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東京灸太郎
2021年8月4日 14:15
水野南北居士 著《血色の部(八色の弁)》まず血色を観る時、眼で観ても意(こころ)で感じても青色ならば、それは青色である。また同様に、眼で観て白色であり、意で白色と感じるならば、それは白色である。青色(せいしょく)、黄色(こうしょく)、赤色(しゃくしょく)、白色(はくしょく)、黒色(こくしょく)、美色(びしょく)、紫色(ししょく)、紅色(こうしょく)においても、以上の道理をもって考え、観なさい。
2021年8月3日 17:42
水野南北居士 著《血色の部 論弁》《観相の時、その血色をよく観ようと思うならば、「潮汐」をとらえて、観なさい。そうすれば心気が安定しているため、自然と観やすくなる》そもそも、人体の気血があるという事は、まるで天地に潮汐があるに等しい。ゆえに、人の気血は潮の進退(≒差し引き)に応じて盈虚(えいきょ、=満ち欠け)がある。つまり、潮が差し盈(みち)る時は、人の気血もまた盈る。よって、その時に観れば血
2021年8月3日 17:08
巻ノ一 目録一 面部二十一穴の部一 面部七穴の図一 額の部一 福堂(ふくどう)の部一 顴骨(けんこつ)の部一 命宮(めいきゅう)の部一 鼻の部一 法令(ほうれい)の部一 食禄(しょくろく)の部一 妻妾(さいしょう)の部一 命門(めいもん)の部一 眼・男女宮の部一 魚尾(ぎょび)・奸門(かんもん)の部一 天中(てんちゅう)・官禄(かんろく)の部一 日月(じつげつ)・印堂
2021年8月1日 22:53
水野南北居士 著門人 平山南嶽・水野八氣 校《頭を論ず》一 頭は心の深浅を観る。一 頭が大きい者は心が安定する事が遅い。故に物事がみな成就する直前でダメになる事が多い。一 頭が小さい者は大きい者と同様に、発展し難い。物事を成し遂げる事が出来ない。一 頭が後ろへ長く、奥行がある者は心が深く、柔軟性があり、強い。一 頭が奥行の無い者は心が浅く、少しの事を恐れる。また、物事に染まり
2021年8月1日 18:54
元祖 聖徳皇太子中祖 水野南北居士著天保書院蔵南北相法凡例一 古(いにしえ)より、数篇の相書があるとは言っても、未だ相法における体・用・妙の三つは区別し難い。ゆえに、この書においては、まず、骨格・血色に現れる事を論じる。これは、つまりは、相法の体である。次に、骨格・血色に現れるところの道理を明らかして用い、これを看相の用とする。最後に、骨格・血色の義理を離れて、さらに詳細を論じる。これを