお短歌』を作ろうかと思いました。
娘が登場人物で。

『あ』
「あっ!」と目を 輝かせた娘(こ) 指を差す
父はあわてて ポテチを隠す

『い』
いつも君は ひび割れたどんぐりが好き
割って匂いを かげるからだね

『う』
うんちしたら おしりたたいて

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短歌26 初雪編

短歌26 初雪編

初雪が積もった今日のことを詠む短歌。

新雪の だれも踏んでない 景色より
誰かが歩いた あとわかるのが好き

缶・ペット 捨てにいくため 外にでる
世界の白さに つい目をつぶる

いつもより ガタゴトゆれる 市内バス
タイヤにしっかり チェーンをまいて

「いいよなぁ 蝦夷に住むのは」「いや、神戸!」と
中学生の ボケとツッコミ

雪は好き 音がいつもより しないから
あと、あしおとが ここちよ

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短歌25 明日のメッセージから

短歌25 明日のメッセージから

自分の原点の御言葉から
ルカ22:31-32
22:31 シモン、シモン、見よ、サタンはあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って許された。 
22:32 しかし、わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈った。それで、あなたが立ち直ったときには、兄弟たちを力づけてやりなさい」。

神のため 勝手に世界を 背負う僕に
あなたのために 祈ったと主は

僕たちは 自分で正しく な

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短歌24 付き合うまで編

短歌24 付き合うまで編

前回の「告白編」の後
妻と付き合うまでを短歌に切り取る。
1ヶ月と3日、返事を待ちましたヨ。

二人とも 思い合ってる 状態を
周りの人らは 恋人と呼ぶ

結婚に 向けて互いを 知っていく
それを付き合っていると言うのだろう

1か月 じっくり答えを 出してくれ
何があっても 友達でいよう

実験の ために岩手に 向かう途中
こっそり手紙を したためる車中
(東北新幹線の中でした。告白した後に書い

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短歌23 一歳七ヶ月

短歌23 一歳七ヶ月

ものすごい勢いで成長している娘。
もう1人でいろいろできます。
買い物に行くと自分であるいてついてきます。
時々会話が通じます。
人間ってすごい。面白い。

階段を 自分で降りたい 一歳半
支えようとする 手を振りほどく

肉ばかり 食べようとする 君にいま
三角食べを 教えてあげよう
(無理)

湯気の立つ スープに息を ふーふーと
君がすると浮く 僕の前髪

「ボーロびと こぞりて」と歌う 寒

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