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アジャイルに関わっている人が読むべき書籍3選

アジャイルという言葉は元々はアジャイルソフトウェア開発宣言から出てきた言葉です。
ソフトウェア開発の分野で出てきて、当初はソフトウェア開発の世界だけで流行ったり廃れたりしていましたが、ここ5年ほどでソフトウェア開発にとどまらず、プロジェクトマネジメントや企業としてアジャイルに取り組むことがよく見受けられる様になりました。
アジャイルに関してもアジャイル開発手法を使うというのではなくアジャイルになるのだと言われたりします。

そういった昨今では、IT問わず様々なかたがアジャイルに取り組むことが強いられているのではないでしょうか。
そこで、アジャイルに関する書籍でおすすめの書籍を3冊紹介します。

アジャイルに関してまだよく分からない人がまず読むと良い本を紹介します。

1. スクラムブートキャンプ

1冊目からアジャイルじゃなくスクラム?と思うかもしれませんが、アジャイルを進めていくことになるとほぼ必ずスクラムを行うことになります。
スクラム開発手法のフレームワークを通してアジャイルといものを理解し、推進していくことになります。
フレームワークとしてもきちんとしていて、取り入れやすいのです。
そのため、スクラムというものを理解するのが良いと思います。
スクラムを理解する中で良い本がスクラムブートキャンプです。

スクラムの一連の流れ、知識が最初にまとまっていて、漫画でスクラム開発を導入して成果を上げるストーリーが理解しやすく読みやすいです。
この本1冊読むだけでも、スクラムを始めることができます。
文章もわかりやすく、読みやすいのでこの本でスクラムを理解し試してみることをお勧めします。

2. スクラムマスターザ・ブック

スクラムマスターはスクラム開発をする中の役割の一つです。
スクラム開発をする時に大きく役割が3つに分かれます。

一つ目はプロダクトオーナーです。
アプリや製品を開発する場合は、その要件や責任を負う人です。
システム開発で言うならそのシステムを使って業務をする部署の責任者です。

二つ目は開発チームです。
その名の通り開発をする人たちです。
エンジニアやデザイナーなど製品開発を行う人たちです。

三つ目がスクラムマスターです。
スクラム開発において、開発チーム、プロダクトオーナーが一丸となってアプリや製品、サービスなどの開発を自律的に行えるようにするためにプロジェクトを運営したり、マネジメントしたり、プロジェクトメンバーをリードしていく立場の人です。
チームが主体的に動けるようになるために様々なことをしますが、では具体的に何を行うのか、行えば良いのか、そして何を目指せば良いのか?という答えを与えてくれる書籍です。

スクラムブートキャンプを読み終わったら次に読むと良いでしょう。
おそらくスクラムをまず推進する立場人がなるのはスクラムマスターのはずですから、この本は具体的に何をすれば良いのかや壁にぶつかった時に助けとなる本です。

本の最終章の10分でスクラムは知らない人にまず呼んでもらうとよい章です。
知らない人だけでなく、スクラム経験者なども10分でスクラムの概要、ポイントを抑えられる良いコンテンツです。

3. アジャイルな見積もりと開発手法

2つの書籍と比べてかなり分厚く文字の大きさも小さく、情報量が多い本です。
これを全部読むのは1時間、2時間ではなかなかできないです。
しかし、細かく様々なメソドロジーやアジャイルプロジェクトをする上で今までのプロジェクトと何が違くてどのように進めていけば良いのか、どのような効果があるのかなどの詳細が書かれています。

実際にアジャイルプロジェクトをする際に色々なツールやプロジェクトの計画の見積もりなどにより細かなシチュエーションで使える知識が詰まっています。
なかなか最初に読む本ではないのですが、スクラムやアジャイルの基本的なところを理解してより詳細な知識をつけようと思ったら読むと良い本です。


アジャイルに関してどの本から読めばいいか迷ってたら、この3冊はまずお勧めになります。
他にもたくさんのアジャイルに関する本がありますので紹介していきたいと思います。

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