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「学ぶ人をサポートし、共に学び、共に成長する」/中の人|最難関と言われる資格試験に合格→様々な分野の学びを継続中

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記事一覧

【受験生向け】予備校の選択と単発講座との向き合い方

今日は予備校がテーマだ。 資格試験において、どの予備校を利用するか? というのは、受験生を頭の片隅で悩ませ続ける問題だ。 結論から述べると、予備校選択に関する現…

ともなり
1年前
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プリンター ~非デジタルネイティブの憂鬱~ ガジェット#3

液晶画面で文字を読むのが苦手である。 すぐに目が疲れるのだ。 PCの外部モニターであれ、タブレットであれ、スマートフォンであれ。 (テレビはそこまで疲れないけど、あ…

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1年前
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【資格試験受験生向け】勉強戦略は可処分時間に応じて立てる

大学受験と異なり、資格試験受験者の属性は多種多様だ。 専業受験生、社会人受験生、育児・家事に追われながら、リタイア後の学び直し…。 資格試験はいわば、様々なバッ…

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1年前
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【資格試験受験生向け】要点をおさえるー実務に繋がる勉強法ー

ある法制度を学ぶ際に、有益な視点として、 「当該制度は要するにこういう制度です」 と説明できるように要点をおさえることが挙げられます。 要点をおさえるという意識は…

ともなり
1年前
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【受験生向け】勉強を定義するー合格に必要な能力を高めるためにー

合格するには勉強するしかない。 このことは受験生であれば誰しもが分かっていることだ。 ただし、「勉強」とは何かを深掘りし、合格に向けた戦略を立てている人はあまり…

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1年前
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人は「経験」によって成長する。そして、「知識」は使って初めて「経験」になる。知識をインプットする際には、その知識をどう使うかを意識することで、使う準備と使う予行演習になる。「経験」を経たら、経験と知識を紐づけることで、自らの血肉になっていく。

ともなり
1年前

【受験生向け】本番での「この問題やったことあるぞ!」が危険な理由

テキストの例題、答練、過去問等を反復し、それらは完ぺきに頭に入っているのに、模試・本番では結果がでないという状態は、機械学習の用語である「過学習」という概念から…

ともなり
1年前

裁断機&スキャナー ~限られたスペースの使い方~ ガジェット#2

学ぶ過程でどうしたも増えてしまうのが、蔵書量である。 電子書籍も勿論便利なのであるが、紙の書籍の有用性は電子書籍に代えがたいものがある。 自宅のスペースにも限り…

ともなり
1年前
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ブックスタンドのススメ ガジェット#1

受験生、ビジネスパーソン、士業, etc.は文献を読むという行為が生活の一部になっていると思いますが、読んでいるときの自分の姿勢を意識していない人も多いのではないでし…

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1年前
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【受験生向け】予備校の選択と単発講座との向き合い方

【受験生向け】予備校の選択と単発講座との向き合い方

今日は予備校がテーマだ。

資格試験において、どの予備校を利用するか?

というのは、受験生を頭の片隅で悩ませ続ける問題だ。

結論から述べると、予備校選択に関する現時点での私の意見は以下のとおりだ。

(合格率等で有意な差がないことを前提に)

予備校選択の問題

まずは、勉強開始段階。

大学であれば生協等の学習無料相談を受けて、そこでの感触が良ければその予備校の体験講座を受けてそのまま入学す

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プリンター ~非デジタルネイティブの憂鬱~ ガジェット#3

プリンター ~非デジタルネイティブの憂鬱~ ガジェット#3

液晶画面で文字を読むのが苦手である。
すぐに目が疲れるのだ。

PCの外部モニターであれ、タブレットであれ、スマートフォンであれ。
(テレビはそこまで疲れないけど、あれは画面全体をぼんやりと眺めているからだろうか。)

職業柄、日々多くの書面と向き合っているのだが、液晶画面との相性の悪さは厄介である。

昨今では、紙ではなく、データへの移行の流れもある。
紙派はどんどん生きにくくなっている。

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【資格試験受験生向け】勉強戦略は可処分時間に応じて立てる

【資格試験受験生向け】勉強戦略は可処分時間に応じて立てる

大学受験と異なり、資格試験受験者の属性は多種多様だ。
専業受験生、社会人受験生、育児・家事に追われながら、リタイア後の学び直し…。

資格試験はいわば、様々なバックグラウンドを持つ人達による無差別級の格闘技なのだ。

しかしながら、一般的に語られる受験勉強の方法論は学生等の専業受験生を念頭に置いているものが多い。

勉強法の選択においては、時間は受験生にとって平等ではないことを自覚することが大切に

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【資格試験受験生向け】要点をおさえるー実務に繋がる勉強法ー

【資格試験受験生向け】要点をおさえるー実務に繋がる勉強法ー

ある法制度を学ぶ際に、有益な視点として、
「当該制度は要するにこういう制度です」
と説明できるように要点をおさえることが挙げられます。

要点をおさえるという意識は、実務に繋がり、また、試験における解答力の基礎を提供してくれます。

実務では、依頼者からの法律に関連する相談に対して、法制度を踏まえた回答をすることになります。
その際に、法制度に関して、条文を羅列して詳細に説明することが、依頼者にと

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【受験生向け】勉強を定義するー合格に必要な能力を高めるためにー

【受験生向け】勉強を定義するー合格に必要な能力を高めるためにー

合格するには勉強するしかない。

このことは受験生であれば誰しもが分かっていることだ。

ただし、「勉強」とは何かを深掘りし、合格に向けた戦略を立てている人はあまり多くない。

では、改めて「勉強」とは何か。

『新明解国語辞典 第7版』の次の定義が言い得て妙である。

ゴールは試験に合格すること。

そのために必要な能力と技術を身につけることが「勉強」だ。

資格試験用にシンプルに定義し直すとす

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人は「経験」によって成長する。そして、「知識」は使って初めて「経験」になる。知識をインプットする際には、その知識をどう使うかを意識することで、使う準備と使う予行演習になる。「経験」を経たら、経験と知識を紐づけることで、自らの血肉になっていく。

【受験生向け】本番での「この問題やったことあるぞ!」が危険な理由

【受験生向け】本番での「この問題やったことあるぞ!」が危険な理由

テキストの例題、答練、過去問等を反復し、それらは完ぺきに頭に入っているのに、模試・本番では結果がでないという状態は、機械学習の用語である「過学習」という概念からその原因を説明することができます。また、「過学習」という概念を通して見ることで、その対応策が見えてきます。

以下の記載は、結城浩『再発見の発想法』(2021、SBクリエイティブ)の189頁以下の記載を参照しています。

「過学習」とは、機

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裁断機&スキャナー ~限られたスペースの使い方~ ガジェット#2

裁断機&スキャナー ~限られたスペースの使い方~ ガジェット#2

学ぶ過程でどうしたも増えてしまうのが、蔵書量である。

電子書籍も勿論便利なのであるが、紙の書籍の有用性は電子書籍に代えがたいものがある。

自宅のスペースにも限りがあるため、書籍の旧版や紙ベースでなくてもいいと判断したものについては(泣く泣く)自炊対象としている。

自炊に欠かせないのが、裁断機とスキャナーだ。

私はこの裁断機を使っている。

かなり大きめで置き場に困るのが難点だが、カッターと

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ブックスタンドのススメ ガジェット#1

ブックスタンドのススメ ガジェット#1

受験生、ビジネスパーソン、士業, etc.は文献を読むという行為が生活の一部になっていると思いますが、読んでいるときの自分の姿勢を意識していない人も多いのではないでしょうか。

文献を読む際に、印刷物を机におき、いつもどおり読んでしまうと、どうしても前屈みの姿勢になり、身体に負荷がかかるもの。

その負荷を少しでも下げ、最高のパフォーマンスを維持するよう心掛ける戦士達が手に取るべきなのが、ブックス

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