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いちにち・いちとおこ

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日記のようなブログのようなエッセイのようなコラムのような。恋愛のことや、結婚のことや、助平なことや、時に真面目なジェンダーのことなどが、主な関心事。
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#離婚

【元夫の失踪・解決編】離婚後の配偶者間連帯保証をどうやって片付けたか。

 昨年の10月、このような記事をポストしました。

 この記事はFROGGY×noteの「お金ライターコンテスト」で入選をいただいたのですが、なにぶん問題が勃発した翌日に書いた渦中ほやほやの記事なので、解決に向かう過程については何ひとつ書けませんでした。

 それから数か月、今年の3月に問題は全面解決しましたので、その経緯を公開したいと思います(過去のオトコについて書く面倒くささのあまり、書こう!

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元夫の失踪の、その後。

元夫の失踪の、その後。

 誕生日で彼のところに行ってきたついでに、結婚していた時の街はその隣の市なので、通りすがりに元夫の店に立ち寄ってみた。離婚してから初めて、敷地内に立ち入った。

 駐車場に車を入れると、敷地内には売り物の中古車が雑然と並んでいた。多分、仕入れて搬入された直後、そのままに放置されたのだな、と思った。整備もしてないし、中の掃除もしてないみたいだったから。そのうちの何台かにはテープが張られ、タイヤロック

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元夫が失踪した。

元夫が失踪した。

 元夫が失踪した。

 昨日、よく知ったリース会社の名前で電話がかかって来た時、頭の隅から冷たくなった。時限爆弾が爆発したなと思った。わたしは離婚した時、元夫に借金の担保をひとつ提供していたうえに彼の連帯保証人をふたつ担っていて、そのうちのふたつは解決できたがひとつはどうしても解決できなかった。彼が調停事項を無視し続けたからだ。それが積載車のリース契約の保証人だった。

 わたしは一晩頭を働かせて

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日本的な selfish について、高速道路で考えた。

 先週末のデート、彼氏と朝っぱらから離婚と養育費について討論した。

 彼氏は、「どうして日本の離婚では離婚した後は旦那さんと奥さんの関係が切れてしまうのか、どうしてパートナー関係は解消しても協力してやっていかないのか、君の意見を聞かせて」と言う。わたしは(うーん……)と迷い、「わたしの考えに過ぎないけど」と前置きして、「日本では昔、離婚するのは特に女の人にとって難しかったから、よっぽど酷い旦那さ

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夫の金、あるいは男の金に、妻あるいは女がケツを持つこと。

 身ひとつで夜中に元夫の家から逃げ出してきて、その後慎重に、ネコ、自分の持ち物、車、ひとつひとつ取り戻してきた。ところが現在、押しても引いても動かない状態になっているのが、元夫の連帯保証人2件だ。

 調停に持ち込むまで決着がつかなかった問題は、4つあった。「①元夫がわたしの共済証書を担保にして借金をした件 ②元夫がわたしを連帯保証人にして事業用物件の賃貸契約を結んだ件 ③元夫がわたしを連帯保証人

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子持ちの男と付き合う時には、まずここを見よう。

 離婚して驚いたことのひとつは、母が元夫を最初から嫌いだったということだ。そんな素振りは全く見せていなかったので、おばさま世代の表面取り繕い力恐ろしいな!と思うとともに、だったら最初から言ってよ、と思わずにはいられなかった。

 さらに相次いで、父の妹も元夫を嫌っていたことが発覚した。これにもまた驚いた。

 それぞれ理由はあるみたいなのだが、両者に共通している言い分は、「子どものことをちゃんとし

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体重が上げ止まらないが70kgまではOKらしい。

 彼氏と付き合い始めてから体重の増加が止まらない。離婚して減った分を取り返して、なおも増えている。デートするたびに「太った!?」と訊かれ、しぶしぶ肯定している。

 彼氏は「no stressだから、デショ?」とか「ビールいっぱい飲むからダヨ」とか言うけれど、本当の理由はよく分からない。ただの加齢かもしれない。

 しかし、確かに高ストレス状態下では、体重はぐんぐん減る。離婚後は食べても食べても減

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