#158 サラリーマン、分析をする①「Pretender」
こんにちは。
今回は2月のコピチャレでコピーした曲の分析をしていこうと思います。
前回までのおさらい
コピーしたのはOfficial髭男dismの「Pretender」のBメロ。
そして成果物が以下。
中々の出来ではないでしょうか。個人的にも満足です。
ただ、コピーして終わりじゃ何の学びにもならないので、しっかりと分析をしていきましょう。まずはリズムから。
リズム分析
ここはなんといってもシンコペーションが特徴的ですよね。
シンコペーションとは、本来の正規のリズム進行から逸脱した状態のことを指します。ここで、正規のリズム進行というのは、次のように小節の頭(1拍目)に強拍がくるリズム進行のことを指します。
4拍子の曲なら、[強拍・弱拍・弱拍(強拍に準ずる拍)・弱拍]
要するに、コードチェンジや切り替わる合図みたいなのが小説頭にこないリズムパターンのことです。
今回のコピー箇所を見てみましょう。
こちらが譜面です。(こちらのサイト引用)
コードチェンジのタイミングに着目すると、そのほとんどが小説頭にないことがわかります。これが異常。
シンコペーションが入っている曲なんて数え切れないほどたくさんあるんですが、ここまで小説頭からずらしてるパターンは珍しいかと思います。
また、これだけずらしてるのにいやらしさがないのが凄い。
普通これだけシンコペーションを多用すると「どうだ、裏拍だぞ〜」感が出てしまったりするものですが、それがない。
これらの理由を色々考えて一つの結論に至りました。
この部分はコードチェンジ(シンコペーション)すらもメロディに使ってる。
「もっと違う設定で〜(ドゥンドゥン♪)」
「もっと違う関係で〜(ドゥンドゥン♪)」
このドゥンドゥン♪の箇所も言わばメロディなんですよね。歌と伴奏がセットでこのBメロは構成されていると。なのでいやらしさがない。
試しにシンコペーションがない場合どうなるか聴いてみましょうか。
アレンジにもよりますが、原曲よりちょっと魅力が減った気がします。物足りないですよね。
結論。リズムさえもメロディに取り入れる。表裏一体を意識する。
こちらをオリジナル曲を作るときにも意識していきましょう。
今回はリズム分析まで。
さいごに
今回は2月のコピチャレの分析編でした。
リズムのところを見ていきました。こだわりが随所に垣間見えるところでしたね。
次回はコードについて分析していきましょう。
ここまで見ていただきありがとうございました。
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