僕が映像作品をひたすらに見続けるようになった話

自粛期間ということもあり、家でNetflixやAmazonプライムやYouTubeをひたすら見ている。
いや、自粛期間だからというのはおかしかった。元々毎日平均4時間はYouTubeを見ている僕からしたら少し長くなったくらいだろうか。

この期間に今まで見ようと思っていたが、中々見ることのできなかった作品を片っ端から見ている。

最近見たものは
【ドラマ】
・白夜行
・幻夜
・カッコウの卵は誰のもの
・分身
・YOU -君がすべて -
・梨泰院クラス
・The O.C
・人間レッスン
・愛の不時着

【映画】
・世界の中心で愛を叫ぶ
・アヒルと鴨のコインロッカー

【その他】
・マイケル・ジョーダン:ラストダンス
・ザ・ジレンマ:もうガマンできない⁈

時間があるので、おもにドラマ優先で見ている。
僕は昔からそうなのだが、映像作品をひたすらにずっと見ていられる。ドラマは見始めたらドラマが終わるか、朝が来てさすがに寝ないといけないと思って寝るかだ。僕の方がこれ以上見れないと思ったことはほぼほぼない。

いつ頃から映像作品をずっと見ているようになったのか思い出してみたら高校2年生頃だったような気がする。
小学生時代から家に一つしかテレビがなかった僕は、基本的にテレビを見ずに育った。そのクールにやっているドラマを毎週追っかけているくらいで他の時間はほとんどテレビを見なかった。小学5年生から高校まではバスケットにハマっていたので、より見ない生活が続いていた。

しかし高校2年生の時、バスケットボール部に問題が起きてほとんどの部員が部活を辞めることになった。僕もその中の1人で、2ヶ月くらい部活のない日々を送ることになった。(何か悪さをして謹慎とかではないです)

部活のない日々が始まり、暇な時間ができた僕は人生で初めて「昼まで寝る」ということをしてみたり、ただただ自転車で遠くに行ってみたり、ゲームを一日中やってみたりした。
そんなある日、テレビでたまたま昔のドラマを振り返る特番があり何気なくみていると

『俺は池中玄太だよ!!』

という言葉聞こえてきた。
1980年から放送されていた、西田敏行さん主演の「池中玄太80キロ」というドラマの中の映像だった。

なんでかわからないが、そのドラマが急に見たくなった僕はTSUTAYAに走った。そしてvol.1だけを手に取り家に帰ってすぐ見始めた。
面白すぎてすぐにまたTSUTAYAに行き、パート1のDVDを全部借りてきた。(池中玄太は日本のドラマでは珍しく、パート3まであります。)

そしてその日朝までずっと池中玄太を何回も何回も見てすっかりハマってしまった僕は、池中玄太のDVD BOXを買うことを決意した。
ただお金も全くなかったので、すぐに家の近くのコンビニでバイトを始め、初任給でDVDBOXを買った。今思うとすごい行動力だ。

それから昔のドラマや映画をたくさん見るようになり、もっともっと見たくなった僕は高校卒業後すぐTSUTAYAで働き始めた。

その頃からだろう、ドラマや映画をいくらでも見るようになっていったのは。16歳までほとんど見ることのなかった人間が突然目覚めるとそうなるのだろうか。

このnoteを書いていたら、池中玄太が無性に見たくなってきた。今日はこれから池中玄太を見ることにしよう。

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