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【「カチン」ときたときこそ自由になるチャンス(3/4)】

目の前の相手の言動や振る舞いに、
とっさに「カチン」とくること、
ありませんか?

実は、その「怒り」には、
「盾」のように、
あなたのこころを護る役目があります。

でも、どうして、
とっさに「怒り」を使って、
自分のこころを護らずに
いられなくなるのでしょうか?

この記事では、

(1)とっさに「怒り」を使って
   自分のこころを護らずにいられなくなる
   カラクリ(その1)
(2)とっさに「怒り」を使って
   自分のこころを護らずにいられなくなる
   カラクリ(その2)
(3)「怒り」の火種を特定する方法(この記事)
(4)「怒り」の火種を消す方法

を書いていきます。

*********

(2)「怒り」の「火種」を特定する方法

人間関係をどんどん壊していく
「怒り」の「火種」を特定する方法
さっそくお伝えしていきますね。

まず、
ご自分が「カチン」ときた
相手の言動や振る舞いに対して、
湧き上がってきた「自分の思い」を書き出します。

書き出しながら、
ノートや紙にその思いをぶつけて下さい。

次に、

相手の言動や振る舞いが、
自分の脳にどう認識されたのか?

をみていきます。

最後に、

そのような個別のプログラムが
一体、いつどんなきっかけで、誰との関係性から、
インストールされてしまったのか?

をみていきます。

具体例を挙げます。

例えば、私の場合、
ある定期開催中のWebセミナーに参加した際、
講師が、
「誰が参加しているとか、まったく気にしてない」
と言ったとき、とっさに、
その言葉が矢のように、私のこころに突き刺さって、
怒りが噴出し、深く傷つき、悲しくなった
ことがありました。

その反応が、自分でも驚く程大きかったので、
これは、おかしい、と思い、
まず、湧き上がってくる思いをこんな風に書き出しました。

・万障繰り合わせて参加しているのに、
 その言い方はないだろう!(怒り)
・まるで、私が、参加してても、参加してなくても、
 どちらでもいい、みたいに言われて不愉快!(怒り)
 自分という存在を粗末に扱われた!(悲しみ)
・何で、そんなひどいことを言うんだ!(反発)
・私が一体何をしたっていうんだ?(被害者意識)
・そんなことを言うんだったら、もう参加しない!(反発)

次に、
その講師の言葉を自分がどう認識したのか?
をみていきました。

すると、講師の言葉が、私の脳に、
「おまえは、いてもいなくてもいい存在」
と認識されていたことが分かりました。

さらに、
そのような個別のプログラムが
一体、いつどんなきっかけで、誰との関係性から、
インストールされてしまったのか?

をみていくと、

私が母のお腹の中にいた頃、
父との関係性からインストールされてしまった
ようでした。

具体的には、、、

私が母のお腹の中にいた頃、
一時的に経済状況が悪く、
業を煮やした母が、父に向かって

「お金がないのに、この子をどうやって育てるの?」

と言ったとき、追い詰められた父は、思わず、

「そんなに、金、金、言うんやったら、
 お腹の子なんて、堕ろしてしまえばいい!」

と、言ってはいけない一言を発していたんです
(→事実と亡父に確認済み)。

逃げ場のない母のお腹の中で聞いた父の言葉から、
私の脳に、

「私はいらない子」

という誤った認識プログラムが
インストールされた
ものとみられました。

あなたの人生にも、
今回の「トラウマ反応」が起こる原因となった
何らかのつらい「トラウマ」記憶が
あったのかもしれませんね。

その「トラウマ」記憶を簡単に特定する方法があります。

潜在意識を表す筋肉の反射を利用したテストの一つである
「Oリングテスト」というものを用います。

【保存版】オーリングテストの方法
https://youtu.be/2PyzeOA3jgY?si=XFKeb-Ab8kVlkLO6

ぜひ一度やってみて下さいね。

慣れないうちは、
正確な答えを得られにくい場合もあります。

その場合は、

・グラウンディング

①自分の身体が、木の幹になったイメージを作る

②その木から力強く枝葉が上方に伸びていくイメージと、
両足から根が、地中へ伸びていくイメージを作る

③ゆっくり息を吐きながら、根を地中に伸ばしていく。
十分に根が伸びたら、足の底を通って
根から空気を引き上げるように息を吸い込み、
同じように、吐く息を(足裏から)送り出す。

・センタリング

①片方の手の指を、少し指同士が重なるように、
隙間なくそろえて、まっすぐ伸ばす。

②指先を、まず、鎖骨の中央部分にあてがい、
胸腺の周りに直径25㎝程の円を描くように、
反時計回りに、2.5㎝程の間隔で、
トントントンと叩くことを、20回程繰り返す

をしっかりしてから確認してみて下さいね。


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