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英語、読書が人生の友。そしてボチボチと執筆するのが無常の喜び。小説をどんどん読むのに今…

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英語、読書が人生の友。そしてボチボチと執筆するのが無常の喜び。小説をどんどん読むのに今はどハマり中。 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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    【洋書】Sleeping Beauties

    中古 スリラーの王 スティーブン・キング、オーウェン・キングの親子共作の作品。 英語版
    1,500円
    洋書屋トト
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    【洋書】Blood Brothers: The Fatal Friendship Between Muhammad Ali and Malcolm X

    中古 出版社 ‏ : ‎ Basic Books; Reprint版 (2016/11/1) 言語 ‏ : ‎ 英語 ペーパーバック ‏ : ‎ 400ページ
    2,399円
    洋書屋トト
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    【洋書】「American Nations: A History of the Eleven Rival Regional Cultures of North America」

    中古 著者:Colin Woodard 日本語訳書名は『日本語訳書 11の国のアメリカ史――分断と相克の400年』(コリン・ウッダード) アメリカは一つではなく、11ものネイションから成り立っている。 開拓者とネイティブアメリカンとの争いのなかで、北米の歩みを描きなおす歴史書。植民地時代から南北戦争から、21世紀までの分断と相克を描く。 本は洋書のため、少しスレや小さい破れなどありますが、書き込みありません。
    2,339円
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    【洋書】Sleeping Beauties

    中古 スリラーの王 スティーブン・キング、オーウェン・キングの親子共作の作品。 英語版
    1,500円
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    【洋書】Blood Brothers: The Fatal Friendship Between Muhammad Ali and Malcolm X

    中古 出版社 ‏ : ‎ Basic Books; Reprint版 (2016/11/1) 言語 ‏ : ‎ 英語 ペーパーバック ‏ : ‎ 400ページ
    2,399円
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    中古 著者:Colin Woodard 日本語訳書名は『日本語訳書 11の国のアメリカ史――分断と相克の400年』(コリン・ウッダード) アメリカは一つではなく、11ものネイションから成り立っている。 開拓者とネイティブアメリカンとの争いのなかで、北米の歩みを描きなおす歴史書。植民地時代から南北戦争から、21世紀までの分断と相克を描く。 本は洋書のため、少しスレや小さい破れなどありますが、書き込みありません。
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【感想】【洋書】BEFORE I GO TO SLEEP

毎朝、記憶が…クリスティーンが朝起きると、一切の記憶を無くしていた。ここがどこか、自分が誰なのかもわからない。そして鏡を見てみると20代の感覚だった自分は、中年女性となってたー。 クリスティーンは毎朝同じように鏡の前で驚愕し、隣に寝ていた見知らぬ男性から、自分は夫で、君は病気なのだ、と告げられる。彼女は眠ってしまうと、その日の記憶を失ってしまう病気だった。 何も信じられないこれは怖い。何が信じられるでしょう。彼は本当に夫なのか、医者と名乗り、毎日のように彼女に電話している

    • 【感想】「店長がバカすぎて」(早見和真)

      書店員の方、本当にお疲れ様です 書店で契約社員として働く谷原京子。「バカ」な店長のやり方や言動に日々呆れ、時には怒りが爆発します。それでも本を愛するがゆえ、迷いながらも書店で働き続ける毎日。 しかし悩まされるのは、店長だけではなく、クセのあるお客さんや、姿を隠して来店する本の著者、納得いかない出版業界の仕組み、そして何より不器用な自分…。 そんな日常に挫けそうになりながらも、それでも、自分を感動させてくれた小説を、多くの人に届けたいという気持ちで前に進む主人公を、コミカル

      • iA Writerをテスト導入してみた

        iA Writerがいい感じ文章を書くためのアプリとして、現在「iA Writer」を試しています。iA Writerは、文章入力に特化したテキストエディター。Android、iOS、Windows、MacOSそれぞれのアプリが用意されています。 ただ、MacOSとiOSはiCloudで同期されますが、Windows版とAndroid版では、iCloudを通じた同期が取れないため、Dropboxを使用するなど、他のクラウドサービスを使用したファイルの同期が必要となります。

        • タスク管理ツール Todoistで、今日やることだけ、考えよう

          どうしてこんなに仕事に追いたてられているのだろう?私のようなタスク管理初心者向け、というか私自身、タスク管理を考えることは好きだけれど、どうしても続かない人向けの記事です。 よくこんなことを思います。 仕事が多くてしょうがないというわけでもないのに、 これはやり方がまずいんじゃないか? そのような時には、「タスク管理」をしてみましょう。 タスク管理の考え方今日はここまでする、ということを決めておきましょう。 今日のタスクだけで大丈夫。まず「今日」だけに集中しましょう。

        【感想】【洋書】BEFORE I GO TO SLEEP

          【感想】『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ)

          ノーベル賞作家、カズオ・イシグロのベストセラー長編作品。2005年発表の今作は、数々の文学賞のノミネート作品ともなりました。 また、「日の名残り」のノーベル賞文学賞受賞をきっかけに、本作品も日本で注目を集めました。 舞台は1990年代末のイギリスの郊外。優秀な「介護者」として働く女性キャシー・Hの物語です。 「提供者」や「介護人」、「ヘールシャム」という ”謎キーワード” が散りばめられるものの、読者には中盤まで、舞台の背景は明かされません。 ただイヤな予感しかしない

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          【感想】ぜんしゅの跫 (澤村伊智)

          比嘉姉妹シリーズの短編集です。 何かがおかしい結婚式の話「鏡」、街角版トイレの花子さんのような「わたしの町のレイコさん」 関西弁の一人称で神隠しを語る「鬼のうみたりければ」 、最後まで怖い「赤い学生服の女子」、お姉ちゃん大活躍の「ぜんしゅの跫」。 短くても、比嘉姉妹シリーズに見られる不安感や不気味な感じは健在。1話ごとに不安を感じるなかで、サッと置き去りにされるように終わっていくのですが、最後は長雨が明けたような爽やかさがあるのはさすがです。 比嘉姉妹シリーズ1作目の「

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          【洋書】Three-Body Problem (Cixin Liu)

          今までに無かったようなSF小説。中国が舞台というのも新鮮なのですが、宇宙、物理、文化大革命、VRゲーム、色んなものが合わさった独特の世界観です。 全三作で、日本語訳では作中に出てくるゲーム名の「三体」となってますが、英語訳では「Three-Body Problem」となり、古典力学問題として知られている「三体問題」から取られています。 英語は比較的読みやすいです。原書の中国語から英語に翻訳されているからかもしれません。 登場人物の中国語名はもちろん英語表記なのですが、名

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          【洋書】『ORIGIN』(Dan Brown)

          ロバート・ラングドンシリーズ。前作の「INFERNO / インフェルノ」ではイタリアが舞台でしたが、今回はスペイン。もちろん、サグラダ・ファミリア教会が出てきます! ガウディが設計し、未だに完成していない大教会。私が生きている間に完成するのだろうか?と昔は思っていましたが、建築技術の大幅な向上により、完成時期がかなり近づいているようです。 今回はAIアシスタントの「ウィンストン」が登場します。このウィンストンが、めちゃめちゃかしこい。うちのリビングにいる「アレクサ」とは全

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          『われら闇より天を見る』(クリス ウィタカー )

          全体的に暗い雰囲気の作品。しかし、その闇の中で輝くダッチェスという少女の存在と、彼女を包む風景の描写が美しい。 また、様々な葛藤を抱えた警察署長のウォークと、どこまでも純朴な弟ロビン、ウォークの幼なじみで囚人のヴィンセント、不気味な存在のダークなど、その他にも多く登場人物が出てきますが、どの人も魅力的。 しかし何より輝くのは、ダッチェスの存在です。寂しさや悔しさを秘めた強さと隠した弱さ、その不安定さを包む弟や祖父・友人に対する気持ち。ダッチェスの感情がとても丁寧な粒度で描

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          『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂 冬馬 )

          奇しくもウクライナとロシアの戦争と呼応するように、本屋で多く並んでいた本作。私はいつかは読みたい、と想いながら、今の戦争の状況を本を読んでいる時間にも考えてしまいそうで、なかなか手に取ることができませんでした。 しかし、やっと読むことができました。こういう時にいつも思うのは、「もっと早く読んどきゃよかった!」ということ。とても素晴らしかった。 本の中で別の人生を生きることが私は大好きです。それもあり、今回は読むのをためらってしまったのですが、主人公のセラフィナと生きる時間

          『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂 冬馬 )

          『アナベル・リイ』 (小池 真理子)

          ゾワゾワしたい人におすすめ。 今まで、ホラー小説を読んで怖いと思っても、ざわっと鳥肌が立つことはありませんでした。でも『アナベル・リイ』は読んでいる間に何度か鳥肌が立ちました。 今のホラーというジャンルの本って、だんだん変わってきましたよね。なので、陰惨な雰囲気のある恐怖をテーマにしたもののイメージがあります。 その点から見ると『アナベル・リイ』はホラーストーリーっていう感じではなく、かといって昔懐かしい怪談、という感じでもない。 きっと文章の美しさが「怖ろしさ」をより神

          『アナベル・リイ』 (小池 真理子)

          『Shuggie Bain』(Douglas Stuart )

          読み出してすぐ、その英語にちょっと手強い…と感じました。難しい単語や表現が出てくるわけではないのですが、私には読み通すのが結構難しく、読み終わるまで時間がかかりました。登場人物が結構多いのと、スコットランド訛りの多い話し言葉…。 さらに話の内容も、心を締め付けられるような辛いもの…。主人公は少年シャギーですが、物語の中心はシャギーの美しい母・アグネスといえます。アルコール依存症で夫や2人の子どもに見放された彼女の物語が、ただ一人残った、末の子シャギーの目を通して、語られます

          『Shuggie Bain』(Douglas Stuart )

          『Divergent』(Veronica Roth)

          ストーリーは、主人公がある「派閥」に入派したあとの訓練・試練の内容が結構占めます。試練を経て新入りのランキングに残れなかったものは、どの派閥にも属さず虐げられる存在の「無派閥」の地位に落とされてしまいます。 それぞれ、他の派閥に対して偏見や対立があります。また、生まれながらにその派閥にあるものと、他の派閥からの転入組の対立があったり、転入組のなかでも嫉妬や対立、思惑、策略があったりと、ランキングに入るための争いが繰り広げられます。 試練に脱落して「無派閥」になってしまった

          『Divergent』(Veronica Roth)

          『The Testaments』(日本語訳書名:誓願)(Margaret Atwood)

          違う立場の3人の女性の手記によって物語が進んでいきます。章ごとに手記の著者が入れ替わりながら、まるで織物のように彼女たちのストーリーが編まれていき、そして一つの結末へとつながっていく様子が、素晴らしいです。 また、最後の追加コンテンツとして、この本を振り返る「ディスカッション・ポイント」があるのも面白いと思いました。他の洋書でも見たことがありますが、本の内容が自分にどのような考えや観点を与えたか、自分ならこんな時はどうするかなど、10個の質問があり、この本を同じように読み終

          『The Testaments』(日本語訳書名:誓願)(Margaret Atwood)

          『Where the Crawdads Sing (日本語訳書名:ザリガニの鳴くところ)』(Delia Owens )

          6歳の少女が、ひとり湿地の粗末な家で暮らしているという、悲惨な状態。しかしKyaは美しい自然のなかで多くの生き物と暮らしながら、寂しく傷ついた心を抱えて強く生きています。 自分たちのコミュニティからはずれた人を見るとき、私たちは深くその人を知ろうとするよりも、「変人」のレッテルを貼って、何か問題を起こすとか近寄らないほうがいいとか、蔑んだ目で見てしまいがちです。 その残酷な態度や目線が、物語ではKyaを不幸に追い込みます。読者は彼女の境遇に同情しながらも、実際の生活では私た

          『Where the Crawdads Sing (日本語訳書名:ザリガニの鳴くところ)』(Delia Owens )

          『The Chalk Man 』(C. J. Tudor)

          アメリカの田舎の町で起こった不可解で陰惨な事件。少年、少女たちは大人に成長するが、再び奇妙な事件が発生する…。 家庭に問題を抱える4人の少年たちと一人の少女が「邪悪なもの」の引き起こす事件に巻き込まれる。そして、現代と過去を行き来しながら、隠されていたことが徐々に明らかになっていく、というところがスティーブン・キングの「IT」を思い出す設定です。いじめっ子という言葉が可愛すぎるくらい、ひどい事をする上級生が出てくるところとかもそっくりですね。 ただ、パクリではなくリスペク

          『The Chalk Man 』(C. J. Tudor)