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#怪異譚
『手負いの蛇』 〜 もののけがたりを振り返る其の三〜
「手負蛇」は、
これも江戸時代の書物である『絵本百物語』から題材を採りました。
もちろん水木先生の関わっておられた妖怪図鑑にも記述がありました。
原本には手負の蛇は執念深い、くらいのことしか書かれていないのですが、
時代劇好き故の妄想で色々とお話を膨らませ、とても気に入っている一本です。
私の書くおばけの話は、怪談というわりに怖くない、とはよく言われてましたが、これもまた然り。
最初は「お師匠
「手負蛇」は、
これも江戸時代の書物である『絵本百物語』から題材を採りました。
もちろん水木先生の関わっておられた妖怪図鑑にも記述がありました。
原本には手負の蛇は執念深い、くらいのことしか書かれていないのですが、
時代劇好き故の妄想で色々とお話を膨らませ、とても気に入っている一本です。
私の書くおばけの話は、怪談というわりに怖くない、とはよく言われてましたが、これもまた然り。
最初は「お師匠