私自身を消費していたのは私だった
私は休職を経て退職。現在は療養中という名の「回復期間」を過ごしています。
私が休職した時の環境はこうです。
◆有休中や土日など関係なく来る連絡(海外関係のプロジェクトは時差がある)
◆数十秒の間に仕事の連絡の通知で携帯画面がびっしりになる
◆入社して半年の新人が抱えるには膨大すぎるタスクに追われる毎日
◆複数のプロジェクトが同時に進めるため、一つが完了しても終わりなく、際限がない
◆いくつもプロジェクトを抱えているので休みをとるタイミングがわからない。そして取りずらい
◆自分が休んだ時に仕事をカバーしてくれるひとがいない
◆プロジェクト量に対しての人員が明らかに少ない
◆プロジェクトの内容は変わるが、工程は一緒なので単純に飽きがきた
◆クレーム処理
挙げればキリがないですね(笑)
(幸いなことに人間関係のトラブルはありませんでした。)
そこで疑問が出ます。
休職するほどに追い込み、私を消費していたのは会社だったのか?
いえ、違います。真犯人は私自身です。
もちろん会社も要因の一つではありますが、私自身を消費していたのは明らかに私です。
なぜそう思ったのか。
それは、
「仕事環境が嫌だ、仕事内容が嫌だ、自分には合ってない。」
「会社を辞めたい。」
心の声を無視して私自身を消費することを許容していたのは紛れもなく私だったからです。
挙げればキリがない状況だったのに見て見ぬふりしていたのは私です。
「あ〜。もう無理だ。」っていう心をごまかし続けて、自分を消費していたことにずっと気がついていたのにです。
ずーっと気づいていたんです。
自分自身の理性とか主義とか見栄とか後ろめたさとか心の中の雑音が邪魔してうるさいですし。
自分の心に沿って、雑音に左右されないで生きるって難しいですよね。
こうやって自分と向き合う時間ができて、だから気がついてしまったからには、もう私で私を消費したくないと。
素直に生きれる人にになれたらいいなとつくづく思います。
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