とよたまファンクショナルデザイン

故障予防や回復、身体機能の向上とその最適化にアクセスするための情報を発信します。アスリートにはアスリートとして、ビジネスパーソンにはビジネスパーソンとして、それぞれの生き方に沿った「最大のパフォーマンスを発揮するためのヒント」をお送りしてまいります。

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    最近の記事

    トップリフターのフォームを神経生理学的に分析し、ジャークのスランプを脱する47歳草リフター

    https://youtube.com/shorts/gGFBvO4I4FU 私事で恐縮ですが、近く大会がありまして、絶賛悪あがき中です。 以前よりクリーン&ジャークのジャークの部分が上手くゆかず迷子状態だったのですが、スペインLydia Valentin選手の動画を拝見し、神経生理学の知識を動員して分析し、上手くゆかない原因が理解できました。 私に足りなかったのは膝の使い方でした。 カギとなるのは四頭筋の伸張反射です。 そして効率的に伸張反射を引き出すためのポイントはリ

      • 心臓と第二胸椎と肩関節周囲炎

        時折、内臓由来と思しき肩関節の故障を診ます。 さて今日は、そんな肩の故障を負ったAさんの話です。 (ご本人に許可をいただいての掲載です。) 50代女性、バリバリのキャリアウーマンのAさん。 Aさんは狭心症の既往があり、数年前に冠動脈にステントを入れているのですが、術後は元気いっぱいスポーツ(テニスとウエイトトレーニング)を楽しんでいる、アクティブな方です。 一月ほど前、ウエイトトレーニングの後(ベンチプレス)から肩の痛みが現れ、夜間痛のため眠れなくなり、シャツを脱ぎ着する

        • ベンチプレスで同じ肩を痛めるメカニズム

          治療では痛めた個所に目が向きがちですが、痛めた個所に無理を集める背景要因への手入れのほうが治療上けっこう重要だったりします。 例えば、ベンチプレスで痛めた肩の治療では肩関節ばかりに目が行きがちですが、肩に負担を集めてしまう原因が胸郭にあるということを忘れてはいけません。 いつも同じ側の肩や肘を痛めてしまうというケースでは、胸郭が痛めた肩の逆方向に捻じれています。 確認に仕方は簡単です。 椅子に座って身体を左右に捻じります。 すると回りやすい側と回りにくい側がはっきりします

          • 高齢者は歩けばいいの嘘

            コロナの勢いも(安全かどうかの根拠はさておき)一先ず落ち着きつつある東京。 屋外ではマスクも外すなどの指針(?)が示されるなど、徐々に日常を取り戻す方向に進んでいる今日この頃。 とはいえ、下げ止まっているこの状況はリスクの高いご高齢の方々にとってはまだまだ不安の絶えない日々なのかもしれません。 引き続き、リスクの低い世代の我々(いやアラフィフの私はすでにリスク群か!?)には思いやりのある行動が求められるのかもしれません。 さて、 この頃は昼間の治療にいらっしゃる患者さんの

            【ボクシング】村田諒太 対 ゲンナジーゴロフキン戦

            先日、いやもう数週前の話。 ふとAmazonプライムを開くと「村田諒太VS.ゴロフスキン」が公開になっておて、すでに9回でTKOという結果は知っていたのだけれど、熱い試合だったと聞いていたので観てみることに。 ゴロフスキンが手数も有効打も圧倒しているけれど、村田選手のボディブローも効いていて『ひょっとしたら』と思える場面も数多くありましたね。 スマホの画面を食い入るように睨み、いち観客として二人のドラマティックな戦いに感動しつつ、 一方で、冷めた目で観ている自分がもう一人。

            オリンピックリフトがやり放題!!ONIGYM24東大阪本店でYOUTUBEの撮影してきました

            さて、コロナも落ち着きつつある今日この頃。 いつまでもつのか不確定要素をはらみつつではありますが、 つかの間(でないことを祈りつつ)の日常が戻ってきました。 県境をまたぐ移動も緩和され、飲食の制限もおおむね解除。 そこを受け、コロナ禍で控えてきたYOUTUBEのコラボ企画も収録を再開しました。 収録遠征第一弾(続くかは不明)は大阪。 2020年、大阪にウエイトリフティング(オリンピックでみる重量挙のほう)がやり放題という 珍しい24Hジムがオープンいたしまして、

            十代へのワクチン接種と心筋炎

            先日、YOUTUBEチャンネルで私のワクチン接種の体験談を公開したところ、接種に不安がある方からのコメントをいただきました。 コメントは以下の通り。 「来週の月曜日ファイザーワクチン接種するのですが怖いっす。」 動画ではワクチン接種にさほどの抵抗はなかったといいましたが(確かに抵抗はなかったのですが)いざ打つとなると『万が一ってことはないよね…』と何とも不気味な心持になったのも事実。 それを踏まえて、コメントへの返信は以下となりました。 「接種の不安、当然のことと思い

            再生

            Hips Mobility @Internal Rotation 股関節内旋のエクササイズ

            ソフトジムボールで行う股関節の内旋モビリティエクササイズの紹介です。 反射のメカニズムを使っているので誰にでも簡単に大きな変化を引き出せます。 お役立ていただけましたら幸いです。

            ワクチン2回目接種

            昨日、新型コロナワクチン(ファイザー社製)2回目の接種を済ませてきました。 1回目の接種で発熱や脱力感が数日続いたので、ちょっと心配していたのですが、2回目の接種当日は全くと言っていいほど何もなく、あっけないほど無事に済みました。 けっこう警戒してたので、すっかり安心してウエイトリフティングの練習もしっかりしてしまうほどでした。 翌日も注射したあたりの痛みもほとんどなく、だるさも熱も脱力感もなく、いたって良好! 『ひょっとして食塩水だったんじゃァ…』とワクチンの入れ忘れを疑

            腸腰筋滑液包炎|スクワット時の股関節痛

            クロスフィットを嗜むAさん(40代男性)の相談は左股関節前面の痛み。 久しぶりのワークアウトでバックスクワット、スラスター(フロントスクワットからのプッシュプレス)をしこたまやって痛めたとのこと。 普通にしゃがむ程度ではさして痛まないのだけど、多少の重り(30~40)を担いでしゃがむと股関節の付け根を前から後ろへと突き抜けるような痛みが走るといいます。 この場合、股関節インピンジメントという故障を疑います。 経験上、内転筋・小殿筋・外閉鎖筋・ハムストリングス・腰方形筋・起

            第一回ワクチン接種、二日後

            昨日の朝は若干節々が痛みましたが、今朝はそうしたこともなく起床。 この日も8時間睡眠をとり回復に努めたものの、身体は重く… 体温は36.9といつもより0.5度ほど高め。 注射をした肩は圧痛はあるものの膨れ上がることもなく、肩を動かすのもわずかな痛みはあるものの問題なし。 その後、お昼ごろに検温すると36.6。 なんとなく気だるいが、寝不足の日とコンディションは変わらないので困ることもなく治療をしています。 昨日は治療ごとにぐったりしていましたが、今日はそんなこともなく「快調

            コロナワクチンを打ってきました|接種一回目

            昨日7/1、第一回目のコロナのワクチン接種を受けてきましたので、私の場合の接種後の身体の反応についてお伝えしたいとおもいます。 最近では患者様にも接種経験者が増え、 「先生はまだなの?」 とか 「受けるの抵抗あったりします?」 なんて聞かれることもしばしば。 実際のところはといえば、接種自体にはさほど不安もなく、順番が来たら普通に受ける気満々でした。 10日ほど前になりましょうか。 ご縁のある方からの紹介をいただき、7/1(これを書いている前日)にワクチン接種を受けること

            腱鞘炎と更年期障害

            不思議なもので、女性によく見られる腱鞘炎やドケルバン病(母指伸筋腱の腱鞘炎)って50代から増えてくる。 しかも、難治性が多い。 理由は、故障の背景にエストロゲンという女性ホルモンの減少です。(と、私は考えている…) エストロゲンの低下は関節周囲の滑膜に浮腫を起こすんです。 丁度そこには手指を動かす腱があり、それを支える腱鞘、支帯といった組織があります。 それらがむくむと摩擦が生じやすくなり、結果として腱鞘炎や腱炎が現れます。 なので、通常の治療になかなか反応しないケースでは

            先生は誰に治療してもらうんですか?

            「先生は誰に治療してもらうんですか?」 ときおりそんなことを聞かれる。 先日もそんな質問があり、 「自分の専門の範囲であれば自分で治します」と答えると、 「病院はいかないんですか?」と返ってきた。 もう1年ほど前のことになるだろうか? 頚のMRIを撮ったことがある。 もともと頸椎と腰椎は歳不相応にヘタっているといわれたのが20歳のこと。 おかげで30代は自分の身体を台に神経痛の治療を模索することができた。 そして40代に入り、治療のその先に機能向上のための運動に目が向く

            なぜコロナワクチンの接種で腕が上がらなくなるのか?

            コロナワクチンの副反応の中に「腕が上がらなくなる」というものがありますよね。 そう聞くとなんだかコロナワクチン独特の副反応のように聞こえて怖くなりますが、これ、意外とインフルエンザのワクチンなんかでもときおり見られる症状なんです。 この「腕が上がらなくなる」という不思議な症状の犯人は三角筋への筋肉注射です。 本来、腕をあげる(外に開く:外転)動作では上腕骨頭が肩甲骨の関節面を下に滑り降りるように転がります。 これが、三角筋の緊張が強くなりすぎると肩峰という肩関節の天井に上

            顎関節症の治療から

            「顎関節症」皆さんも名前は聞いたことがあると思います。 主な症状は以下の3つ、 ・顎が開きにくい=開口制限 ・顎が痛い=関節痛 ・ジャリジャリ音がする=雑音 これらの症状は顎関節の炎症や顎関節を動かす筋肉の過度緊張で起こります。例えば顎を閉じる筋肉が過緊張すると顎が開かなくなり、開口動作に痛みを伴うようになります。 雑音は顎関節のダメージによってできた傷跡が原因していたり、関節円盤という軟骨のクッションのお障りの悪さが原因しています。 顎関節症の相談で一番多いのが「顎が開