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ADHDあるある「誰にでもそういうことはあるよ!」 ストラテラ服用日記 34日目

80mg増量して10日目
今日は胃痛も頭痛も感じずに、いつものゾワゾワ感のみ。

今日も奥さんと自分の特性について話した。
奥さんとは小さな会社で、一緒に働いている。

その奥さんから見て、自分は発達障害では無いらしい。
要領の悪さや、先延ばしや、報・連・相の少なさなどの言い訳として発達障害に逃げてるてるように見えると言われた。

仕事ができないのは性格の問題で、仕事の仕方を改善すればきっとできるようになる、と。

正直、困った。
以前からADHDについて説明して、自分の特性についても説明して、一定の理解を得られていたと思っていたのに、そう言われてしまうと何も言い返せない。

確かに、怠け者だし、面倒ごとは先送りしたくなるし、報・連・相の必要性を重要視していないのも、性格といえば性格だ。

とは言え、隣にいて多少なりとも自分の困りごとや生きづらさを知ってもらっていると思っていたので、ちょっとショックだった。

とは言え、ショックはちょっと置いといて、可能性を検討してみた。
①自分は発達障害ではなく、仕事の仕方の改善努力が足りてない
②本当に発達障害グレーゾーンで、性格の問題より脳に問題がある

はじめに浮かんだのはこの2つの可能性だったが、脳内会議の結果、とりあえず奥さんとの会話を①と想定して進めることにした。


無くしものを頻繁にする、特に必要な書類がどこかに行ってしまうのもADHDあるあるで、私もよくあるという件について話すと、

奥さんからすれば「本気で仕事をしやすくするために整理したことある?本気で整理してるように見えない」と言われてしまった。

机の上、引き出し、PCのデスクトップは、定期的に片付けている。その時は、出来る限り不要なものを減らして、書類を分類して後々探しやすいようにしている。

しかし、ある書類が必要になった時に、なかなか出てこない。(大抵は最初に探した山から出てくるのだけど、何故か一発では見つからない)

本気で整理するなら、書類の分類一覧と、分類ごとにしまってある書類名一覧を作って、常に手元に置いておく、ぐらいのことをすべきだろうか。

確かにそこまではやってないが、そこまでやる必要を感じない。

理由はいくつかあるが、明確に分類出来る書類ばかりでないことや、日々増える書類をその都度分類していく時間と能力が足りない。

借金玉氏の著書や、カバンの使い方にあるように、分類するよりは必ずこの山のどこかにある、という場所を作った方が現実的だと思うからだ。

と、ここまで書いて一つ閃いた。(特にPCでのフォルダ分け)
整理するときの基本ルールを考えて、不文律にまで固められたら明確な分類ができるのではないだろうか。

つまり、分類する視点を一つにするということ。無理矢理に分類しようとして、視点がバラバラのまま分類していたかもしれない。

だから、遡って書類を探しても見つからない。
いいアイデアかも。これは明日、考えよう。


他にも奥さんとマルチタスクの処理能力の話もした。
奥さん曰く「私も急にいくつか仕事を振られると、パニックになる」し、急いでメモを取る習慣をつければ、抜け落ちることは無いのでは?という提案だった。

これもちょっとショックだった。
ADHDあるあるの「私もそういうことあるよ!」をパートナーから聞くとは。

いや、まだ奥さんも発達障害についてあまり知らないときならいいんだ。でも、そこそこ説明して理解してもらっていたと思っていたので、この質問には愕然とした。

そして、「誰にでもそういうところはあるよ!」はADHDあるあるなので、答えを用意しておくべきところをしてなかった。

一般の定型に言われたときの答えはもちろん持ってるが、奥さんにはその答えについても説明していたし、その上でその話をされることは想定してなかった。

想定外のため、①の前提で進めようとしていた議論が②になりそうだったので、慌てて①に話を戻して、奥さんに解決方法を聞いてみた。

出来ない部分を本気で創意工夫してカバーすれば、自分が思うように仕事が出来るようになるはず、とのことだった。
おいおい、それって俺が本気で仕事してないみたいじゃないか・・・。

一つ一つを突き詰めて、工夫してるかと言われればしていない。
非常にハードルが高いと感じるし、日々そのエネルギーを捻出できるか甚だ疑問だ。

最近ずっと上司に怒られてばかりで、困りごとと生きづらさが表面に出てきて、鬱傾向と希死念慮が出てきているのを間近で見ていた奥さんからの言葉は、なかなか考えさせられた。

何というか、側から見てると困ったように見えてないんだな、と。本人は死ぬほど困ってるんですけど。

でも、そう見えてないってことは、やれることがたくさんあるんだなと、ポジティブに捉えて明後日からの仕事に向かおうと思います。

とは言え、奥さんは仕事中もたくさんフォローしてくれて、「本当に会社が嫌なら辞めてもいいし、私が稼ぐから!」とまで言ってくれていて、1番の味方であることには変わりはないです。本当に感謝してます。

長くなったので、瞑想・内観については、明日以降に書きます。

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