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症状別子供の悩み解決方法「イライラ・キレやすい」

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出典「軍鶏」橋本以蔵原 たなか亜希夫

キレる10代

私が10代の頃はそんな言葉も使われていましたが、最近でもいうことがあるのでしょうか?^^

子供の頃は何でもない様なことで怒りのスイッチが入ってしまうということがあったのは確かです

これは性格や育ってきた環境の影響もあるかもしれませんが、栄養素も重要な原因の一つであることは間違いありません

とにかくイライラしていたり、怒っている時はなんか食べたらそんな感情もおさまっていくのを経験したことがある人も多いと思います

単純にお腹が減っていてもそんな感情は出てきやすくなるものです

腹を満たすだけではなく、栄養もしっかり満たしてあげて平穏な日々を過ごしたいものです

今回の記事でわかること

・イライラやキレやすい原因の栄養素がわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

必要な栄養素

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ビタミンB6・・・神経伝達物質の材料

→鰹、いわし、さんま、鶏ささみ、バナナ、さつまいもに多く含まれる

ナイアシン・・・神経伝達物質の材料

→豚・牛レバー、たらこ、イワシ、さば、落花生、玄米に多く含まれる

鉄・・・神経伝達物質の材料

→豚・鶏レバー、牛もも赤身肉、鰹、いわしに多く含まれる

イライラしたり、キレやすいといった症状は、子供本人の性格だけではなく、子供の「脳」から発せられる栄養不足のサインかもしれません

ビタミンB6を手軽にとれると言ったらバナナですね

安くて美味しくて手軽なバナナですが、摂りすぎると体を冷やしたり、結石ができたりとデメリットもあるので1日2本までとしましょう

ナイアシンや鉄分は魚を意識して食べることにより補うことが可能でしょう

白米を玄米に変えることでも良い感じに栄養を補給できそうです

難しい人はサプリメントも一つの手段

「イライラ・キレやすい」 ではどんな栄養を摂れば良いのか?

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子供の心や感情のコントロールをするのは、脳内から発信される神経伝達物質で、そのタイプは主に3つあります

興奮系・・・アドレナリンやドーパミンなど、元気ややる気を起こす働きをする

抑制系・・・興奮を抑えるGABAなど

調整系・・・その2つの物質の中立的な立場にある、セロトニンを代表とする

この3つのバランスがとれてこそ、心穏やかに気分の良い状態を維持することができるのです

しかし、興奮系が過剰に分泌されたり、抑制系が不足すれば、興奮系が優位になることになります

すると、完全に戦闘民族サイヤ人モードになってしまい、攻撃的でキレやすくなるという状態を招くのです

つまり、イライラを落ち着かせるためには調整形のセロトニンや抑制形のGABAを増やすことがポイントとなります

「こんな精神的なものが栄養なんかで治るのか?」

そう思う人も多いかもしれませんが、感情をコントロールする脳内の神経伝達物質の原料は、その全てが栄養素です

まず、タンパク質がアミノ酸に分解され、血液によって脳内へと送られ、3タイプの物質にそれぞれ合成されます

このとき、セロトニンやGABAを作るためにはビタミンB群、とくにビタミンB6やナイアシンが必要となります

これらがないと合成ができないので十分な摂取が必要となります

他にこの症状の原因としては、鉄欠乏も考えられます

鉄分が不足すると情緒不安定や集中力低下、キレやすく怒りっぽくなるなどの症状が出てきます

まとめ

感情のコントロールをする脳内の神経伝達物質は全てが栄養素である

なので感情の安定には適切な栄養素の摂取が必須

脳内で3タイプの物質の合成が行われる(興奮系、抑制系、調整系)

このときセロトニンやGABAを作るためにはビタミンB群、とくにビタミンB6やナイアシンが必要となる

鉄分不足は情緒不安定や集中力の低下、キレやすくなるなどの症状が出やすくなる

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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