ともなり

「学ぶ人をサポートし、共に学び、共に成長する」/中の人|最難関と言われる資格試験に合格…

ともなり

「学ぶ人をサポートし、共に学び、共に成長する」/中の人|最難関と言われる資格試験に合格→様々な分野の学びを継続中

マガジン

  • ブックレビュー

    次のような本をレビューしています。 ・日々の生活を彩る本 ・気付きを与えてくれる本, etc.

  • 学び方

    様々な状況に応じた学び方を考察していきます。

  • 知性の醸造所

    文献等から得た知識を知性に発酵させるための場所です。 人類の英知に自分なりの酵母を入れて、知性になるのを待つというコンセプトです。

  • ラーニングログ

    読書猿さんの『独学大全』の技法12「ラーニングログ」を実践しています。ラーニングログを実践されている「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」のDainさんのログの付け方を参考にしています。

  • 学びを彩る/役立つガジェット

    学びを支えてくれるガジェット(文房具も)を紹介しています。

最近の記事

【受験生向け】予備校の選択と単発講座との向き合い方

今日は予備校がテーマだ。 資格試験において、どの予備校を利用するか? というのは、受験生を頭の片隅で悩ませ続ける問題だ。 結論から述べると、予備校選択に関する現時点での私の意見は以下のとおりだ。 (合格率等で有意な差がないことを前提に) 予備校選択の問題 まずは、勉強開始段階。 大学であれば生協等の学習無料相談を受けて、そこでの感触が良ければその予備校の体験講座を受けてそのまま入学するというルートがある(何を隠そう私はこのタイプで、幾つかの予備校を比較検討すると

    • プリンター ~非デジタルネイティブの憂鬱~ ガジェット#3

      液晶画面で文字を読むのが苦手である。 すぐに目が疲れるのだ。 PCの外部モニターであれ、タブレットであれ、スマートフォンであれ。 (テレビはそこまで疲れないけど、あれは画面全体をぼんやりと眺めているからだろうか。) 職業柄、日々多くの書面と向き合っているのだが、液晶画面との相性の悪さは厄介である。 昨今では、紙ではなく、データへの移行の流れもある。 紙派はどんどん生きにくくなっている。 紙はスペースを取るし、検索語を入力することもできない。 でも、紙の一覧性、目へのや

      • 【資格試験受験生向け】勉強戦略は可処分時間に応じて立てる

        大学受験と異なり、資格試験受験者の属性は多種多様だ。 専業受験生、社会人受験生、育児・家事に追われながら、リタイア後の学び直し…。 資格試験はいわば、様々なバックグラウンドを持つ人達による無差別級の格闘技なのだ。 しかしながら、一般的に語られる受験勉強の方法論は学生等の専業受験生を念頭に置いているものが多い。 勉強法の選択においては、時間は受験生にとって平等ではないことを自覚することが大切になる。 巷ではよく、「時間は全ての人間に平等に与えられている、それをどう使うか

        • 【資格試験受験生向け】要点をおさえるー実務に繋がる勉強法ー

          ある法制度を学ぶ際に、有益な視点として、 「当該制度は要するにこういう制度です」 と説明できるように要点をおさえることが挙げられます。 要点をおさえるという意識は、実務に繋がり、また、試験における解答力の基礎を提供してくれます。 実務では、依頼者からの法律に関連する相談に対して、法制度を踏まえた回答をすることになります。 その際に、法制度に関して、条文を羅列して詳細に説明することが、依頼者にとって有益とは限りません。 依頼者が求めているのは、法律の知識や条文ではなく、目

        【受験生向け】予備校の選択と単発講座との向き合い方

        マガジン

        • ブックレビュー
          0本
        • 学び方
          5本
        • 知性の醸造所
          0本
        • ラーニングログ
          0本
        • 学びを彩る/役立つガジェット
          3本

        記事

          【受験生向け】勉強を定義するー合格に必要な能力を高めるためにー

          合格するには勉強するしかない。 このことは受験生であれば誰しもが分かっていることだ。 ただし、「勉強」とは何かを深掘りし、合格に向けた戦略を立てている人はあまり多くない。 では、改めて「勉強」とは何か。 『新明解国語辞典 第7版』の次の定義が言い得て妙である。 ゴールは試験に合格すること。 そのために必要な能力と技術を身につけることが「勉強」だ。 資格試験用にシンプルに定義し直すとすると、 「試験に合格するために必要な能力を高めること」 になる。 必要な能

          【受験生向け】勉強を定義するー合格に必要な能力を高めるためにー

          人は「経験」によって成長する。そして、「知識」は使って初めて「経験」になる。知識をインプットする際には、その知識をどう使うかを意識することで、使う準備と使う予行演習になる。「経験」を経たら、経験と知識を紐づけることで、自らの血肉になっていく。

          人は「経験」によって成長する。そして、「知識」は使って初めて「経験」になる。知識をインプットする際には、その知識をどう使うかを意識することで、使う準備と使う予行演習になる。「経験」を経たら、経験と知識を紐づけることで、自らの血肉になっていく。

          【受験生向け】本番での「この問題やったことあるぞ!」が危険な理由

          テキストの例題、答練、過去問等を反復し、それらは完ぺきに頭に入っているのに、模試・本番では結果がでないという状態は、機械学習の用語である「過学習」という概念からその原因を説明することができます。また、「過学習」という概念を通して見ることで、その対応策が見えてきます。 以下の記載は、結城浩『再発見の発想法』(2021、SBクリエイティブ)の189頁以下の記載を参照しています。 「過学習」とは、機械学習においてプログラムが「教師データに過剰適応してしまったために、教師データ以

          【受験生向け】本番での「この問題やったことあるぞ!」が危険な理由

          裁断機&スキャナー ~限られたスペースの使い方~ ガジェット#2

          学ぶ過程でどうしたも増えてしまうのが、蔵書量である。 電子書籍も勿論便利なのであるが、紙の書籍の有用性は電子書籍に代えがたいものがある。 自宅のスペースにも限りがあるため、書籍の旧版や紙ベースでなくてもいいと判断したものについては(泣く泣く)自炊対象としている。 自炊に欠かせないのが、裁断機とスキャナーだ。 私はこの裁断機を使っている。 かなり大きめで置き場に困るのが難点だが、カッターとスライド式の裁断機を使っていた頃に比べると大幅な時短に繋がっている。 縦置きが

          裁断機&スキャナー ~限られたスペースの使い方~ ガジェット#2

          ブックスタンドのススメ ガジェット#1

          受験生、ビジネスパーソン、士業, etc.は文献を読むという行為が生活の一部になっていると思いますが、読んでいるときの自分の姿勢を意識していない人も多いのではないでしょうか。 文献を読む際に、印刷物を机におき、いつもどおり読んでしまうと、どうしても前屈みの姿勢になり、身体に負荷がかかるもの。 その負荷を少しでも下げ、最高のパフォーマンスを維持するよう心掛ける戦士達が手に取るべきなのが、ブックスタンドです。 (今は大丈夫とお考えの若き戦士達の皆さん、激しくかつ長期の戦闘を

          ブックスタンドのススメ ガジェット#1