けいこ/畑中景子

「面白く生きる」を応援するプロフェショナル・コーチ。 CTIジャパン ファカルティ。C…

けいこ/畑中景子

「面白く生きる」を応援するプロフェショナル・コーチ。 CTIジャパン ファカルティ。CPCC®️, PCC, TLCCP, Bigger Game認定トレーナー。ポッドキャスト・独立後のリアル。神保町・ここみち書店(PASSAGEbis!内)。INSEAD MBA。

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記事一覧

自分の中の、嫌いな自分

「自分のこういうところは嫌いだなー」と思うところ、ありますか? 私は、もちろん、あります。 たとえば、ファシリテーションをしているときなどは、 「あー、どうして…

ダメな自分にOKを出す

これ、私の以前のコーチから出された宿題です。 その後も、自分の体に変な力が入っている、思考がぐるぐるしている、などと気づいたときは、何度もこの言葉を思い出して、…

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会社を辞めたいと思ったら、すべきこと。

長く勤めた会社を退職して4年半以上経ちますが、時々、会社を辞めたいという声を聞いたりします。 コーチングでも、キャリアチェンジは、個人クライアントの方のとてもよく…

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仕事が面白くないのは、誰のせいか。

私が、「仕事が面白い」と感じるようになったのは、だいぶ遅いです。 社会人になって9年目になってからくらい。 (これに限らず、全般に、いろんな気づきや成長は遅い方で…

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孤独がなくなる未来

先日、日本橋方面に出かけたついでに、たまたま入ったカフェで真新しい体験をしました。 ポッドキャストでレポートしたら反響いただいたので、noteでもシェアさせていただ…

17

なるようになる、なるようにしかならない。

今日のタイトルは、最近のコーチングのセッションから取りました。 (クライアントの許可を得て書いています。) とても誠実なクライアントさん。 物事に向き合おうとなさ…

14

「AIに仕事を奪われる」が現実になった話

2023年2月に「ChatGPTの衝撃:人間の仕事の行く末」という記事を公開しました。 ChatGPTが日本でも騒がれ始めた頃です。 まだ比較的初期だったこともあり、たくさんスキマ…

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占いとコーチング、頼れるのはどっち?

フィガロ・ジャポンさんの2024年8月号に取材で協力しました。 お話したのは、コーチングについてです。 『madame FIGARO japon (フィガロジャポン) 2024年8月号』 特集…

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人が最も後悔すること トップ10

6月は、フランス、スペイン、ベルギーに2週間と少し、行ってきました。 目的は、人に会うことでした。 古い友人との再会と、新しい出会いと、両方がありました。 とても…

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それは本当に「当たり前」?

6月になりました。 5月は、気持ちや体調を崩していた方も少なくなかったようです。 少し体調を崩したりすると、それまで心身が健康な状態であったことに大きな感謝の気持…

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トップがコーチをつけるといい理由(後編)

前回に続き、トップがコーチをつけるといい理由の後編です。 私がエグゼクティブコーチングにおいて最も価値あることだと思っていること。 それは、「どこにも見せられな…

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トップがコーチをつけるといい理由(前編)

チームや組織をリードする立場の方々向けてのお話をここまで数回続けて書いてみました。 今回は、トップがコーチをつけるといい理由について。 前編として2つご紹介しま…

21

リーダーにまず一番最初に身につけてほしいスキル

先日、「リーダーになったら、まずどんなスキルから身につければいいですか?」という質問をいただきました。 皆さんだったら、なんと答えますか? 私は、少し考えてから…

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自分のインパクトを知るにはどうしたらいいのか

前回の記事「リーダーには、どうしても知っておいてほしいこと」はお楽しみいただけましたでしょうか。 なかなか痛かった、と言う声も頂戴しました。 今回はその続きです…

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リーダーには、どうしても知っておいてほしいこと

今回から数回、組織やチームを組織を率いるような立場にいらっしゃる方々に向けて書いていこうかと思います。 私が関わらせていただいているクライアントさんの中にも、こ…

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祝・ここみち書店1周年

4/3で神保町PASSAGEbis!に「ここみち書店」をオープンして丸1年になりました! この1年で旅立った本は、165冊。 1冊も売れないかも、と覚悟していたので、自分なりには大…

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自分の中の、嫌いな自分

「自分のこういうところは嫌いだなー」と思うところ、ありますか? 私は、もちろん、あります。 たとえば、ファシリテーションをしているときなどは、 「あー、どうしてそういう関わり方しかできないのかな……」とか、 「あー、どうして私が話し始めると、こういう雰囲気になってしまうんだろう」とか。 また、ポッドキャストなどをしていると、配信を自分で聞くことになるので、顕著です。 「あー、どうして、ここ、もっと膨らませられなかったんだろう」とか、 「あー、もっとマシな返しがあるだろう

ダメな自分にOKを出す

これ、私の以前のコーチから出された宿題です。 その後も、自分の体に変な力が入っている、思考がぐるぐるしている、などと気づいたときは、何度もこの言葉を思い出して、自分で使っています。 自分のクライアントさんにも、この宿題を出すこともよくあります。 頑張りすぎてしまう自分。 考えすぎてしまう自分。 心配しすぎる自分。 怖がる自分。 傲慢な自分。 頑固な自分。 優柔不断な自分。 煮え切らない自分。 人目を気にする自分。 負けず嫌いな自分。 極めたい自分。 こんな自分、全部いる。

会社を辞めたいと思ったら、すべきこと。

長く勤めた会社を退職して4年半以上経ちますが、時々、会社を辞めたいという声を聞いたりします。 コーチングでも、キャリアチェンジは、個人クライアントの方のとてもよくあるテーマです。 経験を活かしてひょいひょいと転職していく方もいますが、そんな方々ばかりでもありません。 「採用されるだろうか」「自分は使い物になるだろうか」「すぐクビを切られたらどうしよう」、 また、独立であればもっと原始的な話で、「食べていけるだろうか」などの心配が出てきます。 生存に関わることなので、当然と思

仕事が面白くないのは、誰のせいか。

私が、「仕事が面白い」と感じるようになったのは、だいぶ遅いです。 社会人になって9年目になってからくらい。 (これに限らず、全般に、いろんな気づきや成長は遅い方です。) そのきっかけは、その前年のMBA留学先でのクラスメイトたちとの会話でした。 つまらない仕事と思っているのは自分だけ 留学先では、世界各国の、同世代(多くは自分より年下)のエリートたちと沢山出会いました。 最初にすることといえば、自己紹介。 みんなキャリアに関心がありますので、「今までどんな仕事してたの?

孤独がなくなる未来

先日、日本橋方面に出かけたついでに、たまたま入ったカフェで真新しい体験をしました。 ポッドキャストでレポートしたら反響いただいたので、noteでもシェアさせていただきます。 そのカフェとは、 「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」 または 「Avatar Robot Cafe DAWN ver.β」(英語名) ウェブを見ていただくとわかるのですが、受付や食事を運ぶのを、宇宙人のような形をしたロボットが対応してくれます。 そして、おしゃべりの相手もしてくれます。 で

なるようになる、なるようにしかならない。

今日のタイトルは、最近のコーチングのセッションから取りました。 (クライアントの許可を得て書いています。) とても誠実なクライアントさん。 物事に向き合おうとなさるし、そのための学びにも熱心です。 いろんな困難も、努力したり、我慢したり、内省したりして乗り越えていらっしゃいました。 だから、何か新しい困難が立ち現れると、「なんとかしよう」という姿勢になります。 「なんとかできるはず」という気持ちもきっとあるのだと思います。 確かに、自分の能力の範囲で完結できることならば

「AIに仕事を奪われる」が現実になった話

2023年2月に「ChatGPTの衝撃:人間の仕事の行く末」という記事を公開しました。 ChatGPTが日本でも騒がれ始めた頃です。 まだ比較的初期だったこともあり、たくさんスキマークをいただきました。 その記事の中で、 「本やネットを調べればわかること、機械的でロジカルな判断、間違いを正すだけの仕事などであれば、近い将来、もう人間がやる必要はなくなりそうです。 私の職業であるコーチングも、通りいっぺんの質問だったら、もう人間じゃなくてもできてしまいそうです。」 と書きまし

占いとコーチング、頼れるのはどっち?

フィガロ・ジャポンさんの2024年8月号に取材で協力しました。 お話したのは、コーチングについてです。 『madame FIGARO japon (フィガロジャポン) 2024年8月号』 特集:占いで拓く、未来。 取材協力箇所:P.76 「問題解決の道を探る、カウンセリング、コーチング、メンタリングとは?」 袋綴じ付録:2024年下半期 石井ゆかり 星占いスペシャル 表紙(SEVENTEEN JEONGHAN & WONWOO)は2種類あります。 「占い」特集号に「コー

人が最も後悔すること トップ10

6月は、フランス、スペイン、ベルギーに2週間と少し、行ってきました。 目的は、人に会うことでした。 古い友人との再会と、新しい出会いと、両方がありました。 とてもゆったりとした日程で予定を組み、それぞれの人と、お茶を飲みながら、海を見ながら、街を歩きながら、食事をしながら、サウナに入りながら、いろんな話をしました。 会ってみて話しているからこそ聞けることや感じることがあったなぁと思います。 超ベストセラー「夢をかなえるゾウ」の第4巻「ガネーシャと死神」で、 死神が「人が

それは本当に「当たり前」?

6月になりました。 5月は、気持ちや体調を崩していた方も少なくなかったようです。 少し体調を崩したりすると、それまで心身が健康な状態であったことに大きな感謝の気持ちが湧いてきます。 体調を崩すに至った不摂生を反省したりもします。 なのに、また健康になると、またすっかりそれを忘れてしまう。 人間って勝手なものです。 生まれた時から、私たちが眠っている間も、臓器という臓器は一時も休まずに活動し、細胞は生まれ変わり続けている。 そんな奇跡的なことすらも、私たちはいつしか「当

トップがコーチをつけるといい理由(後編)

前回に続き、トップがコーチをつけるといい理由の後編です。 私がエグゼクティブコーチングにおいて最も価値あることだと思っていること。 それは、「どこにも見せられない自分、他では話せない話を出せる場になる」ということです。 人は、日々の生活の中で沢山の役割と関係性を持っています。 親、パートナー、兄弟姉妹、息子/娘、上司、部下、同僚、友達など、男性も女性も一人の人がいろんな顔を持っています。 そして、それぞれの場所で、それぞれに相応しいと思う顔と振る舞いをしています。 親な

トップがコーチをつけるといい理由(前編)

チームや組織をリードする立場の方々向けてのお話をここまで数回続けて書いてみました。 今回は、トップがコーチをつけるといい理由について。 前編として2つご紹介します。 ●自分のインパクトを知る機会になる コーチとの関係も一つの人間関係なので、ここでのやりとりには、普段のご自身のコミュニケーションスタイルがそのまま表れます。 日常の仕事では、年齢や役職が上がるにつれて、ご自分がどう見えてどういう印象を与えているのかを教えてくれる人は少なくなりますので、 コーチがセッションの

リーダーにまず一番最初に身につけてほしいスキル

先日、「リーダーになったら、まずどんなスキルから身につければいいですか?」という質問をいただきました。 皆さんだったら、なんと答えますか? 私は、少し考えてから、「”聴く力”を磨くと良いと思います」と答えました。 いろいろな実用書や成功本も、実は、ほとんどの場合、このことを言っています。 超ベストセラー「人は話し方が9割」も、話すスキルの本かと思いきや、実はこんなことが書いてあります。 少し前に流行ったビジネス書「LISTEN」も、帯の言葉は”「聞くこと」は最高の知

自分のインパクトを知るにはどうしたらいいのか

前回の記事「リーダーには、どうしても知っておいてほしいこと」はお楽しみいただけましたでしょうか。 なかなか痛かった、と言う声も頂戴しました。 今回はその続きです。 周囲へのインパクトは自分では全ては把握できないということはわかった。では、「自分のインパクトを知るにはどうしたらいいのか」。 私が、大事だなと思っていることを、3つ紹介します。 ●相手の反応をよく見る 自分の言動で、相手が元気になっているのか、力を削がれているのか。 相手の雰囲気やエネルギーの変化を見ます。

リーダーには、どうしても知っておいてほしいこと

今回から数回、組織やチームを組織を率いるような立場にいらっしゃる方々に向けて書いていこうかと思います。 私が関わらせていただいているクライアントさんの中にも、このような立場の方、あるいは、これからそうなって行かれる方が多くいらっしゃいます。 その方々に知っておいてほしいこと。 それは、「自分の放っているインパクトに意識的であれ」ということです。 私たち一人ひとりは、どんな人であれ、何らかのインパクトを放っています。 言動はもちろんのこと、何もしなくても、ただそこに座ってい

祝・ここみち書店1周年

4/3で神保町PASSAGEbis!に「ここみち書店」をオープンして丸1年になりました! この1年で旅立った本は、165冊。 1冊も売れないかも、と覚悟していたので、自分なりには大健闘です。 お越しくださった方、お買い上げくださった方、ありがとうございます。 エレベーターでしかいけない隠れ家のような3階の 56cm × 22 cm × 28.5cmという小さな書店。 正直、利益は出ませんが、著者と本と読者の出会いの橋渡しをできていることがとても嬉しいです。 「本が