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プライマリーヘルスケアの考え方〜そもそもレントゲンで何が見つかるの?

レントゲンには無機質(つまり骨)しか写らないんです!
レントゲン画像で金属(下着のホックなど)が真っ白に抜けているのを見たことがある方も多いと思いますが、あれです。

つまり筋肉や関節組織は写っていません。

日本人は皆保険制度に胡座をかいた病院(失礼、、、でも事実)に行けば、原因がわかると思い込んでいるが、診断というのは「原因探し」ではなく「可能性潰し」であることを知るべきだと思います。

砂浜に落とした石ころを探す作業(原因探し)ではなく、疑いを「〇〇ですか?」「はいorいいえ」と潰しながら確定させていくのが診断なのです。
そのためには医学的にしっかり話を聞く人(プライマリーヘルスケアドクター)が、詳細な患者さん情報を聞きながらまず「疑い」あるいは「可能性」を導き出し、その疑いを検査でマルかバツで判断してく地道な作業です。

ところが日本の病院の場合、保険制度に沿わなければ保険が適用できないので、患者さんの話をよく聞くどころか、症状を当てはめて病名をつけるだけ、というお役所仕事(失礼💦)になっていますよね。あんなものは医療でもなんでもありません。
日本人は盲信しています…日本の医学は進んでいます、これは間違いありませんが「日本の医療現場は荒んでいます」これも間違いありません。
前述しましたようにレントゲンだけ見て「ヘルニアですね〜」なんて診断してたら国によっては裁判になりますw 患者さんを舐めるのも…あ、やめときましょ…。ま、これは悪口ではなく事実ということで🙇

プライマリーヘルスケア=第一次医療
日本語だと総合医、意味的にはホームドクターのようなイメージです。
日本の病院は総合病院といっても各科に分かれて共存しているだけで、あれはスペシャリスト=専門医という扱いになります。

本来はプライマリーヘルスドクター=総合医が患者さんの話を慎重に聞き「〇〇かもしれないし△△かもしれない、危険度の高い〇〇の方を先に調べてもらおう」という具合に、専門医のところへ送り込み検査によって「〇〇です」あるいは「〇〇ではありません」の答えをもらいます。
〇〇ではないのであれば「危険度の高い〇〇ではありませんでした、良かったですね、では次の可能性の△△の検査をしてみましょう」と流れていくのが、今の世界的な医療です。

日本の医療機関の場合、患者さんが専門医のところへ直接行って「問題ありません」と言われた、、、という不満が多いのですが、日本人は病院を「原因を探してくれるところ」と思っていますが、実際は「可能性を潰すところ」なので、専門医としては間違っていません。

ね?
医学がおかしいのではなく、医療現場がおかしいでしょ?日本は…

欧米に行くと私はプライマリーヘルスドクターです。
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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