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キンバリー・クラークQ3`21決算発表、EPSと通期EPSガイダンス×、売上高は予想に一致した。

10月25日に日用品を提供するキンバリー・クラーク(ティッカーシンボル:KMB)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 インフレ、サプライチェーンの影響により利益率が圧迫された 結論からすると今期の決算は悪かったです。 今期売上高と通期売上高ガイダンスは予想にほぼ一致しましたが、今期EPSと通期EPSガイダンスはコンセンサス予想と大きく乖離してショートしました。 また、通期のEPSガイダンスは大幅に下方修正されました。 *下記:前期のガイダンス 消費者の需

    • チポトレ・メキシカングリルがQ3`21決算発表。EPS、売上高ともに予想を上回る。

      レストランチェーンを展開するチポトレ・メキシカングリル(ティッカーシンボル:CMG)が10月20日に2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高はともにコンセンサス予想を上回る EPS、売上高はともにコンセンサス予想を上回りました。 デジタル売上高は前年同期比+8.6%成長の8.35億ドルで、売上高の42.8%を占めました。 四半期売上高の推移*下記のグラフ:売上高の推移(オレンジ線→デジタル売上高が占める割合) 新型コロナが流行り始めたとき、デリバ

      • ダナハー、Q3`21決算発表。EPS、売上高ともに予想を上回る

        10月21日に、コングロマリット(色々なビジネスをしている)企業のダナハー(ティッカーシンボル:DHR)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高ともに〇 結論からすると、今期の決算内容は良かったです。EPS、売上高はコンセンサス予想を上回りました。 四半期売上高の推移*下記グラフ:売上高推移 今期の売上高は前年同期比+22.9%成長の72.3億ドルでした。 Q1`21:+58%、Q2`21:+36.3%と直近の四半期と比較すると成長率は鈍化しま

        • テスラ、2021年度第3四半期決算発表。EPS、売上高ともに〇

          10月21日にEVメーカーのテスラ(ティッカーシンボル:TSLA)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高ともに〇 結論からすると、今期の決算は良かったです。テスラは四半期の納車台数がコンセンサス予想を上回るとその期の決算は良くなる傾向が高いです。 10月3日に発表された納車台数は予想を約1万台以上を上回りました。各自動車メーカーが車載半導体不足に苦しむ中でしっかり数字を出したテスラの評価がもう1ランク上がった出来事でした。 モデルSの納車台数は

        キンバリー・クラークQ3`21決算発表、EPSと通期EPSガイダンス×、売上高は予想に一致した。

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          アンセム、2021年度第3四半期決算発表。EPS、売上高、ガイダンス全て〇

          健康保険会社のアンセム(ティッカーシンボル:ANTM)が10月20日に2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高、ガイダンス全て〇 結論から言うと、今期の決算は良かったです。 *下記のグラフ:四半期売上高推移 今期の売上高は前年同期比+13%の355.5億ドルでした。 *下記グラフ:四半期EPSの推移 EPSはQ1`21から安定して推移しています。 *下記グラフ:四半期保険料の推移 今期の保険料は前年同期比+15%の304億ドルでした。 *

          アンセム、2021年度第3四半期決算発表。EPS、売上高、ガイダンス全て〇

          スナップチャット、2021年度第3四半期決算発表。EPS〇、売上高、ガイダンス×

          10月21日にスナップチャット(ティッカーシンボル:SNAP)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS〇、売上高、ガイダンス× 結論から言うと悪い決算でした。EPSは良かったですが、売上高、来期の売上高ガイダンスはコンセンサス予想を下回りました。 デイリーアクティブユーザー(DAU)は前年同期比+23%の3.06億人でした。 *以下、DAU推移 修正EBITDAマージンは16%でした。前期同様に黒字です。 *以下、各利益率推移 最後に、今期は決算内

          スナップチャット、2021年度第3四半期決算発表。EPS〇、売上高、ガイダンス×

          Q3`21決算シーズンの途中経過

          先週から、2021年度第3四半期(Q3`21)決算発表シーズンが始まっています。 決算発表前(9月30日時点)のEPS成長率予想は+27.5%です。 現在(10月17日時点)、S&P500指数に採用されている企業の8%が決算発表を終えています。 そのうち、コンセンサスEPS予想を上回ったのは80%でした。 *過去5年平均:76% 予想との乖離率は+14.7%でした。 *過去5年平均:+8.4% 売上高コンセンサス予想を上回ったのは83%でした。 *過去5年平均:6

          Q3`21決算シーズンの途中経過

          銀行株、2021年度第3四半期決算の総括

          今週から第3四半期決算シーズンが始まりました。トップバッターの銀行株の決算が大体出揃ったので総括していきます。 投資銀行フィーまずは投資銀行フィーからです。これは投資銀行として、主に債権引き受け部門、株式引き受け部門などの業務によって得た収益です。 これは大手銀行の過去の四半期データを含めたグラフです。今期はゴールドマンサックスがトップになり、前期から首位を奪取しました。前期の内容はあまり良くありませんでしたが、今期は各銀行株の中で一番良かったです。またJPモルガンチェー

          銀行株、2021年度第3四半期決算の総括

          ゴールドマンサックス、2021年度第3四半期決算発表。EPS、売上高ともに予想を上回り、投資銀行フィーは前年同期比+88%成長

          10月15日にゴールドマンサックス(ティッカーシンボル:GS)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高はともにコンセンサス予想を上回りました。まず、決算の最低合格条件は満たしました。 ROEは今期もライバルを抑えてトップパフォーマンス これは既に第3四半期決算発表を終えた各投資銀行のROEです。ゴールドマンサックは今期22.5%を記録し、ライバルのJPモルガンチェースを今期も上回りました。コロナショックに大きな影響を受けた2020年度Q1を除けば、

          ゴールドマンサックス、2021年度第3四半期決算発表。EPS、売上高ともに予想を上回り、投資銀行フィーは前年同期比+88%成長

          シティグループが2021年度第3四半期決算発表。EPS、売上高ともにコンセンサス予想を上回った。

          10月14日にシティグループ(ティッカーシンボル:C)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高ともにコンセンサス予想を上回り、最低限の合格ラインは突破しました。 投資銀行フィー(投資銀行業務から得た手数料収益)は前年同期から+39%成長しました。 しかし、JPモルガンチェースは32.8億ドル(前年同期比:+50%成長)、モルガンスタンレーは28.5億ドル(+66.9%成長)、バンクオブアメリカは22億ドル(+23%成長)と既に第3四半期決算を発表し

          シティグループが2021年度第3四半期決算発表。EPS、売上高ともにコンセンサス予想を上回った。

          モルガンスタンレーが2021年度第3四半期決算発表。EPSと売上高はコンセンサス予想を上回った。

          10月14日にモルガンスタンレー(ティッカーシンボル:MS)が第3四半期決算を発表しています。 EPSと売上高は共にコンセンサス予想を上回り、最低基準の合格ラインは突破しました。 投資銀行フィーは今期もJPモルガンチェースの32.8億ドルを下回る形となりましたが、前年同期比+66.9%成長を見せました。 トレーディング部門では債権部門が前年同期比ベースで16%減少しました。現在、債券市場は2013年のテーパリング以来のベアマーケットで、インフレ懸念などの懸念から長期債が

          モルガンスタンレーが2021年度第3四半期決算発表。EPSと売上高はコンセンサス予想を上回った。

          ユナイテッドヘルスが2021年度第3四半期決算を発表。EPS、売上高、ガイダンス全て予想を上回る結果に。

          10月14日に世界最大のヘルスケア会社のユナイテッドヘルス(ティッカーシンボル:UNH)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高、ガイダンス全てコンセンサス予想を上回り、良い決算でした。 2021年度のEPSガイダンスは引き上げられ、前回の18.3~18.8ドル(中値18.55ドル)から18.65~18.9ドル(18.78ドル)となりました。 保険料収益は前年同期から12%成長を見せ、営業利益マージンと営業CF(キャッシュフロー)マージンは共に前年

          ユナイテッドヘルスが2021年度第3四半期決算を発表。EPS、売上高、ガイダンス全て予想を上回る結果に。

          ウェルスファーゴ、2021年度第3四半期決算は売上高とEPSがコンセンサス予想を上回った。

          10月14日にウェルスファーゴ(ティッカーシンボル:WFC)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS、売上高ともにコンセンサス予想を上回りました。 「長短金利差拡大しているか?」を図る純金利マージンは2.03となりました。この数値は長期金利が9月末から上昇し続けているので来期は拡大する可能性があります。 水色の線の間が今期(7/1~9/30)の米国10年債利回りの推移です。9月23日のFOMC以降、11月からテーパリング開始の可能性が濃厚になったことで長期

          ウェルスファーゴ、2021年度第3四半期決算は売上高とEPSがコンセンサス予想を上回った。

          JPモルガンチェースが2021年度第3四半期決算を発表

          JPモルガンチェース(ティッカーシンボル:JPM)が2021年度第3四半期決算を発表しています。 EPS〇、売上高× *売上高のコンセンサス予想を296.5億ドルとしていたところもあったが、予想アナリストの数が多いヤフーファイナンスの方を参考にしました。 投資銀行フィー収益は前年同期比+50%成長でした。 ここまで2020年度Q3から2021年度Q1の前期まで右肩上がりで増えてきていましたが、今期は前期の34.7億ドルを下回る形になりました。 ROEは投資家目線でど

          JPモルガンチェースが2021年度第3四半期決算を発表

          デルタ航空、2021年度Q3決算内容を解説

          10月13日にデルタ航空(ティッカーシンボル:DAL)が2021年度Q3決算を発表しています。 EPS、売上高ともに大幅に予想を上回りました。 旅客は引き続きコロナ前の水準を下回ったままです 懸念されていた、ビジネスクラスの利用率は未だコロナ前の6割しか戻ってきてません。 前期(2021年度Q2)ではビジネスクラス、ファーストクラスが2019年Q3比でー56%だったので、前期よりは改善されていると考えることもできます 旅行シーズンが終わると閑散とするため、出張などの

          デルタ航空、2021年度Q3決算内容を解説

          マルケタの2021年度第2四半期決算(IPO後初)で予想を下回った原因に注目。

          話題沸騰中のバイナウペイレイターですが、アファーム(ティッカーシンボル:AFRM)とアマゾンの業務提携のニュースが記憶に新しいと思います。その裏側でクレジットカードのイシューをしたり、裏方で糸を引いている企業がマルケタ(ティッカーシンボル:MQ)です。 今年の6月にIPOされ、8月11日にIPO後初の決算発表を迎えています。 2021年度Q2:EPS×、売上高、ガイダンス〇 *ガイダンスのコンセンサス予想はフォローできてません。 EPSが予想より大幅にショートしました

          マルケタの2021年度第2四半期決算(IPO後初)で予想を下回った原因に注目。