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夏野菜の簡単おつまみ3選
野菜って種類が豊富でわくわくします。お肉だと、ふだんおうちごはんに登場するのは、牛、豚、鶏くらいで、お魚はいろいろ種類あれど、大きく分けると、赤身、白身、青魚になるのかなと。
それと比べて、野菜の世界の広いこと。普段冷蔵庫にいる面々を思い出すだけでも、とても5種類ではききません。
🥗夏野菜三銃士
そんな野菜の中でも、夏野菜は大好物。今回はこのメンバーでおつまみをつくってみることにします。
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左からズッキーニ、なす、トマト。カラーバリエもいいですね。
🍅トマトのしょうが甘醤油だれ
まずはトマトからいきましょう。
🍅材料(1人分)
・トマト…1/2個
・醤油…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・おろししょうが…大さじ1
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子どもの頃はトマトって、あんまり好きじゃなかったんですけど、いまはわりと好きなほうかも。酸っぱいものが全般に苦手な子どもだったので、酸味に過敏だったのかなと思います。
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トマトはよく冷やしておいて、櫛形に切ります。
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ボウルにお砂糖とお醤油、おろししょうがを入れます。
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あとはよく混ぜるだけ。
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たれを小皿に移します。
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そう、これはシンプルで手早くできるひと品。
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甘じょっぱいたれにトマトをつけて食べるだけ。お好みでたれにお酢を加えてもOKですが、トマトに酸味があるので、あえてその酸味を活かしてみました。
爽やかなノンオイルの夏らしいおつまみで、火を使わずにつくれるのも、暑い季節のおすすめポイントです。
🥒ズッキーニの粉チーズ焼き
続いてズッキーニ。
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色濃い緑が鮮やかです。この色を見ると、暑い毎日でも、なんだか涼やかな気分がしてきます。
🥒材料(1人分)
・ズッキーニ…1/3本
・粉チーズ…適量
・粗挽きこしょう…適量
・刻みパセリ…適量
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ズッキーニを輪切りにします。
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オリーブオイルを熱したフライパンを弱火にして、じっくりと焼いていきます。
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両面これくらいの焼き色がつけばOK。
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耐熱皿に並べて、上から粉チーズとこしょうを振ります。
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あとはこのままオーブントースターへ。
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5分ほど焼いて、チーズに焼き色がつけばできあがり。
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仕上げにパセリをぱらりと飾れば、彩りもよくなります。
オーブントースターを使って焼き上げるので、コンロの火口を塞がないのもこのレシピのポイント。メインの料理を焼いたり煮たりしているのと、並行して用意できるのが魅力です。
お好みで食べるときにオリーブオイルをかけると、香りがよくなり、みずみずしさも感じるように。キンキンに冷やした、辛口の白ワインのお供におすすめです。
🍆茄子の味噌炒め
最後は茄子を使って、食べ応えしっかりのおつまみを。
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茄子の皮って、ぱっと見、黒く見えるけど、端のほうに紫が顔を覗かせてて、グラデーションの妙を感じます。なめらかな曲線が描き出すシェイプといい、このルックス、自然のアートって感じですよね。
🍆材料(1人分)
・茄子…1本
・ねぎ…適量
・おろししょうが…小さじ1
・ごま油…適量
・甜麺醤…大さじ1
・豆板醤…小さじ1
・醤油…小さじ1
・みりん…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・すりごま…小さじ1
今回つくるのはいわゆる味噌炒め。中華風に甜麺醤、豆板醤を使いますが、なければ普通のお味噌と刻んだ鷹の爪を使ってもOKです。
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甜麺醤、豆板醤、醤油、砂糖、みりん、すりごまを合わせます。このとき、醤油とみりんの水分を使って味噌をしっかり溶いて、砂糖を溶かしておくのがポイントです。
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なすは乱切り、ねぎは小口切りにします。
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ごま油を敷いたフライパンを熱して、まずねぎ投入。
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ねぎに焼き色がついてきたら、茄子をいれて、上からすこし油を足します。茄子は油を吸うので、様子を見ながら、油を補充してください。
最初にごま油を使っているので、このとき足す油はサラダ油でも大丈夫。ごま油高いですしね…といいつつ、ふつうのサラダ油も高くなりましたねぇ。
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茄子の全面にしっかり焼き色がついてきたら、たれを合わせる頃合いです。
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じゅわーっ。
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よくからめて、水分を煮詰めるように強火で炒めあげます。
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茄子味噌炒めの完成です。
茄子って今回のように油炒めにすると、コクと食べ応えがあって、お肉なしでも満足度が高くなりますよね。油との相性は文句なしなので、炒め物のほか、天ぷらにしてもパン粉の衣でフライにしてもおいしい野菜だと思います。
その反面、オーブントースターで焼いて、皮を剥いたものを出汁に漬けたり、煮物にしたりと、油を使わないとさっぱりとした味でも楽しめます。焼き茄子や炊いたんは冷やしてもおいしいんですよね。
前者はスタミナおつまみ、後者はひんやりおつまみで、茄子は夏中活躍すること間違いなし。
🥗夏だ、いまだよ、おいしいよ
今回紹介した以外にも、ピーマンやパプリカ、ししとうなども彩りがよくて、おいしい夏野菜です。
すこし前まで、新玉ねぎに春キャベツ、新じゃがいもと春の味を満喫していたというのに、気がつけば野菜の顔ぶれが変化していました。
こんな季節の移ろいを感じさせてくれるのも、野菜の魅力かなと思います。
いまではトマトも茄子もズッキーニも、1年中お店に並んでいますが、それでも夏には特に食べたくなったりしませんか。なんてったって、夏野菜ですからね。
もしかしたら、冷蔵庫もなく品種改良の技術も見つからなかった時代から我々の中にある遺伝子に、夏野菜たちが直接訴えかけてくるのかもしれません。
夏だよ、いまだよ、おいしいよ。
その声を無意識に聞きとったとき、そのときが一番おいしく夏野菜を食べられる瞬間なのかな…そんなことを空想したりしつつ、きょうもキッチンに立つのです。
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