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D1430_1/山好きのあいつと、1分ラーメン

 もう35年も前、いっしょに仕事をしていた人で、高所の山岳登山が趣味だった人物がいた。今、生きているかどうか微妙、事故で死んでいて当たり前だから。
 その人が言っていた山で食べたいものが明星クイック1という非常に速いラーメンだ。それが、ひさしぶりに、名前を変えて登場。私は、クイック1は食べたことがなく、初めて、きっとやや味を変えたものを、食べた。(ラーメンに詳しい人によると大昔明星から、青春という名のラーメンという1分ラーメンが、クイック1とは別にあったらしい。)
 明星クイック1は80年代に登場したのではないか。それが、あっというまに消え、高所登山者たちは愕然としたという。熱いラーメンが山で食べられるということができなくなったからだ。
 10年前あたりに明星クイック1復活をちらっと知ったが食べる暇もなく、また消えた。
 あの山好きの男が、オレンジのダイヤル盤の自動巻きの時計をしていて、オレンジが山では一番、パッと見えて間違えないとか、クォーツは寒さで止まるかもとか言って、オレンジの自動巻きを使っていて、最近気になって私も所有してみた。
 ハッキリ言って、オレンジ文字盤は特に見やすいほうではない。恐らく、山に登る他の隊員とで、存在の視認性になるのだろう。あとクォーツを嫌がる理由は見えてきた。クォーツの場合、電池交換後、20気圧防水処理で蓋を閉じてもらわないと、高山ではガラスの内側が曇る。今でも時計屋に電池交換のあと、20気圧防水の話をすると、めんどくさがれる時代。そのため、山へ行く人は、電池交換不要な自動巻きやCASIOのタフソーラーを好む。

熱湯1分の文字がまぶしい

  とにかくだ、10年前うっかり食い逃し、やっと明星の1分ラーメンを食べて、山の上の気分を共感した。とにかく熱い。

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 地球温暖化を防止しましょう。熱いラーメンを食べることは矛盾していて辛いですね。

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