小学生時代の作文を見つけた話

自粛期間でずっと実家にいるので、この前両親と家の大掃除をした。

すると小学生の時に使っていたお道具箱の中から、大量の作文やら図工の時間に書いたであろう絵などが出てきた。

自分でも書いたことすら覚えていないし、そのお道具箱が開けられるのも15年ぶりとかであろう。

捨ててもいいものがないかどうか確認するため中身を見てみる。適当にとった小学校2年生頃に書いた作文の内容がこちら

「きらくな一週間」  鳥山大介

ぼくはいつもきらく
月ようびならいごとなし
火ようびならいごとなし
水ようびならいごとなし
木ピアノ30分ならいごとある
金ようびならいごとなし
土ようびならいごとなし
日なし
ほとんどならいごとなし
ほとんどあそべるぼくはうれしい
ほとんどきらくなこんなじぶんがすきだ。

びっくりした。まず全然作文になっていないし、こんなものを堂々と先生に提出していたと思うとメンタルが強すぎる。

地味に木曜日は習い事あるんかいというのもあるが、確かにこの時期習い事が多い友達が多かった気がする。心の中で「そんなに習い事たくさんでかわいそうに…」と思っていたに違いない。

僕もピアノだけは習っていたが、完全に自分が通いたいと言って始まったことだった。4つ上の姉が通っていて、それにくっついて遊びにいってたことがきっかけだ。

通いたいと思ったきっかけは木村拓哉さん主演のドラマ「ロングバケーション」だった。ドラマの中で木村拓哉さん演じる主人公がセナのピアノという曲をひいていて、それがあまりにもかっこよかったから習い始めたのだ。
そして数年後にセナのピアノがひけるようになった瞬間、ピアノをやめてしまった。目標が達成したからであろう。

なによりこの作文は一行目の

ぼくはいつもきらく

のアホさ加減がたまらない。本当に気楽なんだろうなというのがわかる。そしてこの作文を自信満々に家に持ち帰ってきた僕に、特に何も言わなかった両親もすごいと思った。

他の作文を探していると中学校1年生の時の作文が見つかった。

タイトルが「命について」と書いてあった。

なにがあったんだ。
きらくな一週間時代の僕から5年の間に何があったんだ。お前だけは真面目に語るなよ。

他にも大量の創作物が見つかったので、この自粛期間にゆっくり見ていきたいと思う。

よろしければ、是非お願いします!