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傾聴・アクティブリスニングについて ストラテラ服用日記 658日目

最近、傾聴についてあまり良くない話を聞く機会が何度かあったのでそれについて書いていきます。

良くない話というのは、傾聴に対していいイメージがないということだった。
そういう方が口を揃えて言うのが、ただ話を聞いて同意してもらっただけという話だ。確かに傾聴と漢字でみると聞くだけのように思われる。

ちなみに傾聴がどんなものかと言うと、
(カカオナビより引用 https://www.kaonavi.jp/dictionary/keicho/ )

傾聴とはカウンセリングやコーチングで使用されるコミュニケーション技法の一つ。相手の話を深く聴いたり、話し方や表情、姿勢、しぐさといった言葉以外の部分に注意を払ったりすることで、相手を理解します。(引用終わり)

となります。
アメリカの心理学・カウンセリングの大家であるカール・ロジャースによって提唱されたもので、英語ではアクティブリスニング(積極的傾聴)と言われます。
ところが何故か日本語ではリスニングの傾聴という訳語だけが広まっています。

ここが問題で、本来なら積極的に聞いて質問する、までが傾聴だと私は捉えているのですが、上で書いた方が受けた傾聴はただただ同調してもらっただけ・・・。

それではクライアントになった方の満足感は低いよなぁと思う。

個人的には、しっかり話を聞いて色々な角度で質問して問題を言語化したり、できることを考えたりするまでが傾聴・アクティブリスニングだと考えている。(上で紹介したサイトにもそのように書いてある)

オープンダイアローグを私がやるときは、質問タイムを多めに取るようにしてみる。実際、それが好評だったりする。

傾聴で不満がある方も、是非オープンダイアローグに参加してみてはいかがだろうか。

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