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【雑記】楽譜なんて分かりゃいい論

楽譜。演奏カンぺともいう。
…ダサいからやっぱ楽譜でいいや。

あの5本線におたまじゃくしが羅列されているやつ、考えた人すごいと思うんですよ。
見慣れる訓練は必要だと思うけれど、一度慣れてしまえば6割くらい音が身体に入っていれば全然演奏できるようになっている。極めれば初見でもいける。

僕も数バンド掛け持ちしつつ、突発的な演奏も入ってくるみたいな良くありそうなケースのドラマーなので、ドラム叩くときは見る見ないはまちまちだが、とりあえず楽譜をセットしてある。
リハの時も突然、だいぶ昔の曲から「これやれそ?」みたいな話になることが多々ある。そういう時に昔、自分で書いた譜面を少し読めば「あーはいはい、おっけい(…よく分からんかったけどイントロ聞けば思い出すだろ)」となるのだ。

僕の場合楽譜は全てiPadに入れてある。
前述した「これやれそ?」に対応するためには全ての楽譜を持っていないといけないので、紙は到底現実的ではない。
あとライブステージは思ったより暗い。あのなんか提灯みたいなバックライト買うのも馬鹿らしいしあんまり見てくれ良くないと思っているので、画面が自光するiPadは最高だと思っている。譜面に曲ごとのBPMを記録したメトロノームもくっついているのでドラムキッカケで始まる曲のテンポ事故もだいぶ少なくなった。
iPad活用術は結構奥深いのでまたそのうちまとめよう。

先程から楽譜だ譜面だ、などとカッコつけた言い方しているが、僕の譜面はホント人に見せられるようなイカしたものではない。

Cメロ
ダダッダダッダダッダダットコトコ
ダダッダダッダダッダダッドコドコジャーン

まじで終始こんな感じです。
テーンテーンテーン、タカドドン、ジャーン
あとなんかいい感じにして解散(チャイナスタンド持ち上げる)
とかも普通に書いてある。

これでもね、ジャズから始まった人間だったのでちゃんとした楽譜が支給されて、それを読んで演奏してたんですよ。
でもだんだん楽譜が無い・買わなきゃいけない歌モノに移行してくると音符追っかけるより、歌詞を追っかける方が音楽的だなあと学生ながらに思い始めたのと、単純に自分で楽譜書くの死ぬほどめんどくさいと思ったのとで、音符で書くスタンダードな譜面をやめてしまった。省略しまくって書けるからだいぶ早く書けるし。

歌モノのリズムパターンはせいぜい3〜4つ。
それくらいならある程度暗記できるし、難しいやつは先程みたく擬音祭りしておくかしておけばいい。合わせやブレイクは都度発生場所の歌詞テキストにつっこんでおく。

分かればいいんですよ。自分しか見ないんだから。
瞬時に理解できれば別に音符でなく擬音満載楽譜でも全く構わないと思いますよ。

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