余暇時間を制する!

日本の企業戦士たちは、残業100時間超え、帰宅はてっぺん回ってから。

つい何年か前まで僕もそんなことしてた。
日本の職場では高度経済成長期、業績は常に右肩上がり、家庭いる時間よりも働いている時間の方が長く、家族よりも会社組織に属している構図。

人口が増え続けるステージではそれで良かった。
量産化、技能、技術の熟練化は、同組織で働き続けるとこで、イノベーションというよりは、その先のアップグレードに貢献していたから。より良いものを生み出すという面で。

僕は今33歳。バブル景気最絶頂の頃に生まれたが、その後間も無く、いわゆるバブルが弾け、記憶にあるのは家計が苦しいということしかない。
1989年の世界時価総額ランキングでは、トップにNTTをはじめ、今で言うメガバンク等、日本企業がトップを占めていた。しかし現在は、アメリカや中国のIT企業がそこにいる。

この事実に対して、個人的にも、日本としても毎日恐怖でしかない。

企業におんぶするような働き方が良い、当たり前。人口が減り、国内消費がシュリンクしてる中でも、もう20年以上もそんな慣行を続けてきた。

ここへ来て、電通の過労死事件が明るみに出てから、国の施策として、働き方改革を掲げたが、今こうして考えてみるとずいぶん遅い。本質はそこではない。
インターネットが台頭したバブル経済期直後に、
国のトップの人たちもITリテラシーを身につけておくべきだった。

そんな過去のたらればの話をしていてもしょうがないので、せっかく国が旗を振ってくれてるので、僕らはどうやって生きれば良いのか考えよう。

働き方改革は、つまりはITによる仕事の生産性の向上による業務の効率化、人の幸福度のアップ。

大手企業もITリテラシーのないマネジメント層がいる組織は、とにかく効率を良くしなさい、遅くとと21時にはビルが強制的に閉まるから、早く帰りなさいと言う。
仕事の量が減ってないにも関わらず、君たち自分で考えて、とりあえず早く帰れよと。
そうすると、家に仕事を持ち帰って、結局総労働時間は変わらないという残念な結末に。

これはやばい。

近年ではディープラーニングという技術を基としてAIというものが毎日のようにメディアに登場する。
これまで人間の行ってきた考えなくともできる事務作業のような、the作業というものは、実は機械の方が得意。
またこれまでは、製品をひとつ作ることに対して、原材料費や人件費などそれなりのコストがかかっていたが、クラウドを活用することにより、サービスの複製が言わば限界費用0(電気代はかかるけど)でサービスの複製が可能にり、利用する側も費用が従来よりも少なく、業務効率化に大きくソフトウェアが使えることになる。

どこにいてもネットさえ繋がっていれば、
これをうまく利用、取り入れ、今までくだらない作業で時間を費やしていたものを機械にお願いして、僕たち人間の負担を減らしましょうよということ。

海外だととうの昔から当たり前だけど、仕事を18時ごろには切り上げて、家族との時間を楽しむ。
それに対して日本は、とりあえず時間を多く働くことにより、業績を上げて来た。
こんな将来が約束されていない時代にそんなことしたくない。だから心が病んでしまう。
つまりは海外では、ITによる仕事の効率化を考えざるを得なかったのだろう。

この流れは、かなり遅れてだが、今の日本でも早急に取り入れている。
そうすると、今度は僕ら人間の時間に余裕ができる。

さて、余った時間を何に使うだろうか。

ここからは僕の考察。
わざわざ苦しいことはやるとは思えないので、好きなこと、やってみたかったこと、新しいことなど、楽しむために時間を費やすことになるだろう。

じゃあ楽しいことって何よといった時に、
趣味もあるだろうし、スポーツってのもあるし、真面目な人は、より自分の能力に磨きをかけることだったり、社会貢献だったり考えれば無限とある。

この余暇時間を埋めることに勝機があるのではと思っている。
実はもうそんなサービス?はある。
まずはスポーツジム。人生100年時代と言われている中で、より健康的に生きるというwell-beingという考え方により、ただ運動しに行くだけではなく、ジムに行くことで人と人とのコミュニティが生まれ、そこに属しているという帰属意識が生まれる。
もう一つ例にあげると、オンラインサロン。聞いたことない人のためにざっくりと説明すると、
毎月ジムの様にお金を払って、自分のやりたいことをする。中にはお金を払ってまで働くという宗教染みたかんじのものもあるが、ここで彼らが求めているのは、やりがいと、同じ趣味や目標を持った仲間とつくられるコミュニティの帰属意識。

仕事が終わった後、ついつい行ってしまう所、やりたくなってしまうこと、今まで休日返上して働いていた時間をそれに当てる。

僕的には、好きなことと、特に帰属意識というものがこれからの社会人の方の生活において非常に有効になっていくと思う。
会社に属していた時間が単純に減るようなものだから、学校のクラブ活動のような、仲間が集まるところに属することで、好きな活動をすることが、より良い人生を過ごせるのでは。


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