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人生こじらせ社会人。今を生きる

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人生こじらせ社会人。今を生きる

最近の記事

仕事の転換期

最近、7年目になる会社へ退職の意思を伝えた 私の仕事は「街の本屋さん」 ただ、やっていることは本という媒体を通じて教育業界を支えている(と思っている) もちろん、教員資格もなければ子育てをした経験もない 教育現場を一業者として見てみると 小学校であれば6年間、中高でいえば3年間という人生の中であっという間の期間を 私が学生時代行っていたこととほぼ同じメニューでこなしている 内容や方法に違いはあるが 一方で紙の本の立ち位置というのは年々変化をしている 本屋の利益は約2割

    • 「もらう」「返す」文化で起こるフードロス

      つい先日、五輪関係のニュースでこんなものを見つけた オリンピックの話題は色々あれど、 結果約4000食もの食べ物が廃棄されたことは いい大人たちが話し合って適正な数が発注されてたのか疑問が残る そんな中、食品ロス問題で私自身ずっと引っかかっていることがある それは、「もらったら返す」という文化だ 私の両親たちは畑で多くの作物を育てている この時期だと、トマト・なす・きゅうり・ピーマンなどの夏野菜だ 私だったら自分が食べる分だけを育てる、というのが当たり前だ しかし、田

      • お店にふらっと寄る時は図らずも絡まった糸を解いてくれる

        私のmoviestyleはいまだにアナログで DVDをレンタルしては1週間で観切って返却する。 このスタイルで特にいいのは ランキングだけじゃなくて店長の推し、スタッフの推しがわかるところ。 ある意味永年の信頼感があってレンタルショップに通っていると言っても過言ではない。 今回は久しぶりの来店だったので 気になったものを4本セレクトして会計へ向かった。 ※4本にするのは「セット割」と借りすぎないためのボーダーと自分に言い聞かせている 今回のセレクトは ①魔女がいっぱい

        • 映画の感想よりも生活の質を上げたい

          ちょっと最近飢えている気がした 何となく、仕事と家との代わり映えしない日々に なれる訳でもなく心が空虚な気がする あー、恋したい。ふと 満たされない気持ちはきっと寂しさからきているものかも 欲求不満? そういえば、長い付き合いになる親友に彼氏ができた 出会いはマッチングアプリなんだと 現代人のツールとしてマッチングアプリを使うことは 大した問題じゃないんだけど、ついつい私の中のお堅い部分が邪魔をする …誰かわからない人とどこまで自分を打ち明けるの? …自分の生活圏

        仕事の転換期

          2020年の終わりでやった人生ゲームは2021年の私の背中を押してくれた

          2021年が始まり早10日 2020年の終わりにやった人生ゲームが忘れられない 人生ゲームの楽しさと自分の人生との重なりが こうにも感慨深く思えたことはない 人はまず男女という姓に分かれる男を選んだからって勇ましく生きれるわけでもないし 女を選んだからって華やかに暮らせるわけじゃない あくまで選択肢としての一つってだけなんだよなあ 人生には分岐点がいくつかある最初に現れた分岐は確か特別な職業なコースと会社員コースに分かれてて 私たちはどちらの人生がいいか選んだ 後の給与

          2020年の終わりでやった人生ゲームは2021年の私の背中を押してくれた

          あやうく一生懸命生きるところだった

          いつも頑張ってすごいね、だとか さすがだね、とか褒められるたびに 私そんなにできた人間じゃないのに、どうしてそんなことばかり言うんだろう と感じることが多々ある 卑屈な私はその度に日本語が脳内で勝手に変換されて 純粋に褒めとして捉えられなくて もっと頑張らないと認めてもらえないと思ってしまう ああ、一生懸命生きようとしてるな って 他人からの自分の評価だとか やるなら時間の限り全力で挑もうとか 別にそれをしたことで今後相手が自分に有益なことをしてくれるわけでもない お

          あやうく一生懸命生きるところだった

          Mt.信頼

          先日、後輩との会話で 「信頼される人になるにはどうしたら良いか」と尋ねられた 信頼って何かと不意に考えた時に 時間と共に築き上げていくものだなと思うと同時に もしかしてそこに元々あるものもあるのかなと思った 人間誰しも信用しちゃいけない、とはいうけど ある程度顔合わせた人といい関係を作ろうとしているところがある 会社においてはことさら それは少なからず 初対面の人だけど信用しているところがあるのかなと思う むしろ信用しなきゃという義務感のような気持ち イメージで考えて

          Mt.信頼

          久しぶりに作った料理がコーラだった件

          料理は自分で作るより、人に作ってもらう方が美味しいなと思うけど たまに自分で作った料理が奇跡的に自分の味覚とマッチして これ以上ない味が完成したりするタイミングってありませんか? 私は根っからの不器用で 良いものを自分から生み出すことは苦手分野 そんな折、ふと雑貨屋さんで見つけたのは 「自家製コーラのもと」 そう言われてみるとコーラってどんな飲み物なんでしょうか 炭酸飲料だけど、レモンなどの柑橘系な風味、 そして鼻に抜けるスパイシーな香りがたまらない… じゃあ、実際

          久しぶりに作った料理がコーラだった件

          アナログで記憶を思い出す〜映画「浅田家」を観て〜

          ⚠︎この記事には映画「浅田家」のネタバレを含みます この記事を読んでいる人はどんな家族に恵まれているでしょうか。 この映画は、ある家族のお話。 カメラが大好きな父家族の写真を撮るのが好きな父親 仕事は主夫、なりたかった職業は消防士 なりたかった看護師として働く母二人の息子を育てながら、外で家族を支える なりたかった職業にはなれたが、憧れていたのは極道の妻 振り回される兄両親二人を喜ばせるのはいつも弟だが そんな弟にうんざりしながらも支えとなる 周りの人を巻き込んでな

          アナログで記憶を思い出す〜映画「浅田家」を観て〜

          思い出したい味はありますか?

          ご存知のとおり人には、五感と呼ばれる 視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の感覚が備わっている。 私個人としての意見だが、 その中でもとりわけ味覚・視覚・嗅覚に訴えかける食べ物というジャンルは 時に多大なる影響を与えることができるものだと思う。 この本は、 京都の路地を行って看板がない小さな食堂兼探偵屋のお話 探偵というと 某「真実はいつも一つ」君のことを思い出すわけだが ここの鴨川食堂は一味違う 思い出したい食べ物を亭主鴨川流の手で再現するのだ。 思い出したいもの=良い思い

          思い出したい味はありますか?

          欅坂46

          7月16日(木)1つの女性アイドルグループが新しい一歩を踏み出した。 そんな彼女たち「欅坂46」というグループについて 目が離せなかった私の今の心境をまとめてみる。 欅坂46というグループ「サイレントマジョリティー」という強烈な曲でデビューを飾る 彼女たちの始まりはこの曲なくして語れない 「笑わないアイドル」メディアではそんな表現で宣伝されていたが 強く芯のある欅の木と彼女たちが合わさって アイドルらしくない、だけどアイドルまさにアンビバレントな状態の彼女たちに目が離せな

          ずっと真夜中でいいのに。〜オンライン参戦後の素直な気持ち〜

          相変わらずのコロナ渦 右を向いても左を向いてもコロナの三文字に行き当たる ああでもないこうでもないと大人たちが考えて作り出したエンタメ 「オンラインライブ」 先日、とあるアーティストのオンラインライブを視聴した ずっと真夜中でいいのに。このアーティストを知っている人はどれくらいいるだろう 私が知ったのは、約1年前ぐらい ちょうど、CD派からサブスク派に切り替えたタイミングだった CDは嫌いじゃないが利便性に欠ける 消費されてる感の強いデータ音楽は好きじゃなかったが 使うと

          ずっと真夜中でいいのに。〜オンライン参戦後の素直な気持ち〜

          引き継ぐという仕事の本質

          「辞令は突然に」 テレビでそんなショートドラマしてたな、そんな出勤日 私も来たのです。内示が。 今日は少し話があると言われてからその話を聞くまでは、これまで犯した些細な罪の一つ一つを思い浮かべた。 それはもう次々出てくるホテルのビュッフェのように。 部屋に入り、どうやって言い訳をしようとそればかりを考えていた。 「実は急なんだけど新しい事業のリーダーを君に任せたいと思う」 「開始は急だけど火曜日から、仕事内容は・・・・」 一気に思い浮かんでいた些細な罪という名のビュッ

          引き継ぐという仕事の本質

          ジブリとコロナ時代

          スタジオジブリの「ジブリ」って何だろう。とふと思った。 調べてみると、「GHIBLI」とはサハラ砂漠に吹く熱風の意味を持つイタリア語から来ているという。 日本のアニメーション界に「熱風」を。 そんな、思いを込めている。 このコロナウイルス渦中で、どんな熱風が起きるのか。 https://theater.toho.co.jp/toho_theaterlist/ghibli2020.html 「一生に一度は映画館でジブリを。」 この取り組みについて全力で乗っかった私の気持ちを綴

          ジブリとコロナ時代

          私の映画記録①

          本で原作を読むことよりも 映画で演者が演じる風景に浸れる映画はなんだかお得な気持ちになってしまう。 注)ネタバレを伴いますので、気にされる方は読まないでください 「マチネの終わりに」 石田ゆりこ演じる洋子と福山雅治演じる蒔野のラブストーリー 作家原作らしい、ラブストーリーと言うには人間を取り巻く環境があまりにリアルで個人的には「歳をとってわかる映画」のような感じ。 序盤、二人が出会って語らう場面で出た 過去が未来を変えるのではなく、未来が過去を変える この言葉がわかると思

          私の映画記録①

          本を読まない書店員がお勧めするシリーズ①

          皆さん、本は好きでしょうか。 私の職業は「書店員」 言うまでもなく、本を売るお仕事です。 そんな私の年間の読書量 「月1冊読んでたらいいね…」程度。。。 え?そんな人がなぜ書店員に? そのことはまた日を改めて。 そんな、本が苦手な私が勧める「とっておき本」シリーズ待望の第1弾です! シリーズ第1弾の今回おすすめするのは https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334927066 「和菓子のアン」(光文社) 🍅👓To

          本を読まない書店員がお勧めするシリーズ①