食べる僕に命の大切さを考えさせてくれる物語 ~もうじきたべられるぼく~
第7回未来屋えほん大賞を受賞し、話題となった絵本をいまさらながら読みました。
じいじとばあばが、孫のために買ってきてくれた絵本で、まずタイトルと表紙の絵のギャップに惹き付けられ読んでみることに。
切ない話ながら、子どものみならず、読み聞かせる僕にも大事なことを教えてくれる良書でした。
○ざっくりストーリー
牛として食べられる運命を受け入れた牛のぼく。
最後に行きたいところへと向かうも、思っていたことを実行できず逡巡する。
ぼくはどんな決断をし、どんな結末を迎えるのか。
悲しすぎる……
○感想
かわいいイラストと対称的に切実な内容でした。
当たり前になっていると、ついつい見落としてしまうことに気づけるきっかけをもらえた気がします。
僕は以前、牛のお肉を処理する食肉加工の会社に勤めていました。
屠畜場ではなかったものの、映画ロッキーでスタローンがサンドバッグにしていた肉の塊を部位ごとに捌くお仕事。
普段接する機会が多すぎると、感心が薄れてしまうもの。
命をいただいていることを再認識できました。
○まとめると
命をいただいていることを再認識できる作品。
その命をもらって生きている自分の命も大事にしないと。
普段楽しい絵本を読んでいる子どもたちにも衝撃を与えた物語でした。
読む前までは、絵本だからと高を括っていた部分もありましたが猛省してます。
大切なことを分かりやすく幼い子どもにも教えてくれる絵本の意義というものを学べました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おしまい。
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