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子どもと関わる

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記事一覧

自分のものさし・相手のものさし【子どもの想いに寄り添うとは?】

先日の対子どもアンガーマネジメント【なぜ人は怒るのか】の最後に、

「相手を理解し受け止めるということは、自分のものさしで相手を計らず、相手のものさしがどんな長さでどんな形をしているのか想像してみること」

という話をしました。

記事では「怒る」エネルギーを「相手を理解し、受け止める」エネルギーに変換できればという話をしましたが、実際に苛立っているときにそれができるかというといきなりは中々難し

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対子どもアンガーマネジメント 【人はなぜ怒るのか】

子ども相手についきつく怒ってしまい自己嫌悪、という体験は教育関連の仕事をしていたり子育てをしているとかなり多くの人が経験しているのではないでしょうか。

今回は、20代の頃、私が小学校の教員として働いていたときに自分の「怒る」感情をコントロールしようと思うきっかけになった考え方と、今どのようにコントロールしようとしているか、についてお話していこうと思います。

子どもを自分の思い通りにしようとして

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多様性の入口「わかる」「わかった」とは?

家族や職場の人と一緒に行動していて「わかったよ」「それはわかるから大丈夫」とやりとりしたのに後から聞いてみたらこちらが思っていることと違うことをしていて「わかってないじゃん、、」となったことはないでしょうか。

「わかる」「わかった」は確認のときによく使われますが、よく考えてみると非常に漠然とした表現だなと思えてモヤっとする言葉で、同じ「わかる」でも百人百様、同じ意味で使われていることはないように

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