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書籍【運動脳】をオススメする理由ol.550


どうもTOMです(^^)

岡山県津山市にて、パーソナルトレーニングスタジオを経営しており現在3年目に突入しております。


さて今日は、

書籍【運動脳】をオススメする理由



このテーマでお話ししていきたいと思います。


過去にも何回か紹介させていただいたこの書籍。

トレーナー目線でも
良書であると思っており、ぜひお勧めしたい1冊であります。





著者は、

スウェーデンの精神科医、
アンデシュ・ハンセン氏で、

脳はかつては大人になると衰えると考えられてきたが、その後の研究で年をとっても運動により脳細胞は増えることがわかってきた。


と書籍の中で話されています。



7年ほど、
トレーナーを活動する中で感じるのは、
体作りやボディメイクがうまくいく方の特徴として、

・初めは運動やトレーニングが興味がなかった
・そもそも好きではなかった
・まさか自分が運動や筋トレにハマるとは…


そんな方も少なくないのですが


少しずつ取り組んでいる中で、
夢中になっていったりと
現場に立つ中で感じる部分があります。


特に始めたの当初は、

ボディーメイクを始めた方やダイエットの方も

・やる気が起きませんとか
・モチベーションが上がりません

そういった気分に
陥る方が多いのもまた事実であり、
(これは僕自身もありますw

ただ、書籍を読んでいると、
すごく気持ち的に楽になるのが、


そもそも、
人間は怠け者であると言うことですw


ちょっと冷静に考えてみましょう笑


好きなものが食べれるようになったり
趣味のスポーツが行えたり、
好きな場所に旅行に行けたりなどは、

過去の歴史から見ても、
ここ最近の話ですよね🤔



人類の歴史上は、
現在のように脳や心臓血管病などの疾患で亡くなるのではなく、

ほとんどが

飢えや感染症、
外敵に襲われるなどが大半でありました。

つまり、
生き延びるために


少しでも多くのエネルギーを確保し、
摂取カロリーを増やすことを本能的に行っていたわけであります。

カロリーを無駄にするわけにはいかなかったわけですね。


むしろ、
生き延びるために狩猟をして、狩をして…
ただ、
それ以外は、
無駄なエネルギーを使わないことが優先でありました。



一方で、それと相反するように
現在の生活のように、

できるだけ動かなくていいように、
エレベーターが作られ、
食べ物が玄関先まで配達されるUber Eatsなどサービスが生まれ、


冷静に考えて、
どんどん人間の生活が便利になっていく反面、活動量が減っていく方向にあるとも考えることができます。


ただこれがダメなのかとなると、

それに関しては、
今回の記事で伝えたいのではなく


これは
パソコンで例えるならWindows97のOSのように、

人間の脳など解剖学的な部分や本能的な部分は、そこまで200万年前の人類(ホモサピエンスなど)と変わっておらず、


つまり
Windows97の状態で、


現代の便利な生活やこれだけの多い情報を処理している状態と例えることもできるかなと思います。


基本的に怠けるようにインプットされていますし、

少しでもカロリーを確保すること
できるだけ消費を控える事が基本にあると思って良いのかなと思います。

実際、
ダイエットや運動がなかなか習慣にならなかったり、うまくいかない方がいる一方で、



ダイエットや
体作りがうまくいく方が存在しますが、


理由は様々でありますが


その中の1つに「好きこそものの上手なれ」

この考えは、
トレーナーとしても、
毎日現場に立つ中で痛感している部分であります。


書籍のタイトルにもある
運動すると
大きく3つの神経伝達物質が分泌しますが、


・ドーパミン
・セロトニン
・エンドルフィン

体作りやダイエットなどに取り組んでいたり、
興味がある方は、一度は目にしたことがある言葉ではないでしょうか?

好きなことをすると
先ずこのドーパミンが分泌しますが、

これは主に快楽や意欲など

心地が良かったり
気持ちいい、
楽しいと思える

これらにつながると言われていますので、

運動がそもそも楽しいと思えることで
このドーパミンの分泌にもつながりますが、


運動に限らず、勉強なども意欲が湧いてきたり、
集中力も活性化することから
運動をするための行動につながったりと

良い側面もあります。


良い側面といったのは、反対に

特に快楽への依存性も高い部分があり

砂糖などはこの部分を刺激したりしますし、
覚せい剤などにもドーパミンを過剰に分泌させる作用もあると言われていますので、

とは言え、好きなことで

それが運動であれば
基本的には良い効果の方が大きいのかなと思います。


少し視点を変えると

トレーナーやコーチ、
運動指導する側の立場としては、

少しでもこの好きな事

「好きこそものの上手なれ」に
つながるように、

楽しい好きと思ってもらえるように
誘導することも重要なつの仕事なのかなと、

書籍を読みながら感じる部分もありました。


この部分はメンタルヘルスにも大きく関係してくると思うのですが、

書籍でも

運動は最強の"うつ予防薬"とハンセン氏は話されています。



その一つに
メンタルを鍛えるというのは、、

基本的にメンタルで鍛えられると言うより

肉体を鍛えることによって、
精神が鍛えられる

この流れが自然かなと思っていて、


まず、運動によって"運動に対するストレスの耐性"が強くなると

不安
うつ
ストレスなどに強くなったり、

対処する部分も増えてくるのではないかなと思います。

ホルモンの分泌や
心拍数、それから血圧等は

自律神経によって大きくコントロールされている部分がありますが、

鬱やパニック、
さらに身近で感じるようなストレスを抱えた時と


運動を実施した時では、

同様に
心拍数や血圧等は上がりますが、

日常的に運動を行っていることで、
体への耐性が生まれ、
それが抗うつの働きにつながるのではないかと思っています。


他にも、


運動すれば、脳の海馬にある記憶を司る場所の部分が活性化して、記憶力の向上につながりますし、

椅子に座っているよりも、歩いたりすることで、脳への血流も増える事は、
脳に酸素や栄養が効きやすくなる。

こんな感じで、

皆さんも運動することが良いことというのは、
これだけの情報社会で
理解はされていると思いますし、
頭では理解していますw

ただ、

それがなかなか行動に移すことが難しいのも、

現場でパーソナルなどの指導する中では感じる部分でもあります。


では、
運動から体に対して良い結果をもたらすためには


どうしたら良いのか?

これに対しても、対処法はいくつかあると思いますが、

先ほども話したように、
ドーパミンが分泌するような


つまり、

自分が少しでも良いので楽しいと思えるような自宅での運動メニューなど考えてほしいと思うのです。


究極ゲームやアプリなどでも運動ができるのであれば、どんどん活用すれば良いと思っていて、

そういった意味では
Nintendo Switchは

本当にすごいなと思いますね!

ゲームをしながら、ゲームのために
運動につなげているわけですからね。

他にも歩くのは嫌いだけど、

ディズニーランドであればいくらでも歩ける。

こういったお話も、
実際カウンセリングでは聞くことがありますが、

基本的には、きっかけや導入はどんなことでも良いと思います。


正直、、
体作りやボディーメイクは
これだけやっておけばOK
これだけ食べておけば、
体は作れるというものはないと思っていて、

その土地や、
その地域の食事や環境、
文化などもあるかもしれませんが、


姿勢においても
骨格においても
筋肉のつき方においても

全て個性があります。


いかにしてトレーナーの立場としては、
体作りに取り組んでいる方の好きな部分を引き出しながら伸ばしていくこと、

その1つに、
まずは好きなことから始めていく点と、

今回の紹介させていただいた運動脳を
掛け合わせることが

うまくいくダイエットや身体作りの1つのロールモデルなのかなと思います。


最後に、
実際どれぐらいの運動を行えば良いのか?

これについてですが、


書籍では
1日30~45分間のランニングを週に3回ほど、これを数週間から数カ月も続ければBDNFによるプラスの効果は出てきます。

BDNF(脳由来神経栄養因子)は、
脳の細胞がつくるタンパク質のことです。


とはいえ、
正直、これは今の忙しい現代人には少し難しいのかなと思ったりするのですが、


ポイントは【強度】であります。


なので、
運動に関係なく少しだけ、短い10分くらいでもよいので、また、
自転車やヨガ、フィットネス、テニスなど

心拍数が上がる内容であれば
問題ないと話されていますので、


無理のない範囲で、少し心拍数を意識する点で良いのかなと思います。


もう一つ、これも有名な部分ですが

運動することで先程の


BDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が増えることも多くの研究でわかっていることですが、

この脳が作り出すタンパク質で、

・脳細胞の新生や記憶力につながりますから
何か勉強している方、
成績を向上させたい、仕事においての良い創造性の間を作り出す点においても、

少し強度を意識した運動を行うことで

わかりやすく言うと
「頭が良くなる」「成績も良くなりやすい」
とも言えると思いますので、

この辺もうまく絡めていきたいところかなと思います。

ここは、僕自身も運動を絡めながら、頭の機能を良くしたいですね(^^)w


長くなりましたが、
いかがだったでしょうか?


運動やダイエットがなかなか続かないのが意思が弱いからではなく、もともと人間に備わっている生存するためだけの機能でありますから、


まとめになりますが
ぜひ、まずは自分の運動からで良いのでつなげていく事が

脳の機能も高めますし、
メンタルの安定につながり、

ドーパミンをうまく利用した、それを習慣につなげていくこととも言えるかと思いますので、


この辺を少しでも参考にしていただければと思います。



そして、


皆さんの好きな事は何でしょうか?



ということで本日は、
書籍【運動脳】をオススメする理由



このテーマでお話しさせていただきました。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではまた😊

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