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思いっきり頭を殴られたような衝撃をもたらす曲

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題名の通り。
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2022年6月の記事一覧

Mr.Children「1999年、夏、沖縄」

Mr.Children「1999年、夏、沖縄」

ミスチルはちょうど世代で、特に1990年代の曲は全般的に好きです。「CROSS ROAD」「innocent world」「everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~」は、自然と自分の中に組み込まれている感じでしょうか。

そんな中、なんとなく買った「NOT FOUND」というシングル曲に入っていたもう一曲が「1999年、夏、沖縄」だった。

「NOT FOUND」目当てだった

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高橋優「オナニー」

高橋優「オナニー」

題名で先入観をもつなかれ。高橋優さんらしい硬派な曲。でも、題名・・・。

会社の若い子たちと行ったカラオケでこれを歌ってドン引きされたけど、気にしない。頭のおかしい人だと思われてもいいから。

基本的に「馬鹿ばっかりだ」を連呼する歌。

「最近結婚したワタナベくん」とか「不倫がやめられないマナミちゃん」「後輩に論破されるカキザキくん」を登場させて、みんな馬鹿だとたたっ切るけど、愛すべき馬鹿だという

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ビリー・ジョエル「We didn’t start the fire(邦題・ハートにファイア)」

ビリー・ジョエル「We didn’t start the fire(邦題・ハートにファイア)」

ビリー・ジョエルの音楽に初めて触れたのは、高校時代。友人からベストアルバムのCD2枚組みを借りた。英語があまりできない自分が、辞書を引きながらメッセージ性が非常に強い歌詞にいたく感銘を受けた記憶がある。

「ピアノマン」から始まる2枚組みアルバムは名曲の宝庫だった。

「エンターテイナー」は自虐的でありながら、芸能界をチクリと批判するような表現があり、いら立ちを皮肉を交えながら、まとめている。この

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teto「Pain Pain Pain」

teto「Pain Pain Pain」

この曲は驚いた。

2018年1月、お笑い芸人「和牛」のオールナイトニッポンRを聞いていたら、水田信二がとっておきの曲を紹介するコーナーの1曲目として紹介されていた。

このとき、tetoのことは全く知らなかったけど、真夜中にこの曲は反則過ぎる。

歌詞のスピードに圧倒される。早口で、大量の歌詞を一気にまくし立てる。

下に公式のYouTubeのアドレスを貼っているので、聞いてみてください。

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樺澤まどか「卑屈のうた」 生きるのがめんどくさい

樺澤まどか「卑屈のうた」 生きるのがめんどくさい

この歌を初めて聴いたのは、お笑い芸人「かまいたち」のYoutube。マネージャーを務める樺澤まどかさんが初のワンマンショーを開いたときに歌った曲なんだよね。ピアノを習っていた樺澤さんが、初めて作詞作曲したオリジナルソングを弾き語りで歌いきった。

この歌。ホントに頭を殴られたような衝撃があった。

まずは前半に「分からないな」「どうせ僕は」「僕はできない」とこれでもかと卑屈を並べた上で、

「生き

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ヨルシカ「爆弾魔」 死んだ目で爆弾片手に口を開く

ヨルシカ「爆弾魔」 死んだ目で爆弾片手に口を開く

ずいぶん若い同僚に「ヨルシカがいい」と教えてもらった。
そのときに同僚が挙げていた曲は「だから僕は音楽を辞めた」だった。

聴いてみた。

「きれいだけど泣き出しそうな声」と「追い詰められ過ぎて叫び出す寸前の思いを絞り出したような歌詞」。この組み合わせに一瞬で心を奪われた。

ライブを見たいと思っているけど、コロナ禍でまだ参加できないでいる。

「だから僕はー」には、「どうでもいい」という言葉が、

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斉藤和義「幸福な朝食 退屈な夕食」

斉藤和義「幸福な朝食 退屈な夕食」

題名から想像してみてください。どんな曲だと思いますか?

CMにも起用されたから、知っている人も多いと思います。でも、それほどメジャーな曲とは言いがたいのではないでしょうか。
もちろん、斉藤和義さんファンで、この曲を知らない人はいないと思います。

この歌を初めて聴いたのがいつだったか、全く覚えていない。1997年のリリースだから、社会人にはなっていたんだなあ。このころは色々とすさんでいた時代。も

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