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短歌24 付き合うまで編

前回の「告白編」の後
妻と付き合うまでを短歌に切り取る。
1ヶ月と3日、返事を待ちましたヨ。

二人とも 思い合ってる 状態を
周りの人らは 恋人と呼ぶ

結婚に 向けて互いを 知っていく
それを付き合っていると言うのだろう

1か月 じっくり答えを 出してくれ
何があっても 友達でいよう


実験の ために岩手に 向かう途中
こっそり手紙を したためる車中
(東北新幹線の中でした。告白した後に書いたラブレターでした)


トンカツを おごるあなたの 誕生日
振っても友で いれると安心
(告白の答えを待っている1ヶ月の間に(今の)妻の誕生日があった。トンカツを食べにいった。このとき、もし断っても楽しい友達のままでいられると安心して答えを考えることができたらしい。ファインプレーだ、おれ。)

三日間 枕を抱いてもだえ苦しむ
なんの意味もなく 走り出してみたり
(1ヶ月後に返事をって話で待ってて、1ヶ月経っても返事はなく、結果にはその3日後に返事をいただけたが、その三日間は「え!なんで?どういうこと?」と狼狽えてしまった。普段は使わない(うつ伏せ寝派のため)枕を抱きしめてあばれたりした笑)

コンビニの 前に止めてた チャリ縛られ
助けた夜に 付き合った二人


君は僕の 不安なことを 書き出して
ひとつひとつ消していったらしい

最後には ストンと腹の 底に落ち
この人で良いと 思えたらしい

うなづいて 君が恋人に なった夜
次の日、会社の 内定式で
(告白の返事をもらった夜。嬉しくて飛び上がった。そして次の日はまさかの会社の内定式でした。同期のみんなに勢いで報告すると言う。人事の先輩、笑ってた)


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【歌で詠む】

何かやれ 何かやれ 
恥をかく自分を笑う人がいるならやれ

何でもやる 何でもやる
自分で楽しんでくれる人がいるならやる
(朝日のように輝きたいなら、より)

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