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#7 サラリーマン、音楽のルーツを紹介する

はじめに

こんにちは。マツムラと申します。
このnoteは、サラリーマンが作曲活動を始めていく備忘録・軌跡を書き綴っていきます。

今回は前回から少し毛色を変えて、自分の音楽のルーツについて語ろうと思います。
オリジナル曲を作る前に、自分がどんな音楽を作っていきたいか振り返って整理するのが大事だと思ったので。

↓↓ 前回 ↓↓

幼少期(物心ついた時〜小学生まで)

両親は音楽の「お」の字もない程、全く音楽に縁が無く、
自分もこの時代は一切音楽に触れたことはなかったです。

唯一、運動会の応援歌だけはすごく好きで家でも歌っていたのを覚えています。
(ググったら出てきました...ローカルな応援歌だと思ったら全国的に有名なんですねこの曲...)

赤組と白組で全く違うメロディなのに、最後一緒に歌うと上手く掛け合いになっていて、不思議だなあと子供ながらに感じていました。

少年期(中学生)

ここが自分の中で音楽人生における大きな分岐点だったと思います。

中学から部活という制度が始まり、運動が苦手だけど人が多いところに所属したい自分は、吹奏楽部に所属しました。

一般的に吹奏楽部は男子が少ないので、ある程度パワーが必要なパーカッション(打楽器)は男子に任せられることが多いです。
自分もその流れで顧問に乗せられて、パーカッションをやることになりました。

結構ガチな部活だったのもあり(夏の大会では全国大会一歩手前までいきました)、
朝から夜まで音楽にどっぷり浸かっていて、自分の音楽人生では一番濃い時間でした。

とはいえ、自分は打楽器でほとんど音階のない楽器を担当していたので、
音楽理論の知識は全く身につきませんでしたが...

この時代で一番印象に残っている楽曲は「ディスコ・キッド」です。

吹奏楽ではここまでちゃんとドラムがビートを刻んでいる楽曲は少なく、
この曲を練習している時が一番楽しかったのを覚えています。

青年期(中学3年生〜高校1年生)

ここで自分はあるバンドに出会います。

周りがBUMP OF CHICKENRADWINPSにハマっている中、
自分がどハマりしたのは、凛として時雨

今となっては有名になったバンドですが、当時はまだ認知度も低く、
ショップに行っても中々CDが置いてなかったり、カラオケに一曲も入っていなかったのを覚えています。

彼らの凄いところはその独創性。
パッと思いつくだけでも以下のように個性を挙げていくとキリがありません。

・3ピース
・男女ツインボーカル
・TKの特徴的な声
・サディスティックとしか言えないギターライン
・345の力強い真っ直ぐな声
・意外にゴリゴリしたベース
・ピエール中野の攻めたドラムフレーズ
・Aメロ→Bメロ→サビという固定観念をとっぱらった楽曲構成
・等々...

ああ、好き

今となっては声の高い男性ボーカルや、男女ツインボーカル、サディスティックな曲を出すバンドは増えてきていますが、凛として時雨がそのルーツとなっているのは間違いないです。やばい、時雨だけで記事一本書けるなこれ。

中でも自分が一番衝撃を受けた曲は「傍観」です。

ここまで感情を音楽に乗せることができるのか。今聴いても身体の芯からゾクゾクしますね。これこそがエモい。この曲以外はエモいと認めたくないです。

青年期(高校2年生〜高校卒業まで)

ここで僕はバンドを組みます。
メンバーは同級生1人と後輩2人。(この後輩2人が今プロミュージシャンとして活躍しています。)

ライブハウスのイベント参加、オリジナル楽曲のレコーディング(作曲は後輩)、バンドオーディション番組に出演等々...
様々な経験をしました。

この時代は一言で言えば、若かった
今レコーディングした音源を聴くと恥ずかしくなるくらい未熟ですし、悪い意味でイキってた時代でしたね。とはいえ楽しかった思い出も沢山ありますが。

この時代のことは、いつか機会があれば語ろうと思います。

青年期(大学時代)

この時代は、音楽人生において一番成長した時代になります。

ここでは自分は軽音サークルに入ります。
そのサークルは基本的にバンドのコピーをして、1, 2ヶ月に一度くらいの頻度でライブをするという活動内容でした。

バンドをコピーするのは、みなさんが思っているよりも楽曲の理解という意味で成長につながる行為だと思います。

コピーバンドはバンドマンだったら全員が通る道だと思いますが、自分はこれを4年間繰り返したわけです。それはそれは色んなドラマーの手癖やフィルのパターンを覚えましたよ。(ギター、ベースについてはほとんど学んでいませんが)

ここで凛として時雨一本だった自分はとあるバンドに出会います。

それが the cabs 。(現在は解散しています)

どこか懐かしくて、演奏は激しく優しいようで、悲しいようで。
何を言ってるかわからないと思いますが、the cabsの曲は形容できないエモみに溢れているんです。(本日2度目のエモい)

時雨を尖ったエモみだとしたら、こちらは角を全て削ぎ落としたエモみ。
エモがだんだんゲシュタルト崩壊してきました。

振り返ってみて

自分の音楽の根幹は「エモ」だということが分かりました。

好きになった楽曲はほとんど全てが、こう心にグッとくるというか、
うおおおおおってなるっていうか。(歌詞とかではなくサウンドで)

ただそれらの楽曲に共通するのが、ギターサウンドが重要な役割を担っているということなんですね。
残念ながら自分の長い音楽人生で、音階を持つ楽器に触れる機会はなく、
どのようなメロディを掻き鳴らせばエモいのか、肌感で理解できていません。

なのでまずは本当に基礎の基礎から音楽理論を勉強する必要がありそうですね...
話はそれからです。頑張りまする。

さいごに

今日は自分の音楽人生を振り返って見ました。
かなり懐かしい思い出もあって自分は楽しかったです。笑

次回からは本当に音楽理論の基礎の基礎から学ぶ様を記事にしたいと思います。

ここまで見ていただきありがとうございました。

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