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【読書録】理想の人生をつくる習慣化大全(古川武士・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

お試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、きっと好きになりますよ。
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。


今回読んだ本はこちら。

時間管理のセミナーのネタを集めています。習慣というのは、時間管理と密接に絡み合っています。そのため、セミナーのために10冊くらい読んだでしょう。「この切り口は一緒だな」「ここから展開させてみよう」などいろんなアイデアが生まれました。そのなかで良書だと思ったのがこちら。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】ビリーフが影響する

「感情を生み出すものはなにか?」を考えてみましょう。氷山モデルでいうと、第4階層にある「ビリーフ(無意識に正しいと信じている考え)」です。 たとえば、「私はなにをやってもダメだ」「私は人よりも劣っている」というビリーフがあると、無力感・自己嫌悪感・絶望感という感情が心を占有します。このネガティブビリーフが感情をつくり出し、行動や継続を止めます。逆に、「私はやればできる」「努力は嘘をつかない」というポジティブなビリーフを信じていると、自己肯定感や希望、勇気が湧いてきて行動の原動力になります。このようにして感情をポジティブにすれば、行動も前に進むようになります。

自己認識や思考のパターンが、このビリーフによって作られます。私の場合「時間は守るべきだ」「約束は守るべきだ」などがあります。そのため例え相手を喜ばす嘘であっても「嘘はつきたくない」と考えてしまいます。

ただ、「正解」「不正か」という絶対的なものがあるわけではありません。自分のビリーフと向き合い、何が最善かを追求すべきでしょう。

あ……いま「べき」って書きましたが、ここにもビリーフの一旦が見えていますね。

また、「やればできる子」と自分に言い聞かせている人がいますが、このあたりも信念の一つでしょう。


【引用その2】コントロールできるか否か

「コントロールできることと、できないことを明確に分けなさい。そしてコントロールできることに集中しなさい」 私は頭を強く打たれるような衝撃を受けたのを覚えています。
「会社にいつ戻れるのだろうか?」「なぜ、自分が出向することになったのか?」と、自分にはコントロールできない会社の決定事項ばかりに思考を巡らせていたからです。
そこで私は、自分ができることはなにかを考えました。過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えられるのです。 「会社を辞めるか、辞めないか」は自分の判断でできることです。「少なくとも1年間はこの仕事をがんばって実力をつけてから、それでも嫌なら転職をする」という選択肢もあります。知識・能力を高めることは自分でコントロールできることです。

基本的に大きな力には勝てません。天変地異や政策なんかもそうだと思っています。その時に「天気のせいだ」「政治のせいだ」と言っても意味がないのです。

自分でコントロールできるものとそうでないものを明確に分けます。コントロールできるものだけに目を向ければ良いのです。相手の思考はコントロールできません。しかし、その思考に至るプロセスや材料は提供可能です。

毎日メルマガやnoteに書き続ける。この行動は自分自身で制御可能です。ダラ加工して毎日書き続けるのです。「いいね」をもらえるかは相手次第。しかし、記事を書いたりタグをつけたり、工夫はいくらでもできます。


【引用その3】人事を尽くして天命を待つ

「今、考えてもどうしようもない」というときでも、私たちは相手がどう反応するか、結果がどうなるかという気持ちに心は揺らされるものです。どこかのタイミングで割り切り、そんなときはもう結果を手放してあとは行動に集中し、プレッシャーから解放されましょう。 万事準備したなら、相手の反応・結果は手放して本番に臨む。そうするだけでプレゼンテーションなどでもプレッシャーは少し楽になります。

やるだけのことをやったのなら、そこから先は結果を待つしかありません。自分でコントロールできないなら、後は結果を待つだけ。その時にイライラしてまっても、ソワソワして待っても、結果との因果関係はありません。

関与できるのは、その時までです。テストだったら、テストを受けたらそこで終わりなのです。それまでにどんな準備をするのか。どうやって当日を迎えるのか、そこで真価が問われるのです。


【引用その4】探さないと見つからない

「自分のやりたいことが見つかりません。どうすれば一生のめりこめる天職を見つけられますか?」 これに対して、スキナー氏は次のように答えました。 「あなたは『探す』という行動はどれだけやっていますか? 『見つかる』は、探すという行為の結果です。あなたは、やりたいことを見つけるためにどんな行動をしていますか?」 質問者は「いや、ほぼなにもやっていません……」と絶句。

「それでは見つからないですね。まず探すという行為をしないといけません」とアドバイスされていました。 「見つかる」「わかる」は結果です。「探す」「探求する」「学ぶ」「試す」は原因となる行動であり、これらは自分でコントロールできることです。 そして、このちょっとした言葉の使い方ひとつで思考を変えることができるのです。

この話は本当に的を射ていますね。天職を見つけるなら、たくさん動いて出会わないといけない。中には、1回で見つかるかも知れないけど、それはたまたま。確率論でいっても、たくさん動くからこそ、見つかるのだと思います。

あるいは探していなくても、普段からアンテナが立っていて、そこで見つかったのかも知れませんね。原因となる行動をどのくらいしているか。ここについては、私はかなりやっている方だと思います。だからこそ、結果が伴うのだなぁと実感しています。


まとめ&宣言

自分が大事にしているビリーフが何かを探ります。そしてその信念を大事にしながら、生活をしていきます。さらに、行動を増やしてそれを習慣化します!!



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