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25gのパスタ

GWも終わって日常に戻った最終の週も、はや週末を迎えようとしています。いつものことながら、楽しいときは過ぎるのが早く、その直後も日常を取り戻すのに慌ただしい日々に感じます。


🕛自分の基準値

ようやく現在の自分の日常が戻った頃、あらためて気になるのが体重計。ここ数年はこのあたりがいまの自分の基準かなと思う値から、上下に1.5kgくらいの範囲で上下している状態で、安定している感じです。

ただ在宅勤務の続いたあの頃、急激に変化した生活に体のペースが乱れたのか、最初の3ヶ月ほどで7キロ増えるという、人生でもギネス級の巨大化をして以来、けっこう気をつける習慣がつきました。

帰省中は実家での食事にしても、ちょっと出かけるランチや夜にしても、我慢はしたくないと思うので、気分のままに食べて飲んで過ごします。

👣帰省中もウォーキング

もちろんその間も、巨大化のあと新しく生活習慣に取り入れた、ウォーキングは続けてました。帰省中、故郷の街を歩くのは逆に新鮮で、あの頃はなんとも思わなかった風景に見入ったりする自分がいて、それはそれで楽しい時間です。

そんなこんなで日常に戻って、3日ほど。このあたりがちょうど食べて飲んだものが、体の中で落ち着く頃。そこであらためて体重計に乗ると、だいたい休暇前の値にプラス1.5〜2キロくらいになってることが多いんですよね。

🍝糖質オフで原状回復

今回も昨日の夜量ってみたら、案の定。どうりで体が重く感じるわけです。ただ想定の範囲内ということは、戻していくのにもそんなに苦労はしないはず。

そんなときにいつも登場するメニューのひとつが、ナポリタン。

なぜナポリタンなのか、わからないという読者の方も多いかもしれませんが、そのポイントはこれ。

在宅勤務初期の原状回復に、ウォーキングとともにはじめた、糖質オフの習慣はいまも続いていて、基準値の上限が見えてきたタイミングで、いまも取り入れるようにしています。

その中でも満足度が高くて、ふだんと変わらない感じで楽しめるメニューのひとつがナポリタンなんですよね。もちろん、もともと好物です。

🍝ポイントはパスタの量

そんなナポリタン糖質オフの鍵を握るのは、もちろんパスタの量。

そしてパスタの種類です。細麺好きという、そもそもの好みもあるのですが、今回の糖質オフレシピのときは、なんといってもカッペリーニです。その理由は、このあとつくって食べるプロセスで詳しく語ります。

それを25グラム。

え、たったそれだけなの。そう思うかもしれません。一般的にお店で食べると、少なめでも80グラムくらいで、ちょっと多めで120グラムくらいが1人前らしいので、半分どころか1/3くらいの極少感満載の重量です。

🍝絹糸のような秘密の鍵

でもね、この25グラムのカッペリーニがなんとかなるんですよ。ちゃんとナポリタンしてくれるんです。その秘密は鍋の中。じっと目を凝らして見てください。

見えますか。その秘密の鍵を握る細く白い、絹糸のような存在。

えのきです。ほぐしたえのきをでパスタを減らした分を補填します。ちなみに今回は市販されてる袋入りの1束の半分弱ほど茹でてます。

茹で時間は袋に表示されているより、やや長めにします。懐かしのナポリタンにはアルデンテの概念は適用されません。

🌶具材もたっぷり使います

えのきとともに、パスタ減量を補う存在が具材たち。普通につくるときは、やっぱり麺が主役で具の量はボリュームが出すぎないように調整すると思うのですが、今回はその逆。

ソーセージ、玉ねぎ、しめじに赤ピーマン。そして今回ピーマンが赤いので、彩りに青菜系がほしくて、さっと下茹でした菜の花を使います。

斜めにスライスしたソーセージ、薄切りの玉ねぎ、赤ピーマン、食べやすい長さに切った菜の花、ほぐしたしめじをバターで炒めます。

玉ねぎがしんなりしてきたら、よく水気を切ったパスタとえのきを投入。粉チーズ、タバスコ、ケチャップを加えます。

ここで粉チーズとタバスコを加えることで、しっかりコクのある下味がつけられます。

味付けが全体にからんだら、こしょうを振ってできあがり。

🍝25グラムでもナポリタン

パスタ25グラムでも見た目的には、ボリューム感ありますよね。

食べてもしっかりナポリタン。かさ増しにいれたえのきが、パスタにしっかりからんで、違和感なくナポリタンしてくれてます。

カッペリーニとえのきを組み合わせたのは、まさにそのからみのため。細さの似た素材なので、炒めるときにしっかりと混ぜ合わせれば、まんべんなくからみあってくれます。

今回具材にしめじをいれたように、マッシュルームなど、きのこ類はもともとナポリタンに欠かせない具のひとつ。なので、えのきも相性ばっちりです。

25グラムのパスタでも、文句なし、満足感ぱっちりのナポリタンができました。

今回体重計が示した増量分は2キロ。さあ、きょうからしばらくは糖質オフと休日のウォーキング歩数を増やして、原状復帰を目指します。

だって3ヶ月後には、また故郷に帰る季節が来ますからね。

📝糖質オフナポリタンのレシピ

🍝材料(1皿分)
・カッペリーニ…25グラム
・えのき…1/2タバコ
・ソーセージ…1本
・玉ねぎ…1/4個
・ピーマン…1/2個
・菜の花(あれば)…1本
・しめじ…1/4パック
・バター…5グラム
・ケチャップ…大さじ2
・粉チーズ…小さじ1
・タバスコ…適量
・こしょう…適量

※今回は赤ピーマンを使ったので彩りに菜の花を使いましたが、緑のピーマンを使えば、菜の花はなくてもOKです。

①半分に折ったカッペリーニとほぐしたえのきを、カッペリーニの袋に表示された時間茹でて水気を切っておきます。
②斜めにスライスしたウインナー、下茹でして食べやすく切った菜の花、薄切りの玉ねぎ、ピーマン、ほぐしたしめじをバターで炒めます。
③②の玉ねぎがしんなりしてきたら、①を加えます。
④③にケチャップ、粉チーズ、タバスコを加えてよくからめながら炒めます。
⑤全体に味がなじんだら、こしょうを振ってできあがりです。

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