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世界一幸せな先生の不登校

フィンランドのイメージ

フィンランドのイメージは、
非常に幸福度が高いということ。
これはまぎれもなく事実で、
全ての人が教育に力を注いでいるから。
フィンランドにはぜひ行ってみたい。


全ての子どもの幸せを願う

子どもの幸せを願うのは、だれしも同じ。
でも、”先生ガチャ”と言われる昨今、
日本ではいわゆる当たりはずれの世界もあります。
”良い先生”に当たるとホッとする。
”悪い先生”に当たると批判する。
これは一人ひとり感じ方が違うのでそうとは言い切れないのに、
いつの間にか『評判』として世間に知られていきます。

教師のフリータイム

そんな「先生」と呼ばれる職業には
とことんプライベートがありません。
悲しいことに、自分の子どもより
他人の子どもを優先しなければならない場合もあります。
でも、「それを承知で先生になったんでしょ?」って
そう言ってくる人もいます。
確かに、寮のある学校だと教師が宿直にあたり、
家に帰ることもないという日もあります。
土日には部活動、授業の準備にテストの作成、成績処理…。
子どもたちが夏休みに入ると
『先生も休みになってよかったね』と言われる方もいますが
先生、休みじゃないですからね。日本は。
夏休みの間にもせっせと働いています。
帰宅時なんて、買い物中知らないところで写真撮られて
Twittterにアップされているなんてことも…。
(情報リテラシーの分野の話になりますが…)

教師はちょっとした有名人と一緒

先ほど述べた通り、教師という職業は、
ちょっとした有名人と一緒なんです。
だから教師は知らなくても、
『あ、あの人○○の先生だ』と他人に認知されることも。
例えば部活動での対戦相手の監督さんとか、
3年生の授業に行っていない1年生担当の先生とか…。
(↑大規模校あるある。)
悪いことをしているわけではないのに、
プライベートをのぞかれることは
やっぱりあんまり好きではない…。
だから先生たちは土日はコソコソします。
(しない人ももちろんいます。)

ガラスのハート

子どもたちはよく、ガラスのハートだと言われます。
まぎれもなくそうだと思いますし、
ガラスのハートを壊す大人にはなりたくないとも
強く強く思っています。
でも、大人にもガラスのハートの人がいることも
認知しておくべきかと思います。
私は、自分自身のwell-beingを追求していたのに、
いつの間にか自分も大切な人もお金も時間も犠牲にして
『こうあるべき』と必死に働いていました。
前述しましたが、教師にはフリータイムが
ほとんどないと思ってほしいです。
トイレにいく暇さえないこともあります。
趣味と仕事の境界線もわからなくなることもあります。
一人では無理だと理解していても、
実際に人に頼むとなると遠慮してしまう…。
一定数そういった人が教師の中にもいるんです。

先生の不登校

だから先生だって学校に行けなくなることがある。
何がきっかけになるか、わからない。
急に教室や職員室に入ることが怖くなったり、
生徒の目を見て話しができなくなったり、
パニック障害、不安障害、うつ等
急におそいかかってきます。
そして、私もその一人です。
徒然なるままにこれからnoteに書いていこうと思います。
日本はフィンランドのように、
生涯発達し続ける社会に寄り添い、
教育の本質を捉えた国ではないからこそ、
自分の発信で誰かを救えるかもしれない。

何年か後に、世界一幸せな先生の不登校だったと言いたい。


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