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drums/coffee/鞄の中身フェチ 30歳 ドラムはバンドやサポート、傍らドラム…

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drums/coffee/鞄の中身フェチ 30歳 ドラムはバンドやサポート、傍らドラム講師も。大変ありがたいことに最近ほとんどお金をかけず音楽やれております。 コーヒーは自家焙煎もカフェ巡りも。 プロではないが趣味にしては入れ込みすぎ。そんな曖昧な境界に生きる人の雑記。

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  • ドラムのあれこれ

    ドラムについて日々、色々と思うこと。

  • ドラマー音楽用語解説

    嘘八百時折真実 日本一参考にならないドラム用語辞典です

最近の記事

【ドラム】ビンテージ楽器の良さとは(ドラム限定)

なーんかこの手の物議を醸し出しそうなので先に保険を掛けておく。 あくまで個人的な意見なので話半分で読んでね。 ビンテージはいいぞってよく言いますよね。 有名なところだとスネア、セット、シンバルだろうか。ペダルもたまにいる。ちなみにシンバルスタンドのビンテージ信者は変態扱いにしている。 何がいいんでしょうね。っていう話を今から展開するので、そういう意見もあるのかという感じで読んでいただければ。もう一回保険かけるじゃん。 怖いもんビンテージ信者。 まずスネアですね。 僕の持論

    • 【ドラム】MEINL(マイネル)シンバル、なんでウケているの?

      シンバルといえば一昔前までZildjian、SABIAN、Paisteが三大メーカーとされてきた。 近年、ここにきてドイツのシンバルメーカーであるMEINL(マイネル)が台頭してきている。というのはあくまで肌感だが、最近使っているドラマーが、特に若手を中心に急激に増えているように感じる。 ということで今回はMEINLシンバルについて触れてみようと思う。 MEINLは1951年に創業したドイツのシンバルメーカーだ。詳しい歴史などは公式サイトとかWikipediaとか見ていただ

      • 【ドラマー音楽用語解説】ドラムセットにみられる太鼓類

        ・スネアドラム 別称:スネア、小太鼓 ドラマーにおける心臓である。そのためドラムセットからスネアを抜き取られるとドラマーはその生命活動を停止する。 最大の特徴は裏面に響き線(スナッピー)が取り付けられていることにある。これの本数には多い少ない違いが見られるが、響き線が多くなるにつれその依存性は高くなる。また口径もポピュラーな14インチから13インチ12インチと小口径になっていくにつれ、スネア依存症の進行速度の比例していることが厚生労働省より統計発表されている。 ・バスド

        • 【ドラム】十徳ナイフとドラマー

          突然ですがわたくしスティックケース(リュック)に十徳ナイフが入っている系ドラマーなんですよ。これが意外と活躍する。 あって助かったケースを紹介しつつ、十徳ナイフをスティックケースに忍ばすドラマーを増やし、常態化することで自分が不審者扱いされなくなるまで布教させてほしい。 その1「シンバルスタンドのネジ硬っっ!!」 はい、プライヤーを出しましょう。あっという間に緩みます。 締め方向には絶対使うべからず。 その2「シンバルスタンドのネジが無ぇ!!」 なぜかウイングナットのウ

        【ドラム】ビンテージ楽器の良さとは(ドラム限定)

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          【雑記】COMPLEX 日本一心を終えて

          居ましたよ。前から7列目に(実質4列目だった) 今日は伝説のユニット、COMPLEXが先日行った東京ドームチャリティーライブ「日本一心」について書こうと思う。 COMPLEX。 今や国民的ロックユニットであるB'zでさえ「あれが続いていたらなにもできなかった」と語ったという、吉川晃司と布袋寅泰のユニットである。 活動期間はなんとわずか2年。吉川と布袋間の方向性の違いによる軋轢が原因で、最後には取っ組み合いの喧嘩の末、終わってしまったのだ。 その短い活動期間で世に出した、

          【雑記】COMPLEX 日本一心を終えて

          【ドラム】スティックケースを使わないという選択肢

          ※以前のアカウントからの引越し・加筆記事です 1年くらい前からスティック専用ケースを使うのをやめてみた。 街でギターケースを背負っている人を見かけると大抵の人が「ギタリストだ!」となるだろう。対して、同じように街でスティックケースを持った人を見かけると大抵の人が「変わったボディーバッグを持った人だなあ」となるじゃない。 なんか早速悲しいな。一般の方がこの人ドラマーだ!と持ち物だけで特定するのが難しい気がする。 スネアケースやシンバルケース背負ってると亀仙人と間違えられま

          【ドラム】スティックケースを使わないという選択肢

          【ドラム】私的ドラムメンテナンス解体書(2)シンバル編

          シンバル編です。 シンバルのメンテナンスは超デリケートだ。 とりあえずそれを念頭に置いて臨んで欲しい。 シンバルは本当に取り返しがつかない楽器だ。 錆びてきたからとて安易にクリーナーを使用して音が変わることもままある。 しかも太鼓のようにチューニングできる楽器ではないので、変わってしまった音を完全に復元できないのだ。 シンバルのメンテナンスにはシンバルクリーナーというものを使うのが一般的だろう。 最近有名なのはCANOPUSから発売されているGROOVE JUICEとい

          【ドラム】私的ドラムメンテナンス解体書(2)シンバル編

          【ドラム】私的ドラムメンテナンス解体書(1)

          今回はいつもの独り言というよりは実用書的な内容にしようと思う。 巷で色々とドラム専用のメンテナンス用品が販売されているのを見かける。 それらを使えばまずもってメンテナンスはバッチリなのだが、ここでは注意して使いたいもの、こんなものも使っていいの!?、そうやってメンテナンスしていいんだ...的な内容をまとめたい。 今まで僕の機材で壊れたものは無いし、一番古いものでは13年間問題なく使えている。自分は著名なドラムテックなわけでも無いが、この実績は真実だ。自己責任で...にはなっ

          【ドラム】私的ドラムメンテナンス解体書(1)

          【雑記】ハードケース讃歌

          僕にとってハードケースはとても魅力的な存在だ。なんか謎めいたロマンがある。 布とかで作られたカバン(ソフトケースとしておこう)はある程度形が変わるから結構モノを詰め込める。対してハードケースは決まった形から微動だにしない。絶対ソフトケースの方が収納力があると思う。 さらに重さも全然違う。ハードケースは何かにつけてとにかく重たい。硬いってことは質量があるのだ。布などは柔らかいから衝撃を吸収してくれるのでちょっとやそっとじゃ破損しない。だがハードケースは薄肉だと割れるのだ。割れ

          【雑記】ハードケース讃歌

          【雑記】アー写体験記

          昨年の七夕で30歳になった。 キリの良い年齢だし、なんか記念に残る事がしたい。 アー写撮るか。 と始まり、昨年7月に方々声をかけ構想を練り、12月末に撮影を終えた。 自分のちゃんとした写真持っているときちんと活動している感あるし、フライヤーに載せる写真で求められることもたまにあるので持っていて損はないなと思う。 撮影は昔一緒に仕事していた元同僚がプロのカメラマンさんとして独立されたのでお願いした。 撮影アシスタントには高校の同級生で、今はコンポーザーとサウンドエンジニア

          【雑記】アー写体験記

          【雑記】音楽を楽しんでやるって難しくない?

          音楽は音を楽しむものだから音楽だ。 みたいな話、きっと貴方もよく聞くのではと思う。 うむ。ある視点からはそうだろう。 だがどうだろう。やる側の立場で捉えると、ちょっと疑問に思う。 良い音楽を聴いたり、ライブを観るのは確かに楽しい。でも自分がやるとなると、うーん、楽しむ余裕がないとでも言うべきかもしれない。 今までを思い返すとアマチュアとはいえ、極力イイもの提供したい(というのは建前か。カッコいいと思われたい)もんだから演奏は自分の全てを投げ打つ覚悟でやってしまう。だか

          【雑記】音楽を楽しんでやるって難しくない?

          【ドラム】セッティングフェチ

          ドラムのセッティング、本当に好き嫌いがある。 もはやドラムのセッティングでこのドラマー好きか嫌いかを判断している節もある気がする。 ここでいうセッティングとは音そのものというよりはドラムの各パーツの高度だったり角度だったり数だったり、「みてくれ」に関するものだと先に言っておく。 セッティングはその人の体格や、プレイスタイル(大きい音出したい、高速でタムを回したいとか)に影響し千差万別のものだと思う。同じように見えるセッティングも細部でかなりの違いがあるから奥深い。 僕のド

          【ドラム】セッティングフェチ

          【ドラム】演奏ワークステーションの中身

          ドラムの演奏における周辺機器、あったらいいものが意外と多い。 一気に曲を繋げて演奏するなら曲順が入ったiPadがあると安心だし、いつもよりオーバーに叩いてみせてみたりするなら身体を冷やすサーキュレーターみたいなものがあってくれると助かる。 演奏の反省会をするならフォームチェックに動画撮影用カメラもあると嬉しい。 そこで、それらをまとめて運べてかつ展開して運用できる環境を構築したくなってきたのだ。それが今回の演奏ワークステーション構築の着想となった。 コンセプトは下記の通り

          【ドラム】演奏ワークステーションの中身

          【雑記】楽譜なんて分かりゃいい論

          楽譜。演奏カンぺともいう。 …ダサいからやっぱ楽譜でいいや。 あの5本線におたまじゃくしが羅列されているやつ、考えた人すごいと思うんですよ。 見慣れる訓練は必要だと思うけれど、一度慣れてしまえば6割くらい音が身体に入っていれば全然演奏できるようになっている。極めれば初見でもいける。 僕も数バンド掛け持ちしつつ、突発的な演奏も入ってくるみたいな良くありそうなケースのドラマーなので、ドラム叩くときは見る見ないはまちまちだが、とりあえず楽譜をセットしてある。 リハの時も突然、だ

          【雑記】楽譜なんて分かりゃいい論

          【ドラム】ライドシンバル買った

          良くないと思うんだけどね、いい楽器って大体何かの用事とかの寄り道で見つけることが本当に多いんですよ。 というわけでライドシンバル買いました。22インチとちょっと大きめの。出張中にふらっと立ち寄った楽器屋で。最低な社会人だ。 僕はパイステ教信者なのだが、今回は初の別メーカー。 ボスフォラスというメーカーでして、いわゆる「トルコ系」シンバルだ。ちなみにパイステは「スイス系」に区分される。 …まああの、ここではラーメンの「家系」で変換してもらって、店によって味が違うんだなと思って

          【ドラム】ライドシンバル買った

          【ドラム】MPS-10の開発に関わった話

          KORGからパーカッションパッド、MPS-10が去年の11月12日より発売された。 シンセサイザー王手メーカーであるKORGが満を持してRolandやYAMAHAに対抗してきたように見える。 実はこれの機構部分の開発に携わらせてもらった。販売していつの間にか結構経ったので、そろそろ色々言っていいかと思いましたので、今回はMPS-10について。 いやあ、大変だった。実に。今も大変かもしれない。 この製品、e-mergeと同じチームで開発が行われたらしい。僕はサウンドやらプロ

          【ドラム】MPS-10の開発に関わった話