【社員紹介】「東京ばな奈」を世界に届ける!海外販促のお仕事 / #教えて東京ばな奈の社員さん 第4回(前編)
海外の方からもお土産に選んでいただくことの多い「東京ばな奈」。お菓子の情報を世界に届けるべく、動いてくれている人たちがいます!
こんにちは!東京ばな奈のSNS担当・T氏です。
社内の人に話を聞き、「東京ばな奈ワールド」のお菓子を知っていく社員紹介シリーズ ~教えて!東京ばな奈の社員さん~ 第4回目は、インバウンド向け販促業務の担当者の記事です!
これまでお話を聞いたのは3人。
第1回目:Hさん/デザイナー
第2回目:Nさん/菓子開発者
第3回目:Yさん/広報担当
第1回、第2回で聞いたのは、お菓子ができるまでの過程に関わる部署のお話。次は、出来上がった商品を届けるために働く人たちにお話を聞いてみたい!と思い、第3回目のYさん、そして今回紹介する海外販促担当のKさん、Tさんにインタビューすることにしました。
実は、海外の方からもとっても大人気な「東京ばな奈」。注目していただいたお菓子を効果的に活かすプロモーション施策検討のお話しから、翻訳時の悩みまで… どのような想いや視点を持って海外の方に「東京ばな奈ワールド」の商品を届けているのか、たっぷりお話しいただいております!
●インバウンド販促チームってどんなお仕事?
ーー今日はよろしくお願いします。お二人はインバウンド関係の業務を担当されておりますが… 目的が限定された部署の分、社内でも、まだまだどんなお仕事をされているのか知らない人は多そうです。どんな環境で、どういったお仕事をされていますか?
Kさん 私たちは部署としては営業部で、空港の免税店や売店といったインバウンドの売り上げに繋がる売り場を担当しているチームに所属しています。元々は、海外のお客様への販促に繋がる活動を専門に行う別の部署だったんですが、実際に売り場を見ている営業部の中で、連携して活動した方が良いのではないかという話になり、今の形になりました。
Tさん 2人の役回りとしては、Kさんは予算を決めて1年間の販促計画を立てたり、代理店との調整をしたりといった海外販促の全体を見てくれています。私は実施策の立ち合いと、中華圏のコンテンツの企画や校正を請け負うことが多いです。また、兼務のような状態で、営業部の他のお仕事を手伝ったりもしています。
Kさん インバウンドの旅行シーズンに合わせたマーケティングをしながら、「東京ばな奈ワールド」全体のブランディングを長期的に考えて施策を組むことが多いです。インフルエンサー様との試食会といったイベントの企画や店頭のグッズ提案、SNSの発信、他には店頭の翻訳POPの検証なども担当しています。
ーー他部署から見た視点ではありますが、お二人は2023年、様々な施策の実施に向け奮闘されていた印象があります!
Kさん 2023年は感染症などの流行も落ち着き、インバウンド施策全体が復活した1年だったので、特に力を入れていきましたね。まず取り組んだのは各国語版のSNSアカウントの運営で、韓国・中国・台湾向けのアカウントが本格的に活動することになったため、その投稿内容を練っていきました。
また、「東京ばな奈ワールド」からは国際線限定のお菓子が2アイテム登場することが決まっていたので、発売時期に合わせた販促計画にも取り組みました。(「東京ばな奈ワールド×伊藤久右衛門 お抹茶ケーキ」、「国際線限定 東京ばな奈「見ぃつけたっ」 オリジナルステッカー付」)。
韓国ならNAVERブロガーや、KOLへのPR依頼。中国ならRED(※中国で人気のSNSプラットフォーム)への投稿や試食会、台湾ではプレス会を現地で実施、といったように、各国の興味やニーズに合わせた情報発信を意識して計画しています。
Tさん 他にはスポット案件として、海外のテレビ番組やインフルエンサーへのPR依頼・取材対応や、コラボレーション依頼もあったりしました。
Kさん 特に2023年は訪日韓国人が多い1年だったこともあり、現地ガイドブックの東京版の改訂版に合わせ、共同キャンペーンの実施やコラボレーション依頼もたくさんいただきました。日本に興味を持ってくださる方も多く、依頼も増えているタイミングなので、チャンスを逃さずに、適切な施策を実施するように心がけています。
ーー「東京ばな奈」は韓国の方がお土産によく選んでくださいますよね。K-POPアーティストの方が「東京ばな奈」の手提げを持った空港の写真を、SNSで私もたまに見かけます(笑)
Kさん 韓国では「バナナパン」と呼ばれていたりもするほど、韓国の人にとって聞いたこともあり馴染みのあるお菓子だからですかね!
(「バナナパン」が気になった方はこちらもチェック ↓ ↓)
●試食会やインフルエンサー起用… チャンスを逃さず仕掛ける施策
ーー私も「東京ばな奈」のSNS担当者として商品名でエゴサーチをするのですが… タイムラインで「国際線限定 東京ばな奈「見ぃつけたっ」 オリジナルステッカー付」のステッカーを使ってくださる方をよく見かけました。これも、お二人がプロモーション担当されていたものですよね!
Kさん そうですね。こちらは商品が発売された10月頃に合わせて、Youtuberなどのインフルエンサーを起用して、ステッカーの活用を促すことができるような発信を強めていきました。起用した方の中には、ステッカーを使ってDIYしてくださった方などもいます。そのような投稿がきっかけになって、商品を手に取ったお客様が思い思いにアレンジし、ステッカーを使ってくださることに繋がったのだと思うので、とても良い施策になったなと感じています。
ただその時も、インフルエンサーをご紹介いただく代理店ともコミュニケーションを取りながら、自分たちの伝えたいことをきちんと届けてくださるような方であるか、お菓子の魅力から逸脱しないような発信か、内容には気を付けながら取り組んでいます。
ーーそういえば、お二人はすっごく素敵なイベントも開催されていましたよね!かわいい風船やディスプレイのある…
Tさん 「東京ばな奈ワールド×伊藤久右衛門 お抹茶ケーキ」(以下「お抹茶ケーキ」)の試食イベントのことですね。「お抹茶ケーキ」は中国の方を中心に知っていただきたかったので、中国向けのインフルエンサーの方に実際に試食してもらい、情報発信をしていただきたいと思って、あのイベントを開催しました。
Tさん あの時はケーキの色に合わせて、ご来場いただくインフルエンサーの方にも当日は緑かイエローの服を着用いただくように指定して、「東京ばな奈」のイベントであることが視覚的にも伝わるように工夫していました。
座席には撮影用の小物も用意して、参加者のみなさんが積極的に投稿を楽しんでくださる空気作りも意識して、代理店さんと一緒に準備していましたね。
Kさん 「東京ばな奈」はフォロワーさんもお客様も女性の方が多いので、「かわいらしい東京ばな奈」の世界を作れるように意識しながら空間づくりをしました。実際に店舗のディスプレイでも使用している食品サンプルやPOPを展示して、華やかな空間にできたように思います。
ーーこれは可愛すぎます!私も喜んで写真をたくさん撮っちゃいそうです。積極的に投稿したくなりますね!
●翻訳を通して、行うのはブランドや商品の情報整理
ーー先ほど、翻訳POPの検証なども担当してらっしゃるとのことでしたが、それはどういった作業なんですか?
Tさん 店頭には複数言語に対応した(基本、英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字)・タイ語)POPを用意しているのですが、その翻訳や表現を確認しています。また、検証した訳はWEBチームとも連携して、公式サイトの多言語表記ページにも掲載してもらったりしています。
(上記ページの右上で言語を選択してご覧いただけます!)
ーーサイトに掲載されている外国語の情報もお二人が調整してくださっていたんですね!
Kさん 店舗と連携して、多言語サイトもブランディング目線で、長く愛されるためにどのような言葉を当てるのが適切か、伝えたいイメージは何か、商品名との一致度はどうか、親しみやすいか、呼ばれやすか… などの要素やローカライズも含めて検証し、多言語翻訳作業を進めてます。
特に店舗に設置している味説POPは、見やすくする為わかりやすい表現とフォントサイズ、デザインも含め全体的にリニューアルしており、販売スタッフからもお客様に案内しやすいと声を頂いております。
ーーそういえば、韓国の「バナナパン」のように、ローカルで使われている「東京ばな奈」の商品名は中国でもあるんですか??
Tさん 中国でも「東京ばな奈」は人気ではあるんですが、「バナナパン」のような特別に呼ばれている名前はありません。なので翻訳時には、「東京ばな奈ケーキ」と訳しています。「ケーキ」を付けないと、名前だけ見れば果物と認識されかねないので。
また、中国語の表現では全部を漢字にする必要があるため、カタカナが含まれる商品名は中国語にするのがなかなか大変です。直訳した言葉にマイナスな表現が含まれていた場合、商品名を見るだけで買われなくなってしまうこともあります。かといって、全く異なる名前にしてしまうとその商品だと伝わらなくなってしまうので… いい塩梅を探るのがなかなか難しいところです。
Kさん 「バナナパン」のように、みなさんが付けてくれた愛称も参考にしながら、最近はようやくそれぞれの商品名やブランド名が整理出来てきたところです。
ーー海外への窓口として、販促だけでなく、商品の情報整理もしてくださっているなんて!ありがとうございます。
待ちきれない方は…各アカウントの投稿も見に行ってみるのはいかがでしょう?異なる国の言葉を通して、あなたの知らなかった「東京ばな奈」の新しい一面を見ることができるかもしれませんよ!
◆「東京ばな奈」韓国アカウント
◆「東京ばな奈」台湾アカウント
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