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【書評】読まれる文章になる9つのコツ!

今回は、あなたが書いた文章が読まれるために
必要な9つのコツを紹介します。


✅この記事を読んでほしい人

・文章力を上げたい人
・記事を書くときに何に注意して書くか分からない人


今すぐに実践できるものばかりなので、
あなたの文章力アップのお役立ちいただけると幸いです!


読まれる文章になるコツ①
「一文の長さでメリハリを付けよう!」


一文の長さを意識することで
文章にメリハリが生まれます。

メリハリがあれば
単調な文章にならずにすむため、
読まれやすくなります。


例を挙げてみます。

✅「noteは楽しい。
楽しいことは長続きします。」

この文章は、内容自体が
おかしいことはありませんが、
一文が短いことでリズムが単調です。

そこで以下のように修正してみます。

「noteは楽しいため、長続きします。」

安直ではありますが、
先程よりも読みやすくなった
と思いませんか??


また、一文が異様に長い場合があります。

例えば

「ライティング能力は重要なスキルではあるが、誰も教えてくれないしどうやったら上達するのかが分からないから誰かを参考にしようと思ってもその人が本当に正しいのかは分からないから、偽情報に騙されやすい気がする」

この文章を以下のようにすると
どうでしょうか?

「たしかにライティング能力は重要なスキルです。

しかし、このスキルは誰も教えてくれないし、どうすれば上達するのかが分かりません。

誰かを参考にしようと思っても、
その人が正しいのかは分からないため
偽情報に騙されやすい気がする」


どうですか??

文章の内容が同じでも、
一文のバランスによって
印象が大きく変わります。


「一文は何文字まで」という制約は
ありませんので
読みやすいように工夫するとよいです。


読まれる文章になるコツ②
「文末でリズム感を付ける」


読みやすい文章に仕上げるために、
文末にもこだわっていきたいところです。

大切なのは、

「3回以上同じ文末を繰り返さない」

です。


例えば、

「今日は雨です。移動手段は電車です。
職場までは約30分です。」

一見するとおかしなところはありませんが、
「です」が3回続くと文章が
稚拙な印象を受けてしまいます。


文末にもこだわり、以下のように
訂正してみます。


「今日は雨なので、移動手段は電車です。
職場までは約30分かかります。」


先程に比べるとだいぶ、読みやすくなった
と思いませんか?


文末の言葉は、

・です
・ます
・でしょう
・した
・ください

上記5パターンがよく使われます。
これらを意識して、文末が被らないように
文章を作成すると良いでしょう。


読まれる文章になるコツ③
「体言止め」でバリュエーションを増やす


「体言止め」とは、
文末を名詞または代名詞で終わらせること。

「体言止め」を使うことで、3つのメリットがあります。

・文末のバリュエーションが増える。
・リズムが良くなる。
・文末を強調して印象を残すことができる。


例を挙げてみます。

「今の時代に必要なのはこんな人!
その人とは、柔軟な考えと臨機応変に対応できる人です。」

「こんな人」が体言止めです。

ちなみに体言止めを使わないと以下のようになります。

「今の時代に必要なのはこんな人です。
それは、柔軟な考えと臨機応変に対応できる人です。」


ちょっとした違いですが、
体言止めをすることで
「こんな人!」が強調されて、
読み手は「どんな人が必要なの?」
と続きが読みたくなります。


また、基本的に文末が
「です。ます。」で終わるのは、
ゆっくりしたリズムに見えます。
体言止めをすることで文末が強調され、
勢いがある感じになります。
そして、文章全体にリズムが生まれますね。


ただし、体言止めを使いすぎるのもNGです。

今の時代に必要なのはこんな人!
その人とは、柔軟な考えと臨機応変に対応できる人。

勢いがありすぎて
リズムが逆に悪くなってしまうので、
使いすぎには注意しましょう。


読まれる文章になるコツ④
「接続詞」を上手に使おう!


接続詞は、
前の文章をつなげる時に使いますが
上手に使うことで
もっと読みやすい文章を作ることができます。


接続詞を使用する際には2つのポイントがあります。

✅①同じ接続詞を連続させない


「今日のコンクールでミスをしました。
しかし、先生には怒られませんでした。
しかし、私は自分のミスを許せません。」


文章自体の言いたいことは分かりますが、
「しかし」を連続するととても
わずらわしい文章になってしまいます。


接続詞の使い方を少し工夫してみます。


「今日のコンクールでミスをしました。
ですが、先生には怒られませんでした。
しかし、私は自分のミスを許せません。」


どうですか?

あまり変わっていませんが、
同じ接続詞を使わないだけで何となく
読みやすい文章になります。


✅②接続詞を多用しない

接続詞は多用することで、
かえって読みにくい文章になる場合があります。

先程の例を挙げてみます。

「今日のコンクールでミスをしました。
ですが、先生には怒られませんでした。
しかし、私は自分のミスを許せません。」


これ書き換えてみましょう!

「今日のコンクールで私はミスをしましたが、
先生には怒られませんでした。

ですが、私は自分のミスを許せません。」


1個目の接続詞「ですが」を
カットすることで、
文章がスッキリして
読みやすくなりました。


更に修正してみましょう。

「今日のコンクールでミスをしました。
先生には怒られませんでしたが、私は自分のミスを許せません。」


実は2個目の接続詞もカットすることができ、
よりスッキリとした文章になります。


接続詞は使いすぎるのは良くないですが、
ないと文章のつながりが分からなくなる可能性があります。

ムダな接続詞を省けないか考えると、
読みやすい文章を作れることでしょう。


読まれる文章になるコツ⑤
改行は俯瞰して感じる


改行を上手に使うことで、
文章全体の見た目を整えることができます。


例えば以下の文章を見て、
読みたいとなるでしょうか?


「体言止め」とは、文末を名詞または代名詞で終わらせること。
「体言止め」を使うことで、3つのメリットがあります。
・文末のバリュエーションが増える。
・リズムが良くなる。
・文末を強調して印象を残すことができる。

ちょっとした違いですが、体言止めをすることで「こんな人!」が強調されて、読み手は「どんな人が必要なの?」と続きが読みたくなります。
また、基本的に文末が「です。ます。」で終わるのはゆっくりしたリズムに見えます。
体言止めをすることで文末が強調され、勢いがある感じになります。
そして、文章全体にリズムが生まれますね。


「体言止め」の文章を書いたのですが、

「文字がごちゃごちゃのカタマリで、
読むのが面倒くさい」

このように感じます。


あまりにも極端な例なので、
このようにギュウギュウで書く人は
少ないと思います。


・一文が短い時は、改行せずにつなげる

・一文ごとに改行する

・大きい間をとるために2~3行改行する

など、改行によって様々ですが
読みやすいように工夫することで、
文章のリズムと読みやすさが全然違います。


「これが適切な改行だ!!」
という答えはありません。

「読みやすいか」を考えて
自分なりに考えたり、上手い人の文章を
参考にするなどが良いでしょう。

私がおすすめするのは「ひな姫」さん。

「note大学」のオーナーでもあり、
この方の文章は
見習うところがたくさんあります。


読まれる文章になるコツ⑥
箇条書きでコンパクトに!


大切な要点をまとめるときに
箇条書きを使うことで、
コンパクトな印象を与えます。


「noteを毎日更新するメリットは、

・文章力がアップする

・継続する力がつく

・実績を作る

この3つです。」


箇条書きを使わずに書いたものがコチラ。

「noteを毎日更新するメリットは、「文章力がアップする」「継続する力がつく」「実績を作る」の3つです。」


箇条書きにした方が内容がスッと頭に入ってきませんか?

更に箇条書きの部分にアイコンや番号などを、
入れて工夫すると更に読みやすくなります。


読まれる文章になるコツ⑦
会話文で臨場感と感情をだす


会話文を使うと、文章に臨場感が出て
読み手がイメージしやすくなります。


Aさん:noteで文章が読まれません!!

Bさん:どんな文章を書いたの?

Aさん:自分の日常を書いてみました。

Bさん:それじゃあ、読まれないだろうね。
まずは、誰に読んでもらいたいかを
考えないといけないね。


上記の会話文を使わずに書くと
以下のようになります。

「noteが読まれない原因は、
自分の日常を書いているからかもしれません。
読者に読んでもらうには、
誰に読んでもらいたいかを考えないといけません。」


文章から受ける印象が全く違いますね。
会話形式により
登場人物が2人いることが分かります。
そのうちの1人が悩んでいて、
もう1人が悩みを聞いているという
イメージが簡単にできます。


どうしても
堅苦しい文章や説明が長くなる場合は、
会話形式の文章を使うと良いかもしれません。

また、登場人物を固定化することで
その人物のキャラができて
ファンがつきやすくなります。


読まれる文章になるコツ⑧
「漢字・ひらがな・カタカナの黄金比 = 2:7:1 」


この比率が最もバランスが良く、
読みやすいと言われています。


こちらをご覧ください。

「noteを毎日更新する事は、
文章力向上において必要不可欠であり
初心者はまず1年間継続することをお勧めする。
継続したという自信と実績を持てる。」

この文章は、
漢字:50%
ひらがな:50%

このような割合になっています。


ここで、バランスを整えてみましょう。

「noteを毎日更新することは、
文章力アップにおいて必要不可欠であり
初心者はまず1年間つづけることをおすすめする。
継続という自信と実績をもてる。」


だいぶ読みやすくなったと思いませんか?


漢字を書けばいいというわけではありません。
大切なのはバランスです。
このバランスを重視することで、
読み手に優しい文章が出来上がるでしょう。


例えば以下の言葉は、ひらがなで使ってよいでしょう。

「事」➡「こと」
「有り難う」➡「ありがとう」
「寂しい」➡「さみしい」
「と言う」➡「という」


読まれる文章になるコツ⑨
読み手に適切な言葉づかい



読み手に適切な言葉を使うことも、
忘れてはいけません。

例えば、
note初心者のために書いている記事で
「PV」や「フォロワー」、「スキ」
のような言葉を使っても
読み手の頭には「??」しか出てこないでしょう。

読み手にとって、馴染みのない言葉を
使うのは避けましょう。

どうしても使用するときは、
補足説明をすることで親切さが増します!


繰り返しになりますが、
文章は読み手に情報を与えるものです。

「読み手に分かりやすい言葉や表現」が、
一番重要であり難しい言葉を並べることが
正しいのではありません。

マーケティングの知識がない人に、
「フェルミ推定」や「SWOT分析」の話を
持ち出されても鬱陶しいだけでしょう。


吹奏楽の経験がない人に、
「メトロノーム」「チューナー」「クレッシェンド」
を言っても??で終わってしまいます。


誰に対して書いているのかを
しっかり把握して
その人が理解できる言葉を
使いましょう!


参考にした著書の紹介


今回の記事で参考にさせていただいた著書は

「WEBライティングの教科書」です。

こちらはkindle会員であれば、
無料で読むことができるので
かなりおススメです!!!


※最後に

今回は読まれる文章になる
9つのコツを紹介しました。


✅このお話の要約

・読まれる文章になるコツ①
「一文の長さでメリハリを付けよう!」

一文は短すぎず、長すぎず。

・読まれる文章になるコツ②
「文末でリズム感を付ける」

文末では3回以上同じものを使わない。

・読まれる文章になるコツ③
「体言止め」でバリュエーションを増やす

体言止めを使うと、
文末のバリュエーションを増えて
リズムがよくなる。

・読まれる文章になるコツ④
「接続詞」を上手に使おう!

同じ接続詞を使わないようにしましょう!
接続詞を多用しないようにする。

・読まれる文章になるコツ⑤
改行は俯瞰して感じる

改行は適切に使えば、
文章全体のイメージが良くなる。

改行のパターンも分けることで、
読みやすい文章を作りましょう!

・読まれる文章になるコツ⑥
箇条書きでコンパクトに!

要約やポイントなどは
箇条書きを使って、分かりやすくするとベスト!

・読まれる文章になるコツ⑦
会話文で臨場感と感情をだす

会話文を使うと、読み手がイメージ
しやすくなり臨場感が増します。

・読まれる文章になるコツ⑧
「漢字・ひらがな・カタカナの黄金比 = 2:7:1 」

漢字を使うのが正しいのではなく、
漢字とひらがな、カタカナのバランスが大切。

・読まれる文章になるコツ⑨
読み手に適切な言葉づかい

読み手に適切で分かりやすい
文章や言葉を使いましょう。


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