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占いとコーチング、頼れるのはどっち?

フィガロ・ジャポンさんの2024年8月号に取材で協力しました。
お話したのは、コーチングについてです。

『madame FIGARO japon (フィガロジャポン) 2024年8月号』
特集:占いで拓く、未来。
取材協力箇所:P.76 「問題解決の道を探る、カウンセリング、コーチング、メンタリングとは?」

袋綴じ付録:2024年下半期 石井ゆかり 星占いスペシャル
表紙(SEVENTEEN JEONGHAN & WONWOO)は2種類あります。


「占い」特集号に「コーチング」?

首を傾げる方もきっといらっしゃいますよね。
私は、今回お声がけいただいて、ありがたいなぁと思いましたし、そのセンスが素晴らしいなぁとも思いました。

日本人は、何か悩み事があると占いに頼る傾向があるようで、その市場規模は1兆円を超えるそうです*。
確かに、おみくじから始まり、星座、手相、血液型、姓名判断、動物占い……と、日本にはありとあらゆる占いがありますね。

一方、日本のコーチングの市場規模は2019年で300億円(コーチ・エィさん調べ)**。
これは企業案件のみでのコーチングだと思うので、個人が利用するライフコーチングはさらに小さいものと思います。

世界に目を向ければ、2019年の米国のビジネスコーチング市場は約150億ドル(当時の為替では約1兆6千億円)という情報も**。
個人のレベルでも、悩みがあるときにカウンセラーやコーチの助けを借りるのは、極めて普通な選択肢の一つです。

日本でも、コロナ禍を経て、だいぶコーチングの認知度も高まってきましたが、世界に比べればまだまだです。

*オリコンニュース(2023/6/20)
**日本経済新聞記事(2020/5/8)

「占い」は、情報や答えを外に求めるものと言えるのではないかと思います。
目上の人や権威者に教えを乞うのが一般的な日本では、占いが好まれるのは、わかる気もします。

一方のコーチングは、それをコーチに伴走してもらいながら、自分の内側に見つけにいく。
「私はどう感じているのか」「私はどう思っているのか」
セッションの中で、そういったことを一緒に明らかにしていきます。
その時に、コーチがクライアントの様子を反映したり、コーチが感じる直感も投げかけたりすることで、いろんなヒントも得られます。
また、占いと大きく違うのは、それらが「情報」ではなく、セッションの中での「体験」として残るので、気づいたことは無視できなくなり、行動変容につながっていくというところがあると思います。

占い師から教えてもらったもの、コーチングの過程で自分で気づいたもの。それらをどのように頼りにし、どのように使うのかは、これもまたご自身次第。

取材では、コーチングがどのようなものなのかを話していて、
顔写真と一緒に、インタビューに回答したことを上手にまとめていただいています。
また、カウンセリング、メンタリング業界の方の取材と並列されていて、
この3つはどのように違うのか、といったことも読むとわかる記事になっています。
ぜひお手に取ってみてください。

ちなみに、私は、評価・判断されるのが好きではなく、またネガティブな情報に影響を受けやすいので、吉凶が出るおみくじや、ランキング形式になっているものは、基本的には引かない・見ないようにしています。
一方で、生まれた年や星回りによってもたらされる特性やバイオリズムがあるという考え方には納得していて、星座ごとの特徴を踏まえて励ましたり気をつけるべきところを教えてくれる「しいたけ占い」や石井ゆかりさんの星占いは好きです。読みながら、自分の現状をふりかえったり、先をイメージしたりなどして、活用させていただいています。


また、フィガロさんのオンラインメディアで連載させていただいたリンクも貼っておきますね!

では、今日もよい一日を!

◆今日の写真は、本文で紹介した雑誌の表紙。

この記事は、2024年7月3日配信のここみち便りをリライトしたものです。
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●madameFIGARO.jp 連載(全4回)
「アール・ドゥ・ヴィーヴルを探して。」

#1 あなただけのアール・ドゥ・ヴィーヴルの見つけ方。

#2 眠っている「自分の本心」を目覚めさせる方法は?

#3 美学のある人になるために、必要な「勇気」とは?

#4 心と身体が教えてくれる、あなただけの「美学」。そこから始まる新たな旅。


●本文で紹介した雑誌



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