【財務スキル】〜貸借対照表の理解〜
皆さんこんにちは🙇♂️とみです。
今回は
【MUPウサギ限定動画WEEK18】の所感
をご紹介していきます。
【MUPウサギクラスの記事まとめ】はこちらからご覧下さい。
ここから一緒に学んでいきましょう。
前回までは【損益計算書（PL）】についてのセッションでした。
今回は財務スキルの１つのである
【貸借対照表（BS）】
についてのセッションです。
まずは【貸借対照表（BS）】とは何かということを解説していきます。
貸借対照表とは？
【結論】
一時店の財政状態の指標です。
もう少し簡単に説明をすると
①期末時点で、会社に存在する財産の状態を表す
②会社資金の調達と運用の状況を表す
難しそうに聞こえますがこの記事を読み終える頃にはしっかりと理解できます。少々お付き合いしていただければと思います。
貸借対照表の見方の解説
貸借対照表とは大きく２つに分けられます。
【運用状況】
・資産➡️投資不動産、有価証券
【調達状況】
・流動負債➡️返済必要（銀行からの借入）
・純資産➡️返済不要（株主からの出資）
に分けられます。このことから
【調達状況】の部分で会社は資金を調達し
【運用状況】の部分で調達した資金を運用する
という事がわかります。
ここからは
【運用状況】資産
【調達状況】流動負債、純資産
について１つずつ解説をしていきます。
【運用状況】【資産】について
企業というのは資産を運用してお金を回収していきます。その回収するスピードに応じて分けられます。
回収するスピードが速い場合は”流動資産”、回収するスピードが遅い場合は”固定資産”に分けられます。
【流動資産】の内訳
【流動資産】＝回収のスピードが早いもの
を示します。以下のものが流動資産です。
◆現金＝40円でものを仕入れ、80円で売る。このように40円はすぐに回収でき、回収するまでのスピードが早い。
◆在庫＝すぐに売れるもののため回収スピードが早い。
◆売掛金＝後払い物も。サービスを提供済だから月末に入ってくるため回収が早い。
【固定資産】の内訳
【固定資産】＝回収のスピードが遅いもの
を示します。以下のものが固定資産のです。
◆建物＝10億円で建物を購入。すぐに売れるわけではない。賃貸として貸し出し20年〜30年で元が返ってくる。資産運用としてはよいが回収スピードは遅い。
◆トラック＝500万円のトラックを購入。購入してすぐに500万円は回収できない。トラックで何かを運び少しずつお金を回収していく事で元が取れる。そのため回収スピードは遅い。
◆備品＝30万円のパソコンを購入。購入後すぐには30万円を回収はできない。パソコンを利用し月に1万円稼ぐ口とができれば30ヶ月で回収できる。そのため回収スピードは遅い。
【調達状況】【負債】【純資産】について
これに関しても”資産”と同じ考えで返済期限が短い負債は流動負債、返済期間が長い負債は固定負債といいます。
後ほど”純資産”についても解説をします。
【流動負債】の内訳
【流動負債】＝返済の期限が短いもの
を示します。以下が流動負債です。
◆買掛金＝先のものをもらってお金は来月返すという事。あいげつすぐに返さなければいけないので返済期間が短い。そのため流動負債。
◆短期借入金＝『来月お金を返すから貸してくれないか？』『1年以内にお金を返すから貸してくれないか？』このように短期的に返す見立てがあるときにお借るお金。返済期間が短いため流動負債。
【固定負債】の内訳
【固定負債】＝返済期限が長いもの
を示します。以下が固定負債です。
◆社債＝工場を作るために10億円を借ります。10億円を1年以内に返すことは難しい。その為社債を発行し、30年間で必ず返すからという名目でその社債を買ってもらう。30年かかる為返済期限は長い。その為固定負債。
◆長期借入金＝銀行から10億円借りる。30年で返すという約束をする。返済期限は長い。その為固定負債。
【純資産】の内訳
【純資産】＝手元にある利益や資金のことで返済が不要なもの
を示します。その中でも【株主資本】【その他】に分けられます。
以下が純資産です。
【株主資本】
◆資本金＝会社の資金
◆利益剰余金＝前年分の利益
【その他】
◆評価換算額＝自分の会社の売り上げが継続的に100万円売り上げが上がるから500万円で売りますよということ
◆新株予約権＝株式を後悔する前に予約していること
これらをしっかりと理解することにより各企業の貸借対照表（BS）が読めるようにもなります。
ぜひMUPウサギクラスに入学してみてより詳しいことを学んで行ってください😊
今回も最後まで見ていて頂きありがとうございました🙇♂️
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