#159 サラリーマン、分析をする②「Pretender」
こんにちは。
今回は2月のコピチャレでコピーした曲の分析をしていこうと思います。
前回はリズム編だったので今回はコード編です。
↓↓ 前回 ↓↓
おさらい
コピーしたのはOfficial髭男dismの「Pretender」のBメロ。
そして成果物が以下。
リズムに引き続きコードも変態的です。早速見ていきましょう。
コード分析
前回も見ましたが、こちらが譜面です。(こちらのサイト引用)
この曲のキーはA♭です。(メロなどに使われている音の種類から判別しています。)
1行目
はいもうこの時点で変態ポイントがいくつもあります。
わかりやすくキーをCにして説明しますね。
|D♭△7|D♭△7|C7|Edim・Fm|Fm|Fm|E♭m7|A♭・D♭△7|
↓
|F△7|F△7|E7|A♭dim・Am|Am|Am|Gm7|C・F△7|
一瞬呆然としそうになりますが、ちょっと考えたら今までの知識で意外とわかりました。
まずコードの構成をシンプルにしましょう。
|F△7|F△7|E7|A♭dim・Am|Am|Am|Gm7|C・F△7|
↓
|F△7|E7|Am|Gm7|
シンコぺーションやツーファイブワンっぽいものを取り除けば基本形のコード進行が見えてきました。
こちら見覚えありますね。
「夜に駆ける」をコピーしたときに出てきた Just The Two Of Us 進行です。
詳しくは以下記事参照。
以下「夜に駆ける」のイントロのコード進行ともほぼほぼ一致してますね。
つまりはこの「Pretender」のBメロのコード進行はJust The Two Of Us 進行に様々な味付けを加えている進行だということがわかります。
・味付けポイント①(|F△7|F△7|E7|A♭dim・Am|)
ここの後半の|A♭dim・Am|のところですね。
A♭dimはどういう役割のコードなのかがポイントですね。
結論から言うと、A♭dimはE7の代理コード。
以下のように構成音が非常に似ているため、代理のコードとして違和感少なく入れることができます。
E7:E、A♭、B、D
A♭dim:A♭、B、D、F
今回はコードチェンジの直前にこの代理コードを挟むことによって、普通の進行とは少し違う味が出たって感じですね。
・味付けポイント②(|Am|Am|Gm7|C・F△7|)
ここの後半の|Gm7|C・F△7|のところです。
これは絵に描いたようなツーファイブワン進行ですね。
Gm→Fといくところを、Gm→C→FとCを挟むことによってより進行感を出すことができる進行です。
こちらも「夜に駆ける」で出てきた進行で、詳しくは以下記事で解説しております。
2行目
1行目でかなり疲れてしまったので以降は次回にします。
さいごに
今回は2月のコピチャレの分析編でした。
コードを見ていきました。たった2小節しか見れてないんですが色々と技術が詰め込まれていますね。しっかりと吸収していきましょう。
次回は続きです。
ここまで見ていただきありがとうございました。
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