波田智弘

・哲学、テクノロジー、小説や漫画に興味があります! ・MBTIはINFP-Aですが性格…

波田智弘

・哲学、テクノロジー、小説や漫画に興味があります! ・MBTIはINFP-Aですが性格理論はそこまで信用してません。 ・いずれストーリーテラーになりたいと思ってます ・人間が消えそうなのでAI反対派です!

最近の記事

MBTIは決定論的なものではない

   最近vtuber界隈でもMBTIが流行っていて、コメントで「infpだった。トホホ・・・」だったり「全然勉強できないのにINTPだった!」とかいうのがありました。私自身MBTIにそこまで詳しくないですが、最初に見つけたときは自己分析の面白い指標が見つかったとワクワクしていました。ただ同時に、このような性格分析は決定論的なものなのではないかという恐怖も感じました。そこで、ちゃんと調べていくと、MBTIと似たようなBIG5理論という、MBTIよりかは割と信頼されており、か

    • 整理整頓が得意な人は努力が得意な人

       私は苦手なのですが、整理整頓が得意な人は習慣だったり日常における前頭葉に負担をかけないようなシステム構築作りが生まれたながらにして上手いです。ビック5理論という心理学の理論の誠実性という項目があります。誠実性の高い人の記述によくあるのは物事が整理整頓されているというものです。そしてこの誠実性を構成するサブファクターに秩序性という項目があります。これが高い人は何か物事が整っていること、決まっていること、秩序的であることに安心感を覚えます。行きすぎると潔癖症のような強迫性障害に

      • 行きすぎた資本主義とテクノロジー、それに対抗する大衆道徳

         chatgptが出てから2ヶ月程でmicrosoftがbingチャット検索を発表しましたが速すぎませんか?とてつもないスピードです。Twitterではもう既に多くの人が検索画面をツイートしており評判になっています。昨今、テクノロジーが垂直に近い発展を遂げている気がしますが、おそらく来年には更に著しい進化を遂げているはずです。もうすでに多くの人の仕事はAIがかなりの割合代替できるもので人間に残されていることはAIの現実世界における物理的なお手伝い、環境構築なのではないでしょう

        • 抽象は思索の友であり努力の友ではない

           抽象思考はマクロに物事を考える事だ。物事の普遍的な事実を個々から帰納して理論に昇華する。拡散思考と呼ばれるものもこれに当たるのかもしれない。このとき脳はさまざまな事柄を連結させエネルギーを分散している、集中はしていない状態である。マクロに枠外から俯瞰しているような状態だ。一方で具象とは集中を促すもので実行に追い風を吹かせる。目標を具体的に定めたり明確な数字を追いかけるのは有効だと、よく自己啓発本にも書いてある。これは前頭葉で選択に使うエネルギーを消費させず他の選択肢を切り捨

        MBTIは決定論的なものではない

          今の時代に可能性を広げることは自殺行為になりうる

          今の時代は選択肢が多すぎる!と楽天モバイルの米倉涼子風に言ってみますが本当に無限に選択肢がありますよね。インターネットで調べれば多くの目標、生き方、手段あらゆる情報が得られます。私たちはそれがいい事だと思っていますが必ずしも自由であることが幸福度に繋がるかは分かりません。何かを選択するのには前頭葉のエネルギーを使いますし出来ることが限られているというのは実は良いことなのです。 不便は便利であり便利は不便である。隣の芝は青く見えるという話で、時代が便利になったらなった

          今の時代に可能性を広げることは自殺行為になりうる

          デジタル社会は人々をINTPに近づける作用があるのではないか

          人々の性格は変化するもので環境に大きく依存するものだと思います。それは就職するなどの外的環境の変化や本を読んだり人に感化されたりすることで脳活動が変化する、内的環境の変化などが要因です。昨今のデジタル社会では皆がスマートフォンを手にしてSF的世界観の実現を求めて社会を動かしています。人によるとは思いますがマクロな観点から見てこのような環境下では人々はINTPに近づいてるような気がするのです。 私もINTPと診断されるのですが、適職にアカデミックなものやテクノロジーに向い

          デジタル社会は人々をINTPに近づける作用があるのではないか

          親ガチャ論争と決定論と自由意志について〜人生そのものがガチャなのか〜

          貴方が生まれた瞬間の全ての因果を登録できるシュミレーション装置があったとして貴方の人生を1000万回繰り返したとすると何回今の人生と似たようなものになるでしょうか。 親ガチャと聞いて否定するものがいるが実際に親の人生に対する影響は計り知れない。遺伝によって肉体的なものは大きく引き継がれ、性格の土台となる脳も遺伝する。依存性やサイコパス性、障害など社会的にタブー視されているが明らかに遺伝しているものもある。血縁は切っても切れないもので、さらには子供の家庭環境なども親が司ってい

          親ガチャ論争と決定論と自由意志について〜人生そのものがガチャなのか〜

          人は労働がなくなったら労働権を主張するのかも

           AIが仕事を奪ったら私たちはどうなるのでしょうか。そうなるとベーシックインカムが導入されると思いますが社会福祉費用も考えると大した額ではないでしょう。さらに国際間でAI導入に使える資産が違いますからAIの生産額は既存の資本規模に依存するのではないでしょうか。そうすると国際間での経済格差は広がりベーシックインカムの国ごとの額も変わってきますし、そうすると消費量も違って貧困国では輸出過多、輸入減少、通貨価値の下落がとんでもないことになりそうです。国内の景気は空前絶後の冷え込みに

          人は労働がなくなったら労働権を主張するのかも

          AIと人類の未来を予想してみた(勝手な妄想です笑)

           落合陽一さんがシンギュラリティが早まって2025年頃になると言っていましたが最近のAI絵師だったりchatgptなどを散見するに現実味のある話のように聞こえました。シンギュラリティはコンピューターが人間を超える時期のことですが、まず人間の頭の中で行われることはすべてAIができてしまいます。イラストや映像制作、デザインなどが数秒でできます。小説など人の心を動かす話は無理でしょうか。おそらく最初は変な話だとSNSなどで話題になりますが、すぐに人間の作る話と区別がつかなくなります

          AIと人類の未来を予想してみた(勝手な妄想です笑)

          ワンピースやNARUTOのような王道漫画は今後生まれないのではという話(デジタル的な観点から考察)

          私はいつかストーリーテラーとして生きていきたいと考えて数年前から趣味で漫画を描いているのですが本当に漫画を描くのは大変なんです!その経験も踏まえて大作王道漫画がもう生まれないのではないかという話をさせて下さい。 ワンピースやNARUTOというとJUMPの王道少年漫画です。その世界観や話の秀逸さ、キャラクター、アイデア、全てが素晴らしく、公約数的であり大衆の「こういうのでいいんだよ」を体現している作品です。芸術と商業との間を上手く綱渡りしてますよね。NARUTOは終わって

          ワンピースやNARUTOのような王道漫画は今後生まれないのではという話(デジタル的な観点から考察)

          MBTIが資本主義を破壊する

          MBTIという性格診断がインターネットを通じて周知されつつありますがこれは資本主義に対して大きな打撃となります。 資本主義において格差を正当化させてきたものは能力主義です。そして能力主義を正当化させてきたのは努力という神話でありSNSなど他者と比較するツールがない曖昧さであったのです。知らぬが仏とは本当ですね。 MBTIの信憑性は分かりませんがビッグ5理論などと比較しても類似性があり大規模な統計的データも多数存在し、「大人は分かってるけど子供には言わない世界の真実」が公

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          最近のAIの進化を見て思うこと

          この前chatGPTというAIと会話できるツールで遊びましたがTRPGも一人で出来る時代が来たなんてTwitterで話題になっててAIの進歩の速さに驚きました。AI絵師なんてこの前でてきたばっかなのにイラスト界隈を絶望させるくらいの進化ですよね。 私たちの直感はあまりに対象がマクロなときとミクロなときに当てになりません。光速度は不変であるだったり重力が重いと時間の流れが遅くなるだったり量子のもつれだったり。私が思うにはAIについても、もうその領域なのかもしれず恐怖を感じて

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          努力と才能について私的考察

          努力と才能という言葉の正体を昔から考えていた。才能とは肉体的なアドバンテージのことなのか?それとも偉大なる結果か?努力とはなんなのか、スポーツのドーピングは努力じゃないのか?言葉という物事をグッと省略するためのツールがさらに努力や才能といった概念に名付けられさらに抽象的になってしまっている。 努力と才能は対比されて使われることが多い、そして実際相反するものだと感じる。その対比とは情熱と論理であり、ミクロとマクロであり、収束(集中力が高く秩序的で伝統的な思考体系)と拡散(集

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          自己紹介

          どうも波田智弘です!今は漫画家の原作者を志しています。元々SFを描きたくて漫画家を目指していたのですがどうしても絵に情熱が湧かないので原作者に鞍替え致しました。 好きな漫画 九条の大罪、あずみ、波よ聞いてくれ 好きな映画 テネット、パラサイト 好きなゲーム Skyrim ウィッチャー3 好きな音楽 日食なつこ インスト モットーは流れる水が如くです よろしくお願いします!

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