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夏の常備菜ゴーヤのピクルス

どのおうちにも、常備菜ってあると思いますが、夏になると我が家の冷蔵庫のラインナップに加わるのが今回紹介するひと品です。

🥒デパ地下での出会い

ゴーヤをはじめて食べたときは、そのあまりの苦みに、ただただびっくりしましたが、なれてくると美味しくなってきます。そしてそんなある日、デパ地下のお惣菜屋さんで見つけたのが、これでした。

ゴーヤのピクルスです。なんとなく箸休めによさそうだなと思ってみていたら、お店の人から試食できますよ、とありがたいお言葉。早速食べてみたところ、甘酸っぱい味付けとゴーヤの苦みがとてもいい感じで摘和やかな美味しさ。そして何より、パリパリした食感で、もうちょっと食べたいなと思わされるひと品でした。もちろん買って帰ったのはいうまでもありません。

🥒よしピクルスにしてしまおう

それからしばらくして、ゴーヤチャンプルを作ろうと、ゴーヤを買ってきたある日。いつものようにゴーヤを半分に割って、チャンプルーの準備をはじめたとき、ふと閃いたんです。

ゴーヤってけっこう立派なサイズなので、チャンプルーだけでは使い切れないのが明白。それならば。

最初に半分をピクルスにしてしまおう。よし、あの味の再現だ。というわけで試してみたピクルスがとてもうまくできて、それ以来、我が家の夏、ゴーヤを買ってきたときの常備菜になっています。

🥒では作っていきます

まずゴーヤは縦半分に割って、スプーンでワタと種を取り除きます。

あとは薄くスライスしたら準備OK。

しょうがも千切りにしておきます。

準備ができたら作っていきましょう。

最初にゴーヤを下茹でします。お鍋にお湯を沸かして、30秒ほどゴーヤをくぐらせて、お湯を捨てます。あくまで苦みの角をとるための湯通しなので、ここで長時間熱を入れるのは厳禁です。時間が長いと、せっかくのパリパリしたあの食感が弱くなってしまうので、要注意です。

続いてお鍋に、酢と砂糖、塩、千切りのしょうがを入れます。

あとは強火にかけて一気に加熱。沸騰してきたら火を止めます。

そのまま煮汁ごと冷まします。

冷めたら密閉できる瓶に入れて、そのまま冷蔵庫へ。しっかり冷やしながら、味を染みこませます。

爽やかな甘酸っぱさと、パリパリした食感が心地いいおつまみ小鉢になりました。

このままおつまみやごはんのお供にしていただく以外、炒め物に入れたり、麺類のトッピングにしたりしても美味しくいただけます。

この夏、もしゴーヤを買ってきたら、思い出してほしいレシピです。

🥒レシピ~from クラシル “トケイヤkitchen”

■材料(作りやすい分量)
・ゴーヤ…1/2本
・しょうが…1片
・酢…1カップ
・塩…小さじ1
・砂糖…大さじ5

■作り方
①ゴーヤを縦半分に割ってスプーンで種とワタをとり、薄切りにします。
②お鍋にお湯を沸かし、①のゴーヤを30秒ほどさっと茹でて、お湯を切ります。
③酢、塩、砂糖、千切りにしたしょうがを下茹でしたゴーヤと一緒に鍋に入れて、火にかけます。
④煮立ったら火を止めてそのまま粗熱がとれるまで冷まします。
⑤冷めたら清潔な密閉できる瓶に入れて、冷蔵庫でひと晩漬けて完成です。

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