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仕事が推し活!販売から広報まで経験「好き」を伝えるプロになったYさんのこれまで【#教えて東京ばな奈の社員さん 第3回(前編)】

こんにちは!東京ばな奈のSNS担当・T氏です。

社内の人間に話を聞き、「東京ばな奈ワールド」のお菓子を知っていく社員紹介シリーズ  ~教えて!東京ばな奈の社員さん~

第3回目となる今回は、広報担当社員へのインタビュー
です。

これまでお話を聞いたのは2人。
(第1回目:Hさん/デザイナー)

(第2回目:Nさん/菓子開発者)


お二人はお菓子ができるまでの過程に大きく関わる部署に所属していたので、次は出来上がった商品を届けるために働く人にお話を聞いてみたい!と思い、広報部門のYさんにインタビューすることにしました。

販売部門からキャリアをスタートさせたYさんがどのような経験を経て、現在広報として活躍しお菓子と関わっているのか、じっくりお話いただいています。

Yさん/広報担当者

●販売員としての経験を重ねた百貨店時代

ーー今日はよろしくお願いします。「東京ばな奈」に関わる社員へのインタビューは今回3回目で、1回目のHさんはパッケージ部門のデザイナー、2回目のNさんは商品開発者でお二人とも専門職採用だったのですが、Yさんは総合職採用でしたっけ?

そうです!総合職採用で入社して、今は6年目の代ですね。まずは販売部として百貨店、交通機関で5年ほど販売員としての経験を積みました。新店舗だった「東京ばな奈s」(以下、「ばな奈s」)のオープンにも関わらせていただき、今年の3月に広報関係の部署に異動となり今は広報を担当しています。 

ーー百貨店から交通機関まで、様々な売り場を経験されていそうですね!販売員としてのはじめの配属はどこだったんですか?

はじめの配属は、西武池袋本店の「銀のぶどう」(現在は「バターステイツ」としてリニューアル)でした。実は今の部署の先輩が配属当時の店長で… 入社1年目の時にお世話になった方と同じ部署にいて、今一緒に広報として頑張っているんです。縁を感じちゃいますよね!いっぱい怒られもしましたし、たくさんの思い出があります!(笑)

ーーそうだったんですね!色んなことがあったと思いますが、1年目の売り場で、特に印象に残っている経験はありますか?

クリスマス催事の時期はとても印象深いです。「銀のぶどう」は、毎年クリスマスが近づき繁忙シーズンになると百貨店内の売り場の他に催事の専用店舗を構えていたんですが、1年目はそのクリスマス催事店舗を1人で任されて、売上を取りに行くことになるんです。
はじめて1つの売り場を任されるプレッシャーもあったんですが、入社後から育ててもらったお店に自分が還元できる大きな山場的な時期だったので、売り場の元気印として精一杯声を張ってケーキをたくさん紹介していました!

バターステイツは今でもクリスマスケーキを販売しています!(ご予約受付中)

●50人のシフト管理に膨大な商品知識… 今に繋がる羽田空港時代

ーーそういった段階を経て、売り場を任せられるようなプロの販売員として育っていくんですね!Yさんは百貨店以外に交通機関での販売経験もあるとのことでしたが、交通機関にはどのくらいで異動になったんですか?

2年目になるタイミングで羽田空港へ異動となりました。西武池袋本店で1年経験を積んで、羽田には3年ほどいましたね。3年間の羽田空港勤務では販売業務はもちろんですが、リーダーとしてシフト調整をしたり、販売員の育成をしたりといった人の管理も経験させていただきました。

ーー羽田空港ではマネージメントのような業務もされていたんですね!

そうですね。また、空港は店舗数が多く人の入れ替わりが激しくて、50人くらいのシフトを管理しなきゃいけなかったので、社内に知り合いがめっちゃいます(笑)

3年の付き合いだった羽田空港限定商品「東京ばな奈くまッス。」。仲良しだそうです!

ーーということは百貨店で接客の基礎を学び、空港ではその知識を基に人材の育成を担当していたんですね

いや、実は百貨店と交通機関の接客って全然違うので、まずは交通機関での接客をまた一から学びました(笑) また、店舗もたくさんあったので、1つのブランドの接客スキルが身についてもまだまだでしたね。次の日のシフトによって、制服と立つ売り場も変わってましたし…

ーーえっ!じゃあほぼ全ブランドの知識を持ってたってことですよね?!

そうです。はじめは先輩と一緒の売り場など、優しいポジションがあるのですが、認められていくと1人売店(1人しか販売員のいない売り場)も任されるようになったり、複数ブランドの店舗を行き交うようになったりしていくんです。なので、自分が担当できる売り場のポジションが増えていくことがモチベーションになっていました。

 ーーただ、それだけ売るものも関わる人も多いとなると販売はもちろん、人の育成も大変そうです

そうですね。最近だと海外の方も多くて、言葉はもちろん人によって価値観や正義が違っていたので、みんなに同じ方向を向いてそれぞれの商品を販売してもらうにはどうしたらいいかをとても考えていました。
また、新型コロナウイルス感染症の流行前と流行後では会社(以下、グレープストーン)の接客スタイルがかなり違っていて… この数年で入社した感染症流行前の売り方を知らない新しい世代の子たちに、これまでの販売員の姿を伝えていくことも意識していましたね。

オープンに関わった東京駅一番街の「東京ばな奈s」

●「米粉だよ。」の発音まで!こだわり準備した新店オープン

ーー羽田空港での3年の勤務の後には、JR東京駅の「東京ばな奈s」に異動になったんですよね

そうです。「ばな奈s」は2022年12月8日にオープンした新店舗だったので、そこに向けての準備期間からお店に関わっていました。この準備の期間では、販売関係のスタッフ皆で商品理解や、呼び込みの練習、接客のロールプレイングにかなり時間をかけて、スキルを磨き上げていましたね。 例えば「米粉だよ。」の発音とか。

ーー「米粉だよ。」の発音…?

「ばな奈s」のオープンと同時に先行発売がスタートした商品「米粉だよ!東京ばな奈もちふわ」(以下、もちふわ)のことです(笑) もちふわの「米粉だよ。」は発音が決まっていて、そこにこだわってなんども発音チェックしました。録音したデータを聞いたり… オープン初日はその「もちふわ」のボードを持って、練習した発音を基に8時間の呼び込みも担当していました!

何度も発音を練習した「もちふわ」への愛も強い

ーーそんな細かいところまでこだわっていたんですね!新店舗としてじっくりと準備に時間をかけることができた分、思い入れも強そうですね。

ただ、3月には広報の部署に異動になってしまったので、一緒に働いていたメンバーには販売員としての背中だけ見せて去っていったような形になってしまいました。みんなのお手本になれていたらいいのですが…

ーーいやいや、きっと素晴らしいお手本だったと思いますよ!お話を聞いていてもわかります!

店舗で働いていた当時のYさん。「ばな奈s」は制服も可愛いんです!

●販売を極めた結果、羽田の有名人に!?

ーー入社してから販売員として売上を追及したり、人材育成をしたり、新店のオープンに関わったり、販売から広報まで…非常に濃い経験をされてきた6年だったと思うのですが、中でも一番印象に残っているできごとはありますか?

そうですね… どれもいい思い出ですが、羽田空港の「東京ばな奈」店舗での経験ですかね。羽田空港の中で、「東京ばな奈」のお店は空港のちょうど真ん中くらいの位置にあるんですが、私はそれを勝手に“センター”って呼んでいたんです。で、「このお店を任されるってことはつまり、羽田のセンターを努めてるってことだ!」って、アイドルグループのセンターを任されるようなイメージを作ってそれをモチベーションに頑張ってたら… 空港内でちょっと有名人になってたこともあります(笑)

ーーどういう事ですか!??

当時私の中で、羽田のセンターを努めるんだからせっかくなら羽田空港で1番の販売員になりたい、って目標を立てていたんですが、そこを目指してがむしゃらに頑張っていたらいつの間にか空港内の偉い方から、接客について嬉しいお声もいただけたりするようになってました。ヘルプで一時的に今の部署から羽田空港の売り場に戻った時にも噂になってたみたいです。私の勤務日に「あの人が返ってきたらしい」と噂されてるのをトイレで後輩が聞いたって教えてくれました(笑)

ーーそれすごすぎますよ!!!トイレでそんな嬉しい噂話をされる人ってそんなにいないですもん!!

その話を聞いて、少しでも目標に近づけていたのかなって自信にもなりました。そんな思い出もある分、羽田空港での勤務経験は私の力になっています。

羽田空港にはいたるところに「東京ばな奈」がいるのでぜひ見ぃつけてくださいね

ーーそこで様々なブランドの知識を得られたことは、今の広報の仕事にも活きていますもんね。

広報となって、社外の方にグレープストーンのお菓子を説明する時はブランド問わず対応しなければいけないので、羽田でたくさんのブランドを扱った経験と知識がとても役立ってます。全ての経験が繋がってるなと思いますね。幼稚園の頃の夢もケーキ屋さんでしたし!

ーー幼稚園の頃から...! たしかに、Yさんはいつも社内のお菓子を誰よりも美味しそうに食べている印象があります!甘いもの大好きなんですね!

ケーキ屋さんになりたくて大学時代にケーキ屋さんでバイトして、まだケーキを売りたい!と思って、グレープストーンに入社しました。(笑)今は販売からは離れてしまったので直接ケーキを売ることはできませんが、代わりに商品の魅力を全力で伝えています。

ーーYさん、商品への思いを話し出すと止まらないですもんね!広報の役割にぴったりだなと思いながらいつもお話を聞いています。 

とても幸せですよ広報のお仕事は!私は自分の会社のお菓子が好きなので、好きなものを愛情込めてメディアの方に伝えて、それが何かに掲載されたり、またどこかに伝えられることでお客様からのリアクションとしてたまにこちらに返ってきて。それが売上という形になれば会社も喜ぶので… みんなハッピーにしかならない幸せな仕事です!(笑)

自社のお菓子が大好きで、些細な情報も全力で楽しそうに語ってくださるYさん。このインタビューの内容からも商品への愛と仕事への熱が伝わっているのではないでしょうか?さて、【後編】ではYさんが「とても幸せ」と話す広報のお仕事内容や、思わぬ形で現職に活きた学生時代の活動のお話などをお届けします。次回の更新もお楽しみに。

待てない方は…ぜひ今回の記事にも掲載した「東京ばな奈s」の店舗へ、遊びに行ってみてください!美味しいカレーパンやひんやりシェイク、可愛い「もちふわ」が貴方を待っています!

「コメコダヨ」

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