鳥山大介

フリー。芸歴10年目鳥山大介です。

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最近の記事

続、14歳で出会った親友の話

約3年前の2021年3月にこのnoteにある投稿をした。 「14歳で出会った親友の話」というタイトルだ。 ここでは僕が14歳の頃から芸人になるまでよく遊んでいた親友の話を書いた。 その親友とは22歳の時飲みに行き、僕は芸人彼は社会人になり、お互い頑張ろうと言って別れたっきり9年会っていないという内容だった。 そのnoteを書いてから約3年後の2024年1月16日の夕方に携帯に通知がきた。 その親友からのLINEだった。 僕はものすごく驚いた。 「急になんだ?どういうこ

    • 5年ぶりの手術

      1月23日から25日、鼻の手術のため2泊3日の入院をしてきた。 なぜ手術することになったかというと鼻の骨を折ってしまったからだ。 なぜ折れてしまったか、その経緯を思い出しながら、詳しく書いていこうと思う。 1月17日の朝6時頃、トイレに行こうと布団を出て、リビングの机の上にあるペットボトルに入ったお茶を飲んだ際、目の前が暗くなって意識を失ってそのまま床に鼻を打ち付けた。 そのあと「大丈夫!!??ねぇ!!大丈夫!?」という声で意識を取り戻し、目の前の景色を見てびっくりした

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      • 小豆島への家族旅行

        今年の5月末に家族と小豆島に旅行にいった。 両親と姉と僕の4人での旅行。 家族旅行は人生で二度目だ。1回目の旅行も僕らが大人になってから、今から5年前くらいに初島に旅行にいった。 そう思うとものすごく島に行きたがる家族だ。 次の旅行も沖縄にしようという話が出ている。 基本的に家族で何かをする時は僕は一番最後に聞かされる。今回の小豆島旅行も日程も行き先も決まった状態で行けるなら行こうくらいのノリで誘われた。 実際前日まで僕は小豆島に何をしにいくのかも、なぜ小豆島に決ま

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          僕は今、よしもと時代の同期で元オドるキネマの南と待ち合わせしている喫茶店でこれを書いている。 待ち合わせは15時 15時ぴったりに南から電話がきた 「ごめん!時間間違えてた!16時だと思ってて今から向かうと50分くらいかかる!」 全然いいよと答えて、50分時間ができたのでついでに南のことをnoteに書こうと思い書き始めている。 南と出会ったのは2015年、よしもとのお笑い養成所東京NSC21期に僕が通っている時だ。 NSCは最初にクラス分けというのがあり僕が入ったのは

        続、14歳で出会った親友の話

          ラタトゥイユの思い出

          今回も皆様から頂戴した単語からnoteを書かせて頂こうと思います。 今回の単語は【ラタトゥイユ】です。 ラタトゥイユという文字を見てまず思ったのが読み方がわからないということです。 僕はこれを話す時は「ラタトゥーユ」と発音しています。でも表記を見ると「ラタトゥイユ」です。 この「イ」はきちんと発音する「イ」なのでしょうか。そうすると僕が今まで発音してきた「ラタトゥーユ」とは違うものになってしまいます。 でもこれで「イ」が発音するものだとしてきちんと「ラタトゥイユ」と言ったら

          ラタトゥイユの思い出

          タクシーと僕

          noteを更新しようしようと思って全くできてなかったので、インスタのストーリーで単語を募集させてもらいました。 ご協力いただいた皆様ありがとうございます。いただいた単語から書けるだけ書いていきたいと思います。 【タクシー】 タクシー。信じられないくらい便利な乗り物だと思う。ただ僕にはほとんど縁のない乗り物だ。 僕は移動は基本的にバイクなので電車にもタクシーにも乗らないのだが、まず電車はめちゃくちゃ苦手というのがあるので乗らない。タクシーは乗らないというか乗れない。 理由は

          タクシーと僕

          14歳で出会った親友の話

          この前「14歳の栞」という実在する中学校2年生のあるクラスの三学期に密着したドキュメンタリー映画を観にいかせてもらった。 その映画を観ながら自分の14歳の頃を思い出したら、その年に出会った親友のことを思い出した。その親友は14歳から僕が芸人になるまでずっと一緒にいて、僕の人生でとても大切な友達だ。 彼との出会いは中学2年の時、初めて同じクラスになった時だ。 ただ出会ってすぐ僕は、彼を傷つけてしまった。

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          14歳で出会った親友の話

          自粛中に見たドラマの話2

          内容を書くとネタバレになってしまう可能性もあるので、今回も控えます。 【愛の不時着】 これもまたNetflixで見た韓国のドラマです。おそらくラブストーリーだろうし、なんとなく最初はみる気がしなかったのですが、あまりにもランキング上位にずっといるので見はじめました。 そしたら案の定信じられないほどハマり、2日かからず見終わりました。簡単なあらすじはこんな感じです。 ある日パラグライダーを操縦中に突風にあおられて北朝鮮に不時着した、財閥の跡取り娘ユン・セリと、彼女をかくま

          自粛中に見たドラマの話2

          自粛期間中に見たドラマの話

          この自粛期間にAmazonプライムやNetflixで海外ドラマを見漁ったので、一つずつただただ感想を書いていこうと思います。 内容についてはあまり書かないと思います。見終わった人がこんな気持ちになったのなら見てみようかなと思ってもらえれば嬉しいです。 【梨泰院クラス】 これは今Twitterなどでものすごい話題になっている作品です。僕は韓国のドラマは今まで「冬のソナタ」くらいしか見ておらず、あまり見る習慣がなかったのでNetflixのおすすめにでてきてはいたのです

          自粛期間中に見たドラマの話

          僕が映像作品をひたすらに見続けるようになった話

          自粛期間ということもあり、家でNetflixやAmazonプライムやYouTubeをひたすら見ている。 いや、自粛期間だからというのはおかしかった。元々毎日平均4時間はYouTubeを見ている僕からしたら少し長くなったくらいだろうか。 この期間に今まで見ようと思っていたが、中々見ることのできなかった作品を片っ端から見ている。 最近見たものは 【ドラマ】 ・白夜行 ・幻夜 ・カッコウの卵は誰のもの ・分身 ・YOU -君がすべて - ・梨泰院クラス ・The O.C

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          芸人になりたいことを親に告げた日

          僕が芸人なると決めたのは大学3年生になった頃、同学年の友人達が一斉に就職活動を始めた時だった。 周りの皆は「もうお遊びはおしまい」というような顔をして急に大人になっていた。僕もその中にいて、皆と一緒に就職活動ガイダンスなどを受けていた。 芸人になりたいとは誰にも言えなかった。 そもそも僕が芸人になりたいと最初に思ったのは、小学生の時に熊本のおばあちゃん家で吉本新喜劇を見た時だ。 東京に住んでいたらほとんど見れない大阪の吉本新喜劇が九州では土曜のお昼にやっていた。そ

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          僕が初めて舞台に立った日

          初めて舞台に立った日 僕の初舞台は今から8年前の2012年9月25日。 西荻窪駅にある劇場だった。 劇場とはいっても、普段はお笑いライブなどをやっていないような区民センターみたいなところで、そこを皆で借りてライブを開催していた。 どんなライブかというと、プロダクション人力舎の養成所「スクールJCA」の養成所生ライブだ。 2012年5月に大学を卒業したばっかりの僕は人力舎の養成所スクールJCAに入学した。 JCAのライブは9月からでそれまでは他のクラスの

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          小学生時代の作文を見つけた話

          自粛期間でずっと実家にいるので、この前両親と家の大掃除をした。 すると小学生の時に使っていたお道具箱の中から、大量の作文やら図工の時間に書いたであろう絵などが出てきた。 自分でも書いたことすら覚えていないし、そのお道具箱が開けられるのも15年ぶりとかであろう。 捨ててもいいものがないかどうか確認するため中身を見てみる。適当にとった小学校2年生頃に書いた作文の内容がこちら 「きらくな一週間」  鳥山大介 ぼくはいつもきらく 月ようびならいごとなし

          小学生時代の作文を見つけた話

          僕が一人でご飯に行く時の問題2

          やっとお店に入ることができた。 前のnoteで書くのを忘れていたが、まず基本的に行くお店は絶対に誰かと行ったことのあるお店に限る。 一人で初めてそのお店に入ることはできない。なぜならそのお店がどのように注文をするのか、そしてどこにトイレがあるかなどが把握できていないからだ。逃げ場がないので、店内であたふたするのが一番恥ずかしい。 一度知ったような顔をして歩いて行ったら思いっきり厨房みたいなところに入ってしまったことがある。そのお店にはそれ以降行けていない。 それら全て

          僕が一人でご飯に行く時の問題2

          僕が一人でご飯に行く時の問題

          僕はよく一人でご飯を食べに行く。友人と食べるご飯も好きなのだが、予定を合わせて、食べたいものを合わせて、お店を決めて行くことを考えると一人のほうが気楽でいいこともある。 だが一人ご飯だとルールがいくつかある。 人見知りで自意識過剰な僕にとってはただご飯を食べて腹を満たすだけではない。それまでにいくつもの試練が待ち受けている。 まずは一人でご飯を行くときには気合を入れなければいけない。知らない人達としばらく密室の空間に一緒にいなければいけないというストレスより、食欲が勝っ

          僕が一人でご飯に行く時の問題

          東京国際映画祭に「男はつらいよ お帰り 寅さん」を観にいった話

          僕の大好きな映画「男はつらいよ」の最新作を東京国際映画祭に観に行ってきた。 元々公開は12月27日だったのでそれまでの我慢だと思っていたのだが、ふと飛び込んできた東京国際映画祭のチケット抽選の文字を見てダメ元で応募したのが1ヶ月前。こういう類のものに今まで一回も当たったことのない僕がまさかの当選をしたのだ。 僕がどのように「男はつらいよ」に出会い、どんなところが好きかはこのnoteの一番最初の記事を読んで頂ければわかると思う。 2019年10月28日映画祭当日、僕はなんで

          東京国際映画祭に「男はつらいよ お帰り 寅さん」を観にいった話