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レゾリューション2024
昨年の11月の世界大会で約10日間のアメリカ滞在を終え、自分がいなくても、そして戻ってきても何ら変わらず猛スピードで回る日常にグリス無しでゴリゴリと自分の体を挟み込み、摩擦に削り落とされそうになりながら働いて、なんとか年末年始を社会の歯車となって転がしていたら、世の中は2024年になっていた。
自分がそう思っているよりも、自分は自分の感情に鈍感になってしまったのかも知れないと訝しむほどに、悔しさ
濃縮ウコンと空虚な時間
やまない雨はない。
明けない夜はない。
時間は有限。
命は限りあるもの。
今年の夏は今年しかない。
勝つまでやればいつか勝てる。
私以外私じゃないの。
事実の羅列だ。でも一つ一つの事実に勝手に勇気づけられたり、一方で目を背けたりする都合いい力も人間は持っている。
思考に思考を重ねて迷路のように行ったり来たりして、深呼吸して一歩引いて眺めてみれば何でもないことを、悶々とああでもないこうでもないと手
想像しようそうしよう。
”ボジョレーヌーボーには赤しかない。”
そんなことも知らずに東京にやってきた7年前、当時働いていた職場のあった京王線笹塚駅改札前から伸びる高架下商店街の中に在るカルディで、
「ボジョレーの白ください」と自信満々に言い放った自分に向けられた、店員さんの困惑した表情を今でもたまに思い出すことがある。
「お客様、ボジョレーに白はございません。」と店員さんに言われ、自分の顔は赤ワインのように真っ赤になっ
振り返れば奴がいる。
駅に着いたくらいで教えてくれれば準備をしてお出迎えできるのに、いきなりチャイム鳴らして「家の前に着いたからドア開けて」というような、生活のリズム感がクラムボンとミドリ(関西ゼロ世代のパンクバンド)くらい違う友人のように、私の便意はやってくる。
阿佐ヶ谷駅周辺を散歩している頃合で、ついさっきまで全然連絡を寄越さなかったのに、急にやってきた彼のために、近くで使えるトイレはないかなとベビーカーを押しな