題名 「日々淡々と」
じれったく落ちつかない心
もどかしく焦る動き
1日中自分を駆け巡る。
言葉が行き交い感情は波を打ち
自分に触れたら荒波を打つ。
静かな波は些細なことでも
刺激と摩擦を繰り返し
自分と化学反応を起こす。
いつも気づかぬふりをして
蓋を閉じ背を向ける。
溜め息をもらす度
自分が居なくなり
この場からすべてが
遠ざかっていくのは
分かっているはず。
気にしてばかりでは
一歩も前へ進めない。
心の高き山は水平にして
身体に付く飾りは置いていき
言葉は一旦無にしよう。
その思いが行き止