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いちにち・いちとおこ

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日記のようなブログのようなエッセイのようなコラムのような。恋愛のことや、結婚のことや、助平なことや、時に真面目なジェンダーのことなどが、主な関心事。
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2017年6月の記事一覧

キスの時に目を開けるか閉じるか問題が相互理解に発展した。

 キスをする時ついつい目を閉じてしまうのだが、彼氏にいつも「open!」と言われる、という話に以前ちょっと触れた。日本では普通目を閉じるものとされていないか、と思っていたのだが、あまりにも開けるよう促されるので、キスの本場での常識は目を開けるものなのだろうか、と、自分の常識の方を危ぶまないでもなかった。ちなみに元夫に目を閉じることを咎められたことはないが、こっちの男は、口を開けると咎めるのだった。

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高学歴が生涯年収に結びつかなかった要因について考察する。【その参】

 さて、会社に入る、会社を選ぶ、という観点からの、どちらかというとスタンダードな就労と生涯年収の関係についての考察であった【その壱】【その弐】に対し、今回の【その参】は、もうちょっと広い意味でのキャリアの積み上げ方というか人生の積み上げ方というか、その辺のお話をしたい。それがこちら。

③「夢を追いかけるのもいいけれど、やり方を勘違いしちゃダメよね」問題

 結婚直前まで夢を追いかけた、それがわた

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デビルキャットは、日本にはいないんじゃないかな。

 週末彼氏のところに行ってきまして、またしても死ぬほど眠いので、今日は、高学歴と生涯年収の関係を考察するシリーズの続きをお休みして、肩の凝らない話をさせていただきたいと思います。ところで、高年齢彼氏には、ちょっと甘えて我が儘を言うとまともな意見で諭してくるのをやめて欲しいですね。そのくらい分かってんだよ、分かってて言ってんだよ、「I know」としか言えなくなっちゃうじゃんよ、このオトナめ、チクシ

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高学歴が生涯年収に結びつかなかった要因について考察する。【その弐】

 さて、フリーターになって喫茶店でバイトをする毎日の旧帝大卒1年目女子、その後どうなったかというのが、今回のお話だ。【その壱】の続きである。

 結局フリーターというのも、よっぽど肝が据わっているか抜けて楽天的か将来世界一周冒険旅行にでも出かけようと思っているかぐらいの人間でないと続けられないものだ。わたしもおちおちフリーターをし続けてはいられなかった。卒業して身辺が落ち着くと、就職活動をし始めた

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高学歴が生涯年収に結びつかなかった要因について考察する。【その壱】

 以前にも少し触れたとおり、彼氏は前職とあるB to B の企業でエンジニアをしていたのだが、ある日、youtube の動画を前に、飛行機のエンジンに鳥が吸い込まれるトラブルは頻出なので冷凍のチキンを投げ込むテストが必ず行われる、とかいう説明を受けながら、「あなたって…マサチューセッツ工科大学、出たのよね……?」と尋ねてみた。確か初対面の時にそんな話をされたような気がしたのだが、その頃わたしはただ

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