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しりしりをもりもり。

千切りの野菜が大好きです。

定番中の定番といえばキャベツ。
フライの隣に山盛りになったキャベツにマヨネーズをかけてもりもり。
しゃきしゃきした食感と、みずみずしいキャベツの清涼感、いいですよね。

キャベツ以外にも、きゅうりを千切りにしたり、大根を千切りにしたり。
軽く塩を振ってしばらく置いたら水気を絞って、オリーヴオイルと塩やマヨネーズで和えると、おつまみ的なサラダになってお箸が進みます。

🥕にんじんも千切りに

たとえばにんじんなんかは、硬くて生では食べにくい素材ですが、千切りにすることでもりもり食べられるように思います。

トケイヤkitchen風のキャロットラペはおもてなしの人気メニューです。

今回はそんなにんじんの千切りで、あのご当地メニューを作ってみます。

そう、沖縄のにんじんしりしりです。

しりしりは沖縄の方言で、千切りのことらしいですね。
なんか語感が可愛くていいなぁと思います。

🥕しりしりスタート

さっそくにじんを千切りにしてスタートです。

🥕材料(作りやすい分量)
・にんじん…1本
・ツナ缶…1缶(漬け汁も使います)
・卵…1個
・ごま油…大さじ1くらい
・粉末出汁…小さじ1くらい
・こしょう…ひとつまみ

ツナ缶の漬け汁は、捨てずに使います。
これがツナの旨味を逃さないポイント。
ちょっとだけエコ効果もあるかもしれません。

🥕手早く炒めます

にんじんをごま油で炒めます。

しんなりしてきたら、ツナ缶を汁ごと加えて、粉末出汁を足していためます。

全体がなじんできたら溶いた卵を入れます。

卵がそぼろ状になるまで炒め合わせたら、こしょうを振ります。

🥕にんじんしりしり完成です

にんじんしりしりできました。

千切りのにんじんに出汁の風味がしっかり絡んで、お箸がついつい進む系ですね。

🥕ちょっと形を変えるだけ

にんじんってごろんとした形に切って、煮物にしたりカレーに入れたりというのが定番な気がしますが、細く切るとまた違った食感が楽しめます。

生のまま塊でかじるとなかなかの歯ごたえなので、ある程度の時間煮込む料理がむいているのかと思っていましたが、切り方を工夫すると、短時間加熱する炒め物や、生のまま塩でもんで絞るのも美味しいです。

料理ってほんとちょっとしたアイディアで幅が広がります。
ちょっと形を変えるだけでまるで別の素材のように楽しめる。
その工夫が楽しいんだ、だから料理が好きなんだ。

そんなことを思い出したしりしりな日でした。

しりしり、もりもり。

細く切って炒めたにんじん。
おなじ千切りでも生より、もりもりたくさん食べられるのも魅力です。


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