【彫り描く人】メイキング オブ ムナカタ 生誕120年棟方志功展 東京国立近代美術館
終始勢いよく楽しめる展示だった。
躍動感。
という言葉がこれほど当てはまるとは。
作品も、人となりも、外観も 笑。
魅力に溢れた人なんだろう。
だから数奇な運にも恵まれたというのもある。
引き寄せた、人か。
【仏の姿を彫る】
日本の仏像を見たであろう棟方志功の版画の仏は何処となくインド風だった。
いや、仏教はインドから伝わって来ているし当たり前と言えば当たり前だが、現在自分たちの身の回りにあったり、見て来た仏像はインド風味は薄いはずだ。飛鳥時代、法隆寺仏像群では朝鮮系譜