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2021年1月の記事一覧

独立するなら「好き」OR「得意」どっちがいい?

独立して16年。よく「独立したいんだけど、好きなことで仕事にするか得意なことでするか迷っている」という相談をされる。 「好き」であることは理想であるが、「食べることが好き」だからといって、いきなり飲食店を経営するのはリスキーだし、「走るのが得意」でもそれだけを職業にするのは難しいだろう。 こちらの記事にも書いたが、私自身、「好きすぎて起業した」ケースではない。 周りを見ていて成功したり、続いている人では、一概に「好き」だけで食べていけている人は少ない。 「好きすぎてた

📰小学校のデジタル教科書について

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。 今日は、デジタル教科書について書いていきたいと思います。 目次は、以下の通りです。 1⃣小学校で使っているデジタル教科書とは?デジタル教科書は、その名の通り、普段私たちが使っていた教科書が電子化されたものです。 ✅教科によっては、ムービーやアニメーションが入っていたり、音声による読み上げがコンテンツとして入っていてとても便利な代物です。 私のいるところでは、数年前からデジタル教科書が導入されました。 用意するのが難しい算数の

ベンチャーVS大手論争に終止符を

おはようございます。こんにちは。こんばんは。 cannabisと申します。 今回はベンチャーか大手企業どっちがええの?で「ベンチャーだ!!」と脳死で言う人に「ちょっと待って。」を言うために書いています。 正直、人の人生なので、「なんでお前にそんなこと言われなあかんねん」という気持ちしかないかもしれませんが、今回は本当にベンチャーに行きたい人向けの内容ではないのでご了承下さい。 ベンチャーのが成長できそうと漠然と考えてる人にそうではないと。最善なキャリア選択をして欲しい

アジャイルに関わっている人が読むべき書籍3選

アジャイルという言葉は元々はアジャイルソフトウェア開発宣言から出てきた言葉です。 ソフトウェア開発の分野で出てきて、当初はソフトウェア開発の世界だけで流行ったり廃れたりしていましたが、ここ5年ほどでソフトウェア開発にとどまらず、プロジェクトマネジメントや企業としてアジャイルに取り組むことがよく見受けられる様になりました。 アジャイルに関してもアジャイル開発手法を使うというのではなくアジャイルになるのだと言われたりします。 そういった昨今では、IT問わず様々なかたがアジャイル

若手ディレクターのためのディレクション講座-第2回「提案向けの伝わる書き方」

今回も、ジュニで実際に実施した、若手(新卒〜3年目想定)ディレクターのための制作ディレクションスキル講座を紹介します! 第2回目は「提案向けの伝わる書き方」です。 ディレクターであれば、日々の業務上で文章を書かないということは先ずないと思います。みなさんは、いつも相手に伝わる書き方、できてますか? もしあなたが書く文章が自分に向けた日記ではないのなら、自分以外の誰かにきちんと「伝わる」ことが必須です。 特に、クライアントに向けた提案においては「伝わる」上で、さらに読み手

【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】同業者への営業は最も楽で意味がない

クリエイティブな仕事をいかにビジネスにするかについて、今までの経験を元にお伝えしています。 今回は、「同業者への営業は最も楽で意味がない」ということについて。 今年も引き続きTwitterを強化しています。ぜひフォローお願いいたします。https://twitter.com/umeda_aimpro 実は、ほぼ毎日に値するくらい、同業者の方から営業電話や営業メールが届きます。正直、うんざりするくらいなのですが、私は毎回すごく疑問なのが、なぜ同業者に営業するのか?というこ

「1億売れる営業マン」を育てる課長が大事にしているのは、自分のできる最大限を発揮すること。

「個人で1億円を売り上げた。」 あなたはこれを聞いてどう感じますか?多いでしょうか、少ないでしょうか。業界や組織形態によって、その程度に差は生じますが、大半の人はこれを聞いたら「すごい!」と感じることでしょう。 では、これはどうでしょうか? 「塗装会社で10年間プレイングマネージャーとして1億円売り続けている」 おそらく、ほぼ全ての人が「そんなこと可能なのか!?」と感じるのではないでしょうか。”塗装会社”、”10年間”、”プレイングマネージャー””、”1億円”。ここに

組織開発を勉強するための本

何をもって組織開発というのかということもあるが、まずは私が読んだ組織開発の全体的な部分を解説している本を紹介する。個人的には最近の組織開発本ではなく、1960年代から行われている日本型組織開発の事例を伴った本の方が組織開発とは何かを理解しやすいと思う。各本の書評については順次追加していこうと思うが、すでに書いたものについてはタイトルにリンクを張っているためご覧いただきたい。 組織開発の理論と実践 (日本語) 単行本 – 1972/1/1 幸田一男 (著) 職場ぐるみ訓練の

内省+愛ある批評者の存在

内省だけでは外面的自己認識が低く、影響力の過剰見積もりか、過少見積もりになりがちなのだとか。 2021年が始まり、去年を振り返りながら目標設定をする方も多いのではないでしょうか? 去年読んだ1冊『セルフアウェアネス』によると、 実は「内省」はある意味危険でもあり、自己認識力を高めるには、自分の盲点を他者からのフィードバックで埋めていくことが重要なのだとか。 内容(「BOOK」データベースより) ダニエル・ゴールマンは、EI(感情的知性)の第一の因子としてセルフ・アウェア

「自分を知る」と変わる3つのこと

今このnoteを読んでるあなたは、新年の目標や抱負を考えているかもしれません。 そこで、あなたに質問です。 もしまだ目標を立てていないとしても少し考えてみてください。 あなたは自分のことをどれくらい知っていますか? いきなりそんなこと聞かれても困る、と思ったかもしれませんね。 あなたが学生時代に就職活動をしたことがあれば分かってもらえると思いますが、エントリーシート(自己PR文)や企業面接のために自己分析というのをイヤというほどやったのを覚えています。 僕はアレがも

人生100年時代を豊かにするために社会寿命を延ばす「セルフデベロップメント産業」を共創、SUNDRED / 新産業共創スタジオ プロジェクト紹介その2

100個の新産業の共創を目指す「新産業アクセラレーター」SUNDREDでは、昨年7月の「新産業共創スタジオ」のローンチ以降、社会起点の目的共創からはじまる「新産業共創プロセス」をベースに新産業の共創に取り組んでいます。現在12個の多様な領域における新産業共創プロジェクトが進行中。本日はその中の1つ「セルフデベロップメント産業」についてのnoteです。 SUNDRED / 新産業共創スタジオ プロジェクト紹介その2 セルフデベロップメント産業、メッセージ100年人生(長寿化

新規事業に必要な組織文化への投資 ~『カルチャーモデル』から~

先日、『カルチャーモデル 最高の組織文化の作り方』(唐澤俊輔著)という本を読んだのですが、とても気付きの多い良書でした。 事業を成長させていくには、ビジネスモデルとカルチャーモデルの両輪を回していくことがポイントで、カルチャーは意図的に設計し、言語化し、浸透させることができる。 組織を診て打ち手を考えるうえで、組織カルチャーは重要な要素です。しかし、目に見えないがためにやっかいな存在でした。この本では、これまで感覚的に捉えていたカルチャーの存在を言語化するための切り口が示され

1年で月商億越え。美容D2Cスタートアップの2020年振り返りと2021年意向表明

あけましておめでとうございます。トリコ代表取締役CEOの藤井香那です。ふじかなって呼んでください。 トリコでは美容分析からパーソナライズするパーソナライズビューティケア『FUJIMI(フジミ)』というブランドをつくっています。 全速力で走ってきた2020年を改めて振り返ると「1年間にこんな沢山のことが本当に起こったの?」と信じられない気持ちですが、中でも印象的だった出来事をいくつか振り返ってみたいと思います。 2020年の振り返りその① FUJIMIフェイスマスクのリリ

シリーズA

Globis Capital Partnersの湯浅エムレ(@emreyuasa)です。 「シリーズA」について調べていたのですが、明確な定義が日本でも海外でも見当たらず、実務とリサーチをもとに一度整理してみようと思い至りました。 先にお断りしておくと、こちらの内容はあくまで私の見解であり、GCP内でもメンバーによって多少の違いはあると思います。また、私自身も学んだり考えたりするうちに変わることも十分にあるので、あくまで1人のキャピタリストの現時点での整理として捉えてい